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xiphioの備忘録【2025年までのアーカイブ版】

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2011年03月06日

_ [ski] アルプデュエズにスキーに来てます。(1日目)

毎年恒例にしております、アルプデュエズスキーです。以前からも書いていますが、海外スキーはあちらこちら行きましたが、この10年はずっとアルプデュエズに来ています。同じフランスでも、シャモニーやヴァルディゼールなんかと比べると田舎なんですが、ちょうど良くって気に入っています。

昔はリフトが動いている限りスキーをやっていた記憶が有りますが、さすがに最近は駄目です。特に昨年は天気も悪かった事もありましたが、丸1日スキーをやっていると、どうもスキーが辛いと思えるようになってしまいました。それでは何しに来ているのか分かりませんので、今年は純粋に旅行を楽しむ事としました。

まず、スキーの日にちの短縮です。昨年は6日でしたが、内2日を観光に当てる事にしました。観光と言えばワインしかりません(私の中では)。比較的近いローヌに行くことにしています。詳細は後日報告できると思います。

その他にスキーの日でも疲れてきたら早めに上がる様に心がけます。そしてその後の時間を楽しむ事にします。昨年もそんな感じだったのですが、不足に感じた物品を今年はちゃんと揃えて持ってゆきました。(その為に服を限界まで減らしました)

まず、インターネット接続にこのホテルで必要なものです。一応全館WiFi接続とか載っていますが、3Fの部屋では電波が弱すぎてかりに接続出来ても、通常使用はかなり難しいです(こういう所がフランスなんですが)。これは一昨年判明したので、昨年は外部アンテナ付のUSBのWIFI接続装置を持って行って、部屋でインターネットアクセスしていました。これを今年も携行です。

次は音楽です。わたくし、音楽のない余暇など考えられません。このホテル、一昨年リニューアルして新しいTVになったので、その外部入力でiPodなどからの音楽が楽しめると、昨年は接続のケーブルを持って行ったのですが、このTVのSPなんともひどい音なのです。聞いているといらいらしてきます。仕方がないので、今年は何とスピーカー持参です。

持ってゆくSPの選択には少し苦労しました。まずは音がそこそこ良くなければいけない事、そして日本から持ってゆくので軽いことが大切です。色々探した結果、候補としては、タイムドメイン・ライトとJBLのDUETⅡになりました。少し大きいですが、結局JBLにしまして、今持ってきて聞いています。音は想像以上に良いです。ただ、丁寧に服で巻いてスーツケースに入れてあったのに、片方根っこが折れていました。(ひどい取り扱いなんだなぁ)

旅行に、ホテルの部屋で聞くためのスピーカーを持参する人はまず居ないでしょうが、でも持ってきて正解でした。

本日は、雲一つない快晴。こういう日は何も考えずに頂上まで行く事にしています。上に行くと、名物コースのサレンがクローズになっています。恐らく雪不足の為でしょう。昨年末は大雪だったらしいですが、最近は雪が少ない様で、アルプデュエズもあちらこちら岩が出ています。雪自体は、この間行ったニセコがずっと良いです。

標高3330mのピック・ブランの頂上の、すぐ下のコースで暫く滑ります。良い天気で全く寒くもありません。ニセコは結構寒かったけどなぁ。

その後、急斜面のトンネルを楽勝で滑っておりて、その後近場をあちらこちら、、例によって休みなしで滑って3時前に上がりました。まぁ雪質どうのこうのより、やはりスキーは天気ですね。本日はずいぶん快適でした。

それから昼食の買い出しです。サンドイッチとサラダとシャンパンを買って帰り、遅い遅い昼食です。画像の説明

このところずっと、毎年滞在しているホテルは、この地区で一番のホテルです。私は別に上級なホテルが好きと言う訳ではないのですが、夕食に出てくる料理に不満があるので次第に良いホテルに移り、結局ここになっただけです。(ここだってあまり大した事はないけど)

