2010年01月01日
_ [wine] Moet et Chandon Cuvee Dom Perignon 1990
新年が明けました、2010年です。この間、世紀が変わったと思ったら、既に10年目に突入です。ほんとに早い。
今年はドンペリの90です。いやぁ、本当に美味しい。美味しいシャンパンは素直に幸福になれます。正直、友人とかの会にドンペリ90持って行っても誰も喜ばないのでしょうが、シャンパンの美味しさで言えば、こんな物があれば、それで充分かもと思ってしまう、、
この間、すでにちょっとひねた感じが、、とか書いたのは、今あっさり撤回させてください。リリース以来、定期的にずっとこの90を飲んでいますが、飲む度に今回が最高と思います。今、目の前の様なシャンパンを飲みながら、「セロスがなんぼのもんじゃい」と言いたい気がします。
実はそれには少々種もあり、私は怪しい物から開けるという、万人に推奨しかねる貧乏性癖がありまして、最初の方に飲んだのは正規インポーターと違う並行物でした。本日のはジャーディンの正規物です。購入は98年12月、地元の酒屋さんで購入、価格は当然9千円辺り。後でスーパーで売れ残りを買った時の物では有りません(こちらは並行輸入物だった)。はっきり言って、私はとにかく安い物が好きなので、安けりゃ結構平気で手を出すのですが、今日の豊かでリッチでありながらエレガントなシャンパンを飲みながら、「やっぱりかなぁ」とも思わないではいられません。
開栓後時間が経って更に見事にエレガントに思うのは、その香り故です。時間が経って、殆ど超上質な白ワインの香りに参ってしまいます。シャンパンでは普通、テイストや泡の感じであって、まず一番にかぐわしい香りに惹かれることはまれなのではないでしょうか。でもだからこそ、素晴らしいのでしょうね。加えて、使用のバカラのシャンパングラスも良いですねぇ、ちゃんと香りも立つようなグラマラスながらピッとしたフォルムをしています。(洗い上がりも実に美しい<=少々マニアック)
更に時間が経っても見事な物で、アフターとして、鼻腔に花の香りが長く残るのにため息をつくばかり。ここまで来るとシャンパンじゃないっすね。我々、あまりに有名な為、ドンペリを幾らか低く見がちだけど、やっぱり違いますねぇ、、
_ [wine] Nuits Saint Georges 1er cru Aux Thorey 2005 (Aurelian Verdet)
夜は一転して若いワインです。合田さんところ扱いで、とても話題になった(一部でかも知れませんが)オーレリアン・ヴェルデのワインです。前評判だけでついつい買ってしまったものの、どんなワインだか知りたくて、若いとは思いつつ開けてみました。買ったのは07年10月なので、それでも2年我慢した訳です。ヌーボー以外では、05のブルゴーニュ赤を開けるのは多分初めてです。
さすがに若いので色がとても綺麗です。ビオロジックの作り手らしいのですが、最初のテイストもそのイメージ通りです。あまり色々飲んでいないので、とても安直ですがやはりパカレさんのワインに似ていますでしょうか。チャーミングで有りながら自然な感じで、色は綺麗で結構濃いですが、もしかしたらアルコール度が少し低いのか、思いの外綺麗に軽く感じるテイストで、好ましく思えます。暖房を入れていない室温で飲んでいるので、ちょっと温度が低いからかも知れません(多分16度くらい)。
飲んでいて、複数本買って既に何度か飲んだことがあるルロアのシャルムシャンベルタン98(ネゴシアン物)を思い出します。当然あれほどの緊張感はなくて、その小さな弟と言うところですが、、。評判通りなかなか良いワインと思いますが、1万円以上の値付けだとやはり少々高いかな、って気はします。ちょいマニア受けしそうなワインですが、私は結構気に入りました。もう少し安いと良いですね。
新鮮で溌剌としていて、かつ綺麗でエレガンス、新年を祝うにはなかなか良いワインだったと、自薦自賞(造語ですね)してしまいます。
_ [audio] Classe CDT-1
正月に居るところのシステムは、GASのTHOEBEとSON OF AMPZILLAですが、年末の31日に通電してみたところ、プリアンプのTHOEBEの電源が入らないので焦りました。仕方がないので、31日夜にもかかわらず開けてみると、内部のヒューズが飛んでいました。何故か0.5Aのヒューズです。手元には一番小さいので2Aしか無かったので、危険を承知で交換しましたが、何とか大丈夫みたいです。
ここで使っているCDトランスポートは、クラッセのCDT−1です。年に数度しか使いませんが、これがとても音が良いです。話ではフィリップスのスイングアームメカを使っているらしいです。このCDメカは音が良いと以前から評判でしたが、日本製のリニアトラッキングの精密なメカが当然良いはず、と少々馬鹿にしていました。
でも、音を聞いてみるとこれが実際違うんですよねぇ、不思議ですね。このCDT−1、とても良いです。今、まだ生き残っているフィリップスのメカってあまり無いでしょうから、大切にしないといけないかも知れません。まぁ、ここ数年でCDプレーヤー自体が時代遅れになりそうな雰囲気ですけれど。
2010年01月02日
_ [wine] Eitelsbacher Karthauserhofberg Kronenberg Kabinett 1977
今日のこのワインこそ、平成22年正月にとセラーからあげてきたワインのハイライトです。77年のカビネット、33年過ぎた古酒でありますが、私がワインを買い始めた最初期に買ったワインです。購入は1982年以前です。ワインはドイツワインから入りましたが、そのドイツワインを色々飲んだり勉強したりしていた頃に買ったワインです。「アイテルスバッヒャー・カルトホイザーホーフベルグ・クローネンベルグ」と言う長い名前を、何度も暗唱して憶えたものです。
買ったけれど勿体なくて開けられず、そのうちフランスの赤ワインを飲み始めて、ついつい開ける機会を失い、結局帰郷の際、東京から持って帰りました。齢26歳、徳島に帰って来たとき、一緒に持ち帰ったワインは6本ほどだと思いますが、その中の1本です。
95年にセラーを作るまでの、買ってから14、5年は温度管理が無い状況での保管でした。従って、とっくに駄目になっているかも、と思いつつ手に取りましたが、意外と液面も下がっていませんし、色も大丈夫そうだったので少々奇跡を期待しました。キャップシールを取ると、コルクが少しディプレスしています(コルクがちょっと、持ち上がっている)。何度も日本の夏を越えていますので、仕方ないです。
色は照りのある綺麗な金色、一口目から感じる素敵な甘みと、そして何より生き生きとしたあのモーゼル=ザール=ルーバー特有の綺麗な酸。うわぁぁ、これ完璧な熟成じゃないですかぁ。痛んだ様な所は、テイストにも香りにも、全くありません。美味しいです、本当にワインに感謝です。
思えば、今までの人生の半分以上このワインを持っていたと言うことです。東京の下宿ではどう置いてあったのか記憶に有りませんが、徳島の実家では保管場所が無くて、風通しが良いので縁の下(土の上ですよ)に1年置いたり、ネズミの巣窟の蔵に置いたりと、このワインには本当苦労をかけました。でも今こんなに美しく美味しいのです。
飲みながら、下宿でドイツワインを飲んで居た頃のこと、友人を誘って銀座のワインケラーさわに行ったこと、いつだったかそこで、さわさんと飲んでいた古賀先生を拝見した事(当時古賀先生のドイツワインの本を読んでいたので)、先生が亡くなられる少し前に、そのことをお話したら懐かしそうにされていた事、、いろんな事を思い出しますね。
ワインって、だから素敵なんですよね、、ワイン好きになって良かったと思います。
2010年01月03日
_ [wine] St. Nesbit 1990
なんと言ってもお正月です、思い入れのあるワインを飲む良い機会でもあります。その3日目はこのサン・ネスビットです。ニュージーランドはオクーランドのこのワインを飲んだことがある人、居ますでしょうか?。
これは以前NZの酒屋さんに探してもらって買ったワインです(購入は99年)。生産量はわずか500ケースと、裏ラベルに記載が有ります。90年代最初の頃に、畑の被害で葡萄を全部植え替えて、その為ずっと生産を止めていた筈です。先ほど調べてみましたら、2000年頃から再開したらしいですね。
その以前の畑のワインです。既に何本か飲みましたが、私の超好みのワインと言えます。
1990なので、まぁ20年、ボルドー有名所なら、そろそろ飲み頃かなって所ですが、このワイン(私の経験上ですが)普通に飲むと、66か70辺りの良くできたボルドーのテイストです。何でこんなに熟成感があるのか不思議ですが、買ったときからこんな感じでした。
しごく真っ当な良く熟成したカベルネ・ドミナントのワインで、普通にはボルドーワインとしか思えません、それも古酒の部類ですね。考えれば、私はそう言ったワインが大変好きなので、このサン・ネスビットはいわばストライクど真ん中だといえますか、、。
暫く前の話ですが、このワインを友人達とのワイン会でブラインドで出した事が有ります。出てきたグラスのワインを一口飲んで、誰もこの素晴らしいワインがNZのワインとは思うまい、と内心嬉しくて仕方なかったのですが、皆さん、飲んでも、後で種明かししても、意外なほど反応が無かったのにがっかりした事があります。今思えば、やっぱし、喜んでいたのは私だけだったかも、、
何故か、NZのワインって、私の好みなのがとても多いです。