もう5回以上は優に来ているので、流石に憶えてくれたらしく(まず日本人って来ないし)、夕食のテーブルが昨年からボックス席の方になりました。昨年までは、スープか前菜かのセレクションだったはずですが、今年からスープと前菜は付いてきて、その後のメインが選択になっています。魚か肉かの選択らしく、迷わず肉のラパンにしました。なかなか美味しかったです、シェフが優秀な人に変わったかな?。ワインは例年とあまり変わらず。毎年仕入れているのが多いらしく、基本的には若いのしかラインナップされませんねぇ。まぁこれしか無いか、と選んだのがニコラ・ロショニョールのヴォルネイの一級畑物ですが、飲んでいて昨年も飲んだような、、と思って確かめたらその通りでした。


2011年03月07日

_ [ski] アルプデュエズにスキーに来てます。(2日目)

今日も快晴。天気予報によれば、週末は崩れるものの、それまでは天候は良さそうです。朝、ローヌのガイドをお願いしてあるボルドーの加藤さんに電話して連絡、結局10日の朝はアルプデュエズのこのホテルまで迎えに来てくれる事になりました。非常にありがたいです。もし雪が積もっていたら、そこまでは頼めないですが、ヴィレッジの中でも道に雪は全くないですから。

今日は山の上の方には行かず、下の方を粗方制覇してみました。雪不足で閉まって居るコースも有りますが、概ね快適です。天気が良いので雪面がよく見えて、また、整地したのかひどいコブもなく、気持ちよく滑れました。昨年と比べると雲泥の気分の良さです。

本日も朝出てから、飲まず食わずトイレも行かずに滑りまして、3時前に上がりました。一人なんで、ゲレンデのレストランに食事に行くのも面倒なんですね。でまた昼食べると、夕食が結構辛いし、で、何年か前からこういうパターンになりました。

それにしても今日は月曜日のはずですが、結構人が多いです。フランスの休暇シーズンも先週くらいで終わったらしいのですが。最近日本のスキー場はどこも人が少ないですが、ここはいつも多いです。来ている人は時期によって違うみたいで、昨年はドイツ人が多かったのですが、今年はフランス人がほとんどです。日本と違うのは、スノボの比率が少なくなった気がします。今年はおよそ1割くらいでしょうか、この間行ったニセコは4割くらいだった気がします。

帰って昨日の残りのパンとシャンパンを少し食べて休息の後、ホテル地下のプールとサウナに行きます。画像の説明

事実上昼を抜いているので、夕食も美味しくいただけます。今日のメインはチキンでした。2皿目のサラダの所が、「何とかメロン・・云々」と有ったので、生ハムメロンぐらいかな、と思っていたら、本当にメロンだけでした。「こんなんでええんかい」とも思いましたが、まぁ腹に堪えず美味しかったので、良しとしましょう。メインもまずまず美味しかったです。写真がそのお皿ですが、乗っているのは全部メロンです。でもまぁ、今のところ昨年よりはずっと良い感じです。

ワインは昨晩の残りだけで済ませました。昨年までは、1日で1本くらいは飲んでいたのですが、今年から1本を2日で飲む配分にしました。


2011年03月08日

_ [ski] アルプデュエズにスキーに来てます。(3日目)

今日も快晴です。本日はオーリスの方に行く予定ですが、その前に天気が良いので、一応ピック・ブランの頂上まで行きます。それにしても、結構人が多いです。頂上に向かうゴンドラ待ちも暫くかかりますね。

サレンが閉まっているので、やはりトンネルで帰りますが、一昨日に比べて更にえぐれてきた感じです。私は昔と違って、一応どんなコースでも降りてこられるようになりましたが、初心者の人はどうやって帰るのでしょうか?。でもやはり結構疲れました。画像の説明

その後リフトでオーリス方面へ向かいます。町の方のゲレンデまで行こうとしたのですが、そちら方面のリフト乗り場に、そちら方面のゲレンデ良くない、との注意書きがあったので、行くのをあきらめました。メインの斜面を滑った後、山の裏の方に廻るコースをとって一度降ります。

サレンが開いていたら、サレンを降りてきた人と合流するのですが、ずっと閉まっていますのでコースには人が殆ど居ません。それでその先にレストランが有るのですが、何と人が一杯居ます。サレンが開いていたら分かるのですが、、大体こちらの人って、誰も来そうもない所でも、普通に人が集まっているので不思議です。

昨年までは、コースが上級者向けコブコブと初級者向けに分かれていたら、意地でもコブのコースに行っていたのですが、今年は楽しくスキーをする事を第一に、適当に楽をして降りています。でもそれにしても人が多いです。メインのゴンドラの直ぐ下のコースなんて、大昔の日本のスキー場みたいにウジャウジャ人が居てどうしようかと思ってしまいます。自爆はしょうがないですが、人とぶつかって怪我をするのだけは避けたいですから。

やはり3時前にあがって一服の後、買出しに行ってシャンパンとサンドイッチでごく軽い軽食。買出しに行って気がついてのですが、ショッピング街のロータリーの脇が広く囲われています。ここに新しくホテルが出来るみたいですね。それも4つ星ホテルです。いわはずっと定宿にしてるこのホテルのライバルになる訳です。今のホテル、以前は滞在は1週間以上しか駄目とかだったのですが、なんか今年はちょいと待遇が良いなと思ったら、そういう事情が有るのかもしれません。画像の説明

今日で3度目の夕食ですが、何か今年は例年に比べてずいぶん美味しいです。シェフは変わってますね。今日はスタートのスープが私好みのコンソメスープです、と言っても少し凝っていますね。次のエスカルゴのカスレがなかなか良かったです。カスレって結構田舎っぽい事が多いのですが、洗練されていて良かったです。メインは牛肉なのですが、どこの部位か分かりませんが火の通り方からしてボイルしたのかもしれません(焼き方聞いてこなかったし)。総じてなかなか見事です、ただやはり素材はそこそこ安物ですね、どうやってもその点は克服できません、、仕方ないですか。

ワインは明後日行く予定の、シャトーニュフ・ド・パプの赤にしました。時間が経つと開いてきてなかなか良いです。明日が楽しみです。


2011年03月09日

_ [ski] アルプデュエズにスキーに来てます。(4日目)

スキー最終日です。本日も快晴、この4日間雲一つない全くの快晴続きです。晴天続きで昼は暖かいのですが、夜はかなり寒くなるせいか、中くらい辺りのゲレンデは、結構アイスバーンになっていまして、ふらーっと斜面に入るといきなりアイスバーンでずるずる滑ってしまう事があり要注意です。画像の説明

上の方のコースは溶けないのでしょう、アイスバーンにはなっていません。下の方のゲレンデはジャリジャリです。

本日は板を預けないといけないので、早めにあがる事にした。2時過ぎに今年のスキーを終えて、綺麗に板を拭いた後、ベルジェのスポーツショップにチューンナップに出しに行きます。チューンナップは今年のような雪の状態には本当に必要で、昨年の整備のおかげで板が雪面をしっかり捕らえて滑ってゆくので、滑りやすかったです。まぁただ、昨年一緒に預けた買ったばかりのストックが変な古いストックに変わっていたのにはショックでしたが。一応クレームはつけたものの、最初から仕方ない、とあきらめでしたが、、今年また買ったストックにはちゃんと名前を書いておきました。

夕食のメインセレクションはずっと肉を取って居るのですが、最初がラパン、次がチキン、そして昨日が牛肉で、今日はポークでした。今日のスープはクラシックな魚のスープ、美味しいです。メインのポークもなかなかの物です。何度も書きますが、素材が超一流とは言えませんし、いつもとても軽めのソースなので、味は結構淡泊です。でも付け合わせが何かちょっと中華風の味付けで、とても美味しいです。