_ [music] NHKニューイヤーオペラコンサート
今やっていますが、どうでしょう、後半しか聴いていませんが、まず歌よりも、何なんでしょうね、このガイドの文句(せりふ)。
「くさい!、思いっきりくさい!!」、私的には、「やめてよぉ」なんだけど、まぁNHKだし、当然入門者向けの面があるので、実はそれはOKなんだと思う。でも、そのわりには選曲の一部がマニアックっぽかったりするのは、ドーナンダ?。誰が構成したのかとNHKの番組サイトを見てみたけど不明。(知ってる人だったら、スッゴークまずいかも、、)
昔、私が見始めた頃のNHKのニューイヤーコンサートって、当時の日本の限界を知るようなボアーな歌唱が続き、正直ゲンナリしながら見終わったものです。でも今は違いますよね。声楽女性陣は随分前から完全に国際一線級の水準に達していますし、全くもって女性上位だったこの声楽部門でも男性陣、最近とても良くなりましたよね。
その、今や秀逸な日本声楽陣をバックにしながらも、(とても好意的に言えば)大変考えられたストーリーでもあるのだけど、他方やたら作為的な構成のお陰で、新年の盛り上がりには欠けたのでないかと、思ってしまいます。(すいません、ごく個人的な意見です)どっかのオペラの演出では有りませんが、お披露目公演っぽくても良いですから、「フツー」に有名な実力のある人が、「フツー」に得意な曲を歌ってくれたら、それでとても良かったのになぁ、と思っていまいます。
2010年01月14日
_ [computer] "Security Tool"にやられてしまいました。
動作を遅くするセキュリティソフト(常駐)は嫌いなので、入れてません。何より裏で何やっているのか分からない、そう言うソフトはキライなんですね。でも、知らないファイルは絶対開かないし、充分注意しているつもりだったのに、、、
いきなり"Security Tool"なるウィンドウは開いて活動し始めました。すぐプロセスを見て削除、オンラインスキャナを色々試して、引っかかったファイルを消して、それ以降"Security Tool"も出てこないしもう大丈夫かなと思ったのでした。
ただ、一つだけ、どーしても消せない変なファイルがありました。消せないファイルを消す方法を検索し、どれも試してみましたが、駄目でした。ファイル名も検索しても引っかからないので、単にファイルシステムが壊れたのかな?、と思いchkdskしようとしてリブートすると、ブート途中でブルースクリーンが一瞬出て、リブートを繰り返す様になりました。リブート後はセーフモードへの画面がでますが、何とセーフモードを選択しても、ハングして立ち上がらない!!。何度リブートを繰り返しても、どのセーフモードを選択しても駄目です。
まずい、OSを壊してしまった、と思いました。大切なデータだけは確かNASにバックアップしてあるし、Windowsなんて(あまりに複雑なので)定期的にインストールし直しするべきだと思っているので、今までならデータを諦めて、即インストールし直しなんですが、「ちょっと待て、バックアップも最新ではないし、データだけでも何とかならないか」と考え、Linuxを立ち上げてみましたがHDDが読めません、そう言えばRAIDの構成にしてあったのでした。
まぁ、昼間は他の仕事もあるし、夜になってからインストールし直ししようかと、とりあえず仕切り直し。夜になって、諦めきれず何度か、立ち上げ=>リブート=>セーフモード選択=>ハングしてリセット、を繰り返して居て、もう駄目かと思っていた所、何故か初めてセーフモードで立ち上がりました。こういう事も有るのか、と思いつつ、急いで保管出来るデータを全てUSB_HDDに移しました。
以後は何故か、一度セーフモードで立ち上げると次は通常起動出来るようになりました。でもその次はまた途中でリセットがかかります。「いよいよインストールし直し」と思い、RAIDドライバFDDも用意して、インストールCDより立ち上げインストール手順を進みますと、Windowsの修復、と言う選択肢が出てきます。以前は何も考えず、クリーンインストールしていたのですが、「一度これを試しても罰は当たるまい」と、そちらを初めて選んでみました。
所が、XPがあらかたインストールされ、最後にリブートした後に、黒いバックで「暫くおまち下さい」のロゴが出たまま、また先に進まなくなりました。何かやっているのかも、と思い、5時間ほど待ちましたが、変わりなし。やむなくリセットを押してリブートすると、今度はキチンと立ち上がりました。そのリブート時にもリセットはかからないし、どうやらインストールはOKの様なので、喜んでいたのですが、環境を整えていたら、いきなり"Security Tool"が!!、こいつ、生きとったんかい!!