2011年03月10日

_ [wine] ローヌ地方のワイン畑見学(1)、エルミタージュ&シャトーニュフ・デュ・パプ

本日から2日間かけて、ローヌの有名な葡萄畑を見学に行きます。こういう畑巡りには、ヨーロッパでは車が不可欠です。かといって自分では運転出来ないし(右左が逆なので、私など絶対事故してしまう)土地勘も無いので、ガイドさんをお願いするのが一番です。一昨年ボルドーでガイドして戴いた加藤さんに、その時ちょっと訊いてみたところ、「行きますよ」との話だったので、本当に頼んでしまいました。ボルドーからリヨンやグルノーブルまでって遠いですよね、でも同行して戴いてとても助かりました。ワインの事を本当に良く知っている加藤さんがガイドしてくれるからこそ、このローヌ巡りが実現しました。(加藤さんの会社のHPはここです=>http://www.oenocom.com/、特にボルドーに行く時は、先に連絡して案内してもらう事をお薦めします。)

ボルドーでもそうだったのですが、私は第一にその畑とそのロケーションを見る(そして感じる事)に興味があり、生産者の蔵訪問にはあまり執着していません。私などは樽から試飲しても実のところ良く分からないし(過去の経験より)、またインポーターでも販売店でも無いので生産者と顔繋ぎする要も特に無いので、どうしても二の次になります。ただ、シャトー・グリエだけは訪問してみたかったので、加藤さんにコンタクトをお願いして有ったのですが、どうやらこの週は不在だそうで訪問は叶いませんでした。

朝8時にボルドー住まいの加藤さんが、遠路アルプ・デュエズの私のホテルまで迎えに来てくれました。加藤さんは前日グルノーブル付近に宿を取ったとの事。まずグルノーブルまで向かい、9時半にグルノーブル駅でヴァレリーと合流してからいよいよローヌ地方に出発です。ヴァレリーは明日の昼に用があるとかで、本日のみの同行です。画像の説明

まずはエルミタージュに向かいます。聞いたとおりの結構な斜面の山ですね。山の上に上がるために裏からの道を取りますが、裏側は全く葡萄が植わっていません。本当にローヌ川に面している方面の斜面だけに葡萄が植わっています。

頂上付近は、車は通行禁止になっているので、歩いて少し上がりエルミタージュの山の一番高いと思われる所に立ちます。非常に風光明媚、右の少々下方に庵のようなものがあり、おそらくそれが有名なシャペルなので、少し畑を縦断しそこまで行くことにしました。まわりはやはりジャブレのラ・シャペルの畑らしくちゃんと名前の入った碑が各畑の付近にあります。やはり非常に見晴らしが良く、ベンチまでちゃんと置いてくれています。すごく見晴らしが良いので、ここで暫く佇みました。写真では、丘の一番上の小屋がそのシャペルです。

山を降りてすぐ下の町にある、シャプティエのお店に行きました。セラー室に入ると、普段あまり売っているのを見かけない、エルミタージュの単一畑物がずらりと並んでいてそれは壮観です。高いですけどついつい買おうかとも思いますが、飛行機での機内持ち込みが出来なくなってからは持って帰る術がないです。加藤さんに後から送ってもらおうかとも思いましたが、送料入れると此処で買うこと自体がちょい疑問になってきましたので、私は買わないことにしました。それよりも今夜良いワインを飲むほうが上でしょう。

試飲を薦められたので幾つか試飲しまして、加藤さんが自宅用にワインを買って、その後近くのヴァロアと言う有名なチョコレート屋さんに行きました。此処でお土産を買ってから、エルミタージュの山の川向かいのレストランで昼食です。昔からの大きな宿屋のレストランで、地元の人も結構来ています。とても美味しかったです。

昼食後さらに南下、午後シャトーニュフ・デュ・パプの丘の上の居城の建物跡に到着しました。外壁が一部残るだけですが、街とその先のローヌ川を見下ろす非常に見晴らしの良い場所にあり、やはりとても気持ちが良い。その裏側は、一転なだらかに広がるワイン畑。シャトーニュフ・デュ・パプのAC自体が大きな台地になっている様です。居城跡裏付近の畑を、暫く見て回ります。なんか場所によって畑の様子がかなり違いますね。まず見た目からして土壌が違うし、葡萄の木の仕立て方も畑によって結構違っています。有名なアンリ・ボノーの畑はこの辺りと言う情報なのですが、どこだかは分かりませんでした。画像の説明

さて、いよいよラヤスに向かいます。シャトー・ラヤスですが、昨年から事前に加藤さんが何度も電話したものの、まず全く電話に出ないらしいです。綺麗なHPが有るのですが、載っている住所と電話番号は事務所らしく、ニュフ・デュ・パプの街内になっています。訪問が叶わないことは承知していますが(インポーターでも殆ど無理らしい)、「畑見に行きますネ」と連絡だけでもしておこうと思いましたが、E_MAILアドレスさえ載っていません。

パーカーのローヌの本を見ても、その地図には載っていません。たぶん訪問出来なかったからでしょう。唯一、ワインアトラスには大体の場所が載っていましたので、拡大して持参しました(でもこれは結構役に立ちました)。それだけでは心許ないので、シャトーニュフ・デュ・パプのワイン観光案内センターの様なところがあるので、加藤さんがそこで行き方を聞いてきてくれました。やはり地元で訊かないと駄目ですね。

なだらかに広がる葡萄畑を眺めながら、ラヤスに向かいます。居城跡からはそれほど遠くは有りません。細い道で一旦舗装が途切れた所、そこをすぐ左に曲がったところがシャトー・ラヤスです。「ここらじゃないかなぁ」と運転している加藤さんが言ったので、「親切に看板なんか出してないですよねぇ」と言った瞬間、「出てますよ」と加藤さんが"Chateau Rayas"と書いた小さな矢印看板を見つけてしまいました。「看板、出てんだぁ!」と。私ちょっと吃驚。画像の説明

事前にインターネットで、ラヤス訪問記事の写真で見た建物が見えてきまして、少々興奮してしまいました。裏側まで車を入れて、降りて畑を見てみます。ここの畑は本当に森の中と言うか木に囲まれていますね。ゆっくり畑を見ていると、静かで鳥のさえずりも聞こえてきて、本当にちょっと不思議な感じさえする畑ですね。カーヴの周りにはまだ幾つかの畑がありますが、それそれ環境が少しづつ違います。すべての畑がこの様に木で囲まれた様な環境では有りません。

ラヤスへの道を更に行くとボーカステルにも続いているので、ボーカステルの畑も見に行きます。実はボーカステルも、加藤さんが何度も電話してみたらしいですが、やはり電話には出なかったらしいです。ボーカステルは地図で見ると、シャトーニュフ・デュ・パプACのエリアの殆ど端にあたります。行ってみるとボーカステルの建物は広い葡萄畑の間中に有り、ボルドーのシャトーみたいに結構立派で大きいです。畑も広そうですね。畑自体は斜面に有るわけではなく割と平坦なのですが、翌日アヴィニョンからの帰りに、高速道路から「ボーカステルが見えますよ」って加藤さんに教えてもらって見たところ、畑自体が高台に有ることが良く分かりました。

帰りは再びラヤスの前を通ってから高速に乗り、アヴィニョンの町に行きホテルを取りました。ホテルは、ヴァレリーが明日早朝のTGVで帰るのでTGVの駅の近くに取りました。安いのだけど、キッチンそれと鍋やフライパンなどの調理用具が揃っています。最近この様なホテルが多いらしいです。画像の説明