今度は、タスクマネージャもターミナルも、他のソフトはすぐプロセスを切られて仕舞い何も出来ません。仕方ないので、もう一度Windowsの修復をやってみました。同じく、最後に「暫くおまち下さい」のロゴが出たままハングしますが、リセットしますと前回同様に立ち上がります。でも、今度は立ち上がっていきなり"Security Tool"が活動します。
どうやら、自分の知識の範囲ではだめだと理解、すぐインターネットで調べると、どうやら、今までの不調はこのマルウェアのせいで有る可能性大みたいです。インターネットで検索すると、マルウエア削除の専用ソフトが有るらしいです。
普通では、他のプロセスはすぐ終了させられるので、起動出来ませんが、幸いにしてセーフモードではOKだったので、セーフモードにてダウンロードして実行。これで、症状は出なくなりました。でも安心出来ません。一番最初に見つけた、消せないファイルは依然消せません。「リブート時に削除する」と削除ソフトでアナウンスされていても、消せていませんでした。
実は、Windowsの修復と言うOSの上書きインストールしを何度もやった時、インストール時の選択に途中で、回復コンソール、と言うのがあります。仕方ないので、またまたインストールCDでブートし、回復コンソールにして、削除を試みると、やっと消せました。
こういうマルウェアは、各ウィルススキャナでは引っかからない事が結構あるという事が良く分かりました。結構有名なオンラインスキャナやスパイウェアなんかの検出ソフトでも何も引っかかりませんでした。それで、最初消せたと思っていたのですが、実は生きていたのです。まぁ、色々な検出ソフトをまめに走らせるしか無いですね。
でも、時間はかかりましたが、復帰して良かったです。上書きですがOSをインストールし直したので、SP2の状態からパッチを当てるのに時間もかかりましたが、以前本体を無理矢理消してしまって、以後バージョンが古いからと、新規インストールも出来ずにいたWindowMediaPlayerも回復しましたし、、
2010年01月15日
_ [misc] 祝!、「はやぶさ」帰還予定
マルウエア被害と、その対策で数日パソコンにかかりっきり。色々記したい事はあるけれど、まずは先ほど聞いた、この話題、探査機「はやぶさ」帰還確実の知らせ。
彗星接近時から、聞こえてくるのはトラブルばかり。「まず、帰って来れないなぁ、これ」と正直思っていたものでした。それが、帰還確実の報です。関係諸氏の、信じがたい努力と、超絶的な「職人技」の賜物だと驚き賞賛せざるをえません。(ヴォエジャーの頃より、キモは熟達した職人技、と聞いております)
願わくば、なにがしの「結果」を持ち帰る事ですが、そうでなくても、日本の技術の高さを知る事が出来嬉しく思います。
_ [wine] Echezeaux 2002 (Jean-Marc Millot)
ジャン=マルク・ミヨのエシェゾーです。表記は"Millot"なので、「ミロ」が普通だと思うのですが、知る以前から皆さん「ミヨ」って言っていましたし、私もそう憶えました。実際の発音がミヨに近いのか、インポーターの資料でそう言う表記にしているのかだと思うのですが、実際には不明です。
以前、知り合いのレストランで、「とてもお薦め」という事で、ここのブルゴーニュ・ルージュ(確か同じ02)を飲ませて頂いて、気に入ったのが最初です。その後05を買ったのですが、ふと見ると02のエシェゾーを買って居たのでした(ネットショップ上の情報で、お薦めという事で買っていたみたいです、しかし、忘れていたとは、、)。
味覚や嗅覚の感覚は個人差が大変多いと思いますが、ワインなどに関しては、私は割と香りを重視する方ではないかと思います。常々、香り7割味3割と思っています。この間読んだ「ワインの科学」と言う本に、ある種の味に対して、感じ方によって、明確にグループ分けが出来る由、書いていりました。さだめし、私は、何も感じない方では、と思いながら読んだものです。