暫し休息後、夕食はアヴィニョンの城壁内の、この街では一番良いとされるレストランに行きました。雰囲気も良いです。料理はトリュフのコースが有ったので、そこから二皿を頼みました。ワインですが、白は加藤さんの知り合いのドメーヌのコンドリューにしました。赤はここなら当然シャトーニュフ・デュ・パプですが、ボーカステルのオマージュ・ア・ジャック・ペランか、ラヤスか迷いましたが、結局ラヤスにしました。ペランは未だ一度も飲んだ事が無いのですが、思い入れとしてはこちらですから。ラヤスは3ヴィンテージほどオンリストされていましたが、一番古い1998にしました。値段は確か315ユーロくらい、高いけど、まぁ安いかなって所です。ちなみにペランは350ユーロだったと記憶しています。

ちなみに、「RAYAS」の発音なんですが、「ラヤ」「ラヤス」「レイアス」の3つくらい表記が有ると思うのですが、まずこちらの方は、フランス語では普段発音しないはずの最後のSを結構発音するらしいです。だから、ラヤはあまりないらしいです。アヴィニョンのソムリエ氏の発音を、良く聞いてみましたが、ラヤスとレイアスの真ん中みたいでした(強いて書けば「ラィヤス」)。まぁ我々は普通にラヤスで良いのではないでしょうか。

で飲んだラヤス1998なんですが、流石に超絶に素晴らしかったです。土地柄ラヤスをよく扱っているこの店のソムリエは、当然の様にいきなりデカンタしてしまいましたが、今飲むにはそれがベストなのでしょう。美味しかったです。帰ってから見ると98と言うのは非常に良いヴィンテージみたいですね。


2011年03月11日

_ [wine] ローヌ地方のワイン畑見学(2)、コンドリュー、シャトーグリエ&コート・ロティ

本日は、アヴィニョンから北上し、コンドリューからその中心たるシャトー・グリエ、そしてコート・ロティの2つの丘(山)などを見る予定です。少し余裕もあるので、夕食はリヨンの空港に近い所で、フランス最後でもあるし少々優雅に、とも思っていました。

その前に!、時差の関係で寝られないので、朝5時過ぎくらいから起きてTVを見ていたのですが、その内テロップに日本での地震の報道。そのままTVを見ている内に、日本で地震と津波の災害報道。津波が押し寄せるライブの報道映像に愕然!!。7時頃だったか加藤さんもTVを見たらしく、驚いて部屋にやってきた。そのうち、ヴァレリーからmail、TGVを待っている時にTVで地震と津波の報道を見たそうだ。

動転しながらも、朝ホテルを出発、本日はアヴィニョンからローヌ川沿いを北上、コンドリューとコートロティを見る予定。車の中で聞いているラジオも連続で日本の地震と津波の報道だ、新潟とか奈良とか震災地から遠い場所からの現地レポートがあって、「えーなんなの??」と思っていたが、今思えばその時は電話が通じなかったのだろう。

そんなこんなで北上を続けるが、途中で写真等で良く見たような大きな筒型の円筒から湯気が出ている、「え、これって原発?」って聞いたら、そうらしい。ローヌ河沿いには原発が結構あるそうだ。でもこんなに間近に見れるとは、、、いいんだろうか、画像の説明

昼前にコンドリューのエリアに入る。道の左側の山の斜面が葡萄畑だ、どこも結構急斜面。左の斜面の葡萄畑を眺めながらしばらくすると、シャトー・グリエ到着。

先にも書いた通り、ワインの畑とそのロケーションを見て感じることが目的で、その産地を訪問している訳で、特に作り手の訪問見学と言うのは最初から望んでいなかった。でも、可能ならシャトー・グリエだけは訪問したいな、とは思って居たので、ガイドの加藤さんに要望は伝えておいて、加藤さんも何度も電話してくれたのだけど、この週はパリに行っていて居ないとの事で断られたらしい。ちょっと残念だったけど、普通畑は自由に見て良いので、そうさせてもらう。

まずシャトーの前を通って、脇の山を登る。ここのかなり急な斜面にも葡萄が植わっている。山の上まで上がって少し戻ってきて、山の裏に抜ける前の道を少しだけ右にそれると、シャトー背面の上にでる。シャトー裏は更にかなり急な斜面でここも上まで葡萄畑だ。おそらくこの畑がシャトー・グリエのメインの畑なのだろう。上の方はそこそこだけど、下がるに従って非常に急な斜面となる。今回見たローヌの畑の中では一番「急な斜面」と言うより「ひどい斜面」だ。折角来たのだから、ヴィデオを撮りながら、上の方から畑の中に入ってどんどんおりてゆく、足下に気をつけないと本当に危ない。こんな所、当然機械の類は一切使えない、全て手作業でこの斜面、、手入れや収穫は大変だろうなぁ。シャトーの裏が間近に見える所まで降りていって、また帰るのだけど、かなり汗をかいてしまった。

でも返す返すも、このグリエのシャトーと畑、凄いところに有ります。正面から見るより、裏から見た方がよく分かります。やはり「中入ってみたいなぁ」と思いました。

グリエの畑の中を歩き回っていたので、すでに昼を過ぎています。昼食はすぐ近くの4つ星のホテルのレストランを、加藤さんが予約してくれました。すぐ目の前に緩やかなローヌ川、天気は快晴で気候も良く、とにかく非常に風光明媚。でも刻々と入る日本の情報に、その時は少し虚ろ。画像の説明

食事後、すぐ北にあるコート・ロティにはいり。有名な二つの丘(山)に登る。畑はやはり2つの並んだ山の、急な斜面全部がワイン畑です。すでにエルミタージュやシャトー・グリエを見てきたので、畑の感じは既に今まで見てきたアナロジーの範囲内でしょうか。ほぼ頂上まで道が付いていまして車でずっと回れるので、時折止まりながらも、ゆっくり見学してゆきます。山の上から見るローヌ河沿いの景色は、本当にのどかで良いです。

見ていると、すぐ下のアンピュイの街の中に、目立つ綺麗なシャトーが目に付きます。加藤さんに訊いたところ、それがシャトー・ダンピュイだそうです。ギガルが買うまでは畑も結構荒廃していたらしいですが、今はワインも十全ですね。あまりに立派なので、山を下りてからの帰り、シャトー・ダンピュイに行ってもらいました。当然、門が降りていて入れなかったのですが、山の上から見たとおりの見事な陣容の建物とそしてお庭。正直、ここも是非訪問してみたかったです。

さて、翌日はリヨンの空港から出発なので、予定ではこの後北上しリヨン近隣でホテルを取り、フランス最後となる夕食はリヨンのどっかで、、と思って居たのですが、加藤さんからの提案で、ちょこっとだけ車で走るけど、ブレス鶏の美味しい田舎のレストランが有る、との事でお任せすることにしました。画像の説明

まずは、リヨンの空港の近くにホテルを取って投宿、しばし一服した後、加藤さんの車で、ブレス鶏の産地に鶏を食べに行きます。殆ど高速を使いましたが、どの位だったでしょう、結構かかりました。私は車の中ではもう殆ど寝てました。加藤さんは昔から何度か行ったことが有るそうです。

高速を降りて暫く、その内周り何も無い農道をどんどん行くわけです。こーんな先にレストラン有るんかいなぁ、と思っても(フランスではよく有る話ですが)また暫く行って農家らしい建物の奥に入ると、いきなり電飾された一角があって、そこが目的の場所らしいです。うーん、ナビ無けりゃ、普通ぜったいたどり着けないと思う。
画像の説明

そこは、田舎の農家(ブレス鶏生産農家)が自宅を改造して、レストランと宿屋をやっているらしいです。あいにく本日の客は我々だけだった様だが、大変すばらしかったです。そこで頂いた地元産のロゼも結構美味しかったし、鶏ももちろん美味しかったし、それに給仕してくれた奥さんが本当に人が良い感じで良かったです。フランスってパリなんかの都会だと、私の様な言葉も解らない外国人は時々嫌な思いもするけれど、観光地でない田舎の方の人は良い人多いですよね。なんとここ、インターネットのHPがあります。http://auberge-du-grand-ronjon.fr/