その最初に飲ませてもらった時のミヨの単なるブルゴーニュでも、香りに筋と品があって、結構楽しめたので、後日早速インターネットで調べると、何処のショップのインフォでも、何か「香りの魔術師」とか言う謳い文句が付いている。多分インポーターの解説にそう有るんでしょうね。事実香りが一番の特徴で、インパクトのある表現でもあるのだけど、「**の魔術師」と言う表現はやはりあまり品がよろしくないなぁ、、
今回はエシェゾー02、うる覚えのブルゴーニュルージュの線上に有りながらきっちり上等です。開けた時から、香りはとても魅力的です。複雑さもありまして、充分楽しめます。とても良いワインです。ただテイストに凝縮した所が無いせいでしょうか、この度の私みたいに1本を一人で飲んでいますと、半分ぐらい飲んだ所で、テイストがちょっと単調なのか少し飽きてきますね。
かと言え、普通に飲むにはおいしいワインで、価格も1万円弱と(昨今の情勢の中では)不用意に高くないし、良いと思います。まだありますし、05も買っていますが、熟成のポテンシャルに関しては、正直何とも言えません。
2010年01月22日
_ [wine] Stag's Leap Wine Cellars Cask 23 1991
1991と言う年は長女が生まれた年なのですが、ボルドーもブルゴーニュも駄目、と言う事で、カルフォルニアワインを結構沢山買いました。カルフォルニアワインのブレイクスルーは90です。ただ、実質は91とも言えますね。91のCAは本当に評価の高い年でして、91とその後の94を迎えて、真にCAワインの繁栄期となると思います。
しかしながら、いくら高評価の91と言えども、ボルドーではありませんから、既にとっくに飲み頃になっています。少し飲み始めた段階で、私でも、「子供の為に将来に、」とか言う思いは霧散し、今で充分美味しくまたボルドーの様な熟成の芽もあまり無いので、「早めに飲むのが良」と言う判断になっています。
保存場所の関係もありまして(取り出し難い場所だった)、このCASK23の91は初めて飲みます。91のこのワインは高評価で高価でして、90のボルドー1級ワイン(こちらは当時とても安かった)よりも高かったですから、たいした物です。(良くそんなの買ったなぁ)
このワインは、最初の印象から、謂わば、とてもボルドーっぽいワインです。そしてとても洗練されています。非常にフォルムとバランスが良くて、美味しいですし、(どうもクリアな表現ではありませんが)高級ワインの雰囲気がします。また言い換えれば、とってもボルドーっぽいカルフォルニアワイン、若しくはカルフォルニアっぽい上級のボルドーワイン、と言うワインです。どこでも有りそうだけど、実はあまり無いワインでして、これがSLVのCASK23かと、今理解する次第です。(CASK23は初めて飲みます)
2010年01月24日
_ [audio] 購入スピーカーの専用ネットワーク製作
昨年、インターネットのオークションで、ネットワーク無しのスピーカーを買ってしまいました。比較的コンパクトなちょっとピラミッド型に似ている、ブックシェルフなのですが、ネットワーク部分がSPと同じ仕上げの結構立派な別筐体にになっています。
元々は、このボックスの内部にネットーワーク回路を組み込んでネットワーク筐体とし、スピーカー部分とセットで高級小型SPとして販売する予定だったらしいですが、何かの理由で計画は頓挫、ネットワーク基盤の無いシステムが残ったみたいです。今回は、オリジナルのネットワーク回路図を付けての販売で、この回路図を元にネットワークさえ自作すれば、元の計画通りの性能のSPになる由。
なんだか、アンサンブルのSPに形が似ていて、良さそうなので買ってしまいました。チャンネルデバイダを入れてマルチアンプでやっている人はそのまま鳴らせそうですが、私の所には無いので、とにかくネットワークを作らないと、試聴さえ出来ません。かといって、私はアンプは作った事があるものの、スピーカーは作った事が有りません(基本的には不器用なので)。ネットワークも作った事は無く、木の板に組んであるのを見た事がありますし、プリント基盤に組むのも有るみたいですが、とにかく製作の「作法」をよく知りません。それよりまず、地元では、ネットワーク用の部品自体全く手に入らないので、暫くペンディング。