食事後また高速を暫く走りホテルまで、私は寝てました。運転してくれた加藤さんご苦労様でした、でも良い所を紹介してくれて本当に有り難うございました。何ともはや、充実の2日間でした。(ちなみに、来年はサヴォアの予定です、、)


2011年03月15日

_ [wine] Chateauneuf du Pape Blanc 2000 (Chateau Rayas)

つい数日前見てきたばかりのシャトー・ラヤスの白のワイン、開けてみました。画像の説明

確かに美味しいです。今までに飲んだローヌの白では、一番良いかとは思いますが、、でも、何しろ高いです、このワインでも二万円超えてますので、その価値があるかと言われれば、どうかしら、と言わざるを得ないかも、、。

赤のラヤスはまた独特の世界があり、他に代え難いものがありますが、白はどうでしょうか?。生産量もかなり少ないはずですから珍しいワインには違いないですし、美味しい事にも違いないので、もう少し安ければまた買うかも、と言うところです。


2011年03月28日

_ [wine] Miani Merlot 1999

一昨日大阪のポンテヴェッキオで開けたワイン。ニーロンのシュバリエの後だったし、二杯しか飲めずに後はボトルごと持ち帰り、今晩飲んでします、、が、が、ですよ、いつも飲むごとに思うけど、このワイン、普通じゃないです(それに開けて2日経ってるし)。

以前、モード・ディ・ポンテヴェッキオで2000を飲んだ時に、ソムリエ氏との会話で思わず「このワイン、尋常じゃない」と口に出てしまったけれど、いつ飲んでもやはり同じ思い、このワイン、ムッチャクチャです。

メッチャ濃いワインとか、インパクトがすごく強いとかだったら、他にも有るでしょうが(実はあまり好きではないけど)、こんな風に、色々様々なテイストや香りが、後から後から噴出してくる様なワイン(それでいて重くはない)って、、、何度グラスを傾けても、「ムッチャクチャやなぁ」という感想しか出てきません。


2011年03月30日

_ [wine] Musigny 1991 (Dom. Comte Georges de Vogue)

むかぁしに買ったワインです(1995年入庫です)。1991で一応娘のヴィンテージなので買ったのですが、ここら辺りのその他のブルゴーニュはあらかた飲んでしまったので、ミュジニーもさすがにもうそろそろ開けても良いかと、本日開けてみました。画像の説明

で、これが、今まで飲んで記憶にある91のブルゴーニュからは全く連想出来ない、何とも見事な出来映えなのです。91と言えば数えてもう20年、なのにブルゴーニュとは信じられないほどの濃さです。色もしっかりしています。シンプルではない、しっかりとした土台と構成の有る濃さで、それは開栓後一時間近くたっても、全く変わりません。なんだかフッと、もう飲んだのは昨年になるのですが、香りを含めて2003のアルマン・ルソーを思い出しました。(あの暑くって濃かった03ですよ)

本日も例によって、一人で開けて飲んでいますが、ヴィンテージを考えると殆ど驚異としか思えません。その1年前の評判の良いヴィンテージ1990の、人を寄せつけないような峻厳なワインとは全く違いまして、素直に「素晴らしい美味しい」と思えるワインで、それは開栓時からずっと同じ基調で変化は殆ど有りません。(只今開栓後1.5hほど)

最近では無理ですが、私はヴォギュエのミュジニーを以前ずっと買っていまして、まぁ結構飲んでいます。記録によると1992も飲んでいる筈ですが本人の記憶に残っていないので、92は突出した出来とは思わなかったのでしょう(経路によるボトル差もあり得ます)。何故91がこんなのだか、正直理解不能です。開栓後2時間近くたっても陰りも見せず全く十全、ブラインドだったら、2003の特級ブルゴーニュです。(ちなみに、私のブラインドテイスティングは当たりません)