少しして、東京に出た機会に、秋葉原でスピーカー自作では一番品が揃っていると思っていた、コイズミ無線に寄ってみました(場所が変わっていました)。ネットワーク製作は初めてなので、ここは素直に店員さんに相談しながら、部品を調達しました。この専用ネットワーク回路は、(多分)結構凝った回路で部品も多く、RとL、部品代だけで3万円以上しました。
組み方ですが、聞いた所「絶縁ができれば何でも良い」との事でしたが、ネットワークボックスがかなり大きい事から、板の上に余裕を持ちながら組む事にしました(基本的に、各インダクタ(コイル)は離しておくべきでしょうし)。板の上に組むにはラグ板みたいなターミナルが必要ですが、こういう物って、他に必要なスペーサーとかの小物と同じで、通販じゃなかなか探しづらいですね。この様なこまごまとした物は、実際の店頭に行ってゴソゴソ探す物なのですが、そう言う事が出来ないのが地方在住の最大の悩みです。
結局、その後大阪に出る機会が有りまして、日本橋に行って調達してきました(うーん、デジットは日本一魅力的な店だなぁ)。後の、板とかネジのDIY関係品物は地元調達でOK。結局、板は9mmのMDF、この上にターミナルを立てて回路組み立て、結構大きなボックスを充分活用する事にしました。各部品の大きさから部品配置のレイアウトを考えて、穴を開けてターミナル等々を付けて、各パーツを半田付けして、バインドで縛る。まぁまぁ、結構な手間と時間がかかりました。
で、組み立ての最後の配線を考えた時に、ネットワークボックスのSPターミナルからの配線が、ラグ板が付いていないので出来ないと判明。直接ターミナルにハンダ付けする訳にも行かず、再び部品調達。流石に年末年始なので、出かける機会もなく、無理やり通販。普通SPターミナルに付属している様な金メッキのラグなど売っている訳もなく、一般の電工用で妥協。配線材を2mm経にしたので、Y型ラグも注文し直し。共に送料の方が高い。
正月明けに部品は揃ったけど、今度は暇が無くて作業は昨日までお預けでした。昨日配線材製作。私は圧着をあまり信用していないので、その後に必ずハンダ付け。本日AMに初めて音だし、配線は何度もチェックしてましたので一発で問題なく音が出ました、よかったぁぁ!。
そのネットワークボックスの製作、最後の組み上げは3mm穴の六角木ねじ。手で締めるのはまず無理で、ドリルビットでも六角3mmのビットはさすがに手元には無く、昼に大きなDIY店までまたまた買いに走る。午後、やっと組上がり。丁度良いスタンドが無くて、音は本来の物でないだろうけど、結構好みの音色に満足。時間かかったなぁ、、
_ [wine] Brunello di Montalcino 1990 (Conti Costanti)
最初から価格の話で何なんですが、このワインを買った頃はワインが凄く安くて(当時はそう思わなかったけど)、今になって思うとそれはもう天国みたいなもんです。この著名なカンティーナ(作り手)のブルネッロも5千円チョイです(それも90はとても良い年です)。
開けた最初の30分くらいは、当初有ったであろう果実実はちょっと落ちて、まずこんな物かなって感じでしたが、時間が経つととても良いです。まず(当然ですが)ボルドーともブルゴーニュとも、カルフォルニアとも違うテイスト、酸が特徴で、かつそれが特徴になっている、サンジョベーゼ(ブルネッロ)の魅力全開。とにかく不用意に重くないので(酸が特徴だから)、飲食全体がとてもすすみます。食中酒としても最良でしょう。
とても綺麗な素敵なワイン。若い時分は濃厚で美味しかったでしょうし、これ以降充分熟成すると酸味さえ落ちてブルゴーニュの様になるのですが、どちらも魅力的ですが、そのちょうど中間辺りですね。
ブルネッロとして、とても良い作りで素直に美味しいです。ここは以前訪問した事が有りまして、思い入れも有ります。葡萄は、多分ブルネッロ100%近く、メルロのニュアンスはこのヴィンテージではあまり感じません。久しぶりのトスカナの見事な美味しいワインです。