2010年02月02日
_ [computer] ファイル同期ソフト、Allway Sync
私の所では、NASが三台も常時起動しているのですが(ネットワークサーバーが好きなので、気になる機種が出る毎に買っていたら、結局こうなった。それでも玄箱の各種3台は既に外してある。)、使い道はデータの保管とバックアップ位です。因みにその3台は、IOデータのLANDISK、バッファローのLinkStation、コレガのNSC2100GTです。
三機種とも、HDD2台内蔵でRAID対応と、見た目のスペックはよく似ていますが、使ってみると全然違うんですね。LANDISKはファンが無くアクセスが無いとHDDも停止します。使うのは私一人なので、使用時以外は殆ど停止しているので静かで良いのですが、FTPが使えないのが大きな欠点です。LinikStationは通電時はずっと作動していますが、専用ソフトを組み込めばWindowsマシンと起動停止の同期が出来ます。コレガのNASもIOデータのと同じく、アクセスが無いとHDDが止まるのであまり使わない私には良いのですが、アクセスに必ず認証が必要となるのが面倒です。三機種三様と言う所ですね(それで結局三台とも使っている)。
NASにデータを移す場合、やはりバックアップとしての、ファイル同期ソフトがあると便利なので、フリーなのを幾つか試してみました。その中で、"Allway Sync"が良かったので、この間から少し使っていた所、いきなり、使用量が多いのでPro版を購入しないと駄目、と警告が出るようになりました。完全にフリーだと思ったのですが、制限があったとは、、
確かにこのソフト、製品版として充分なクオリティを持っていますし、今更他のソフトに変えるのも面倒だし、価格もおよそ$20と安いので、良いソフトはやはりキチンと買うべき、と思い、Proライセンスを購入しました。まぁでも、導入のさせ方といい、価格設定といい($50なら多分買わない)、なかなか商売上手いと思います。フリーの同期ソフトは沢山あって、普通は無理にお金を使わなくても良いのですが、この完成度をみるとこの位ならいいか、と思ってしまいます。
ポータブル版の方を使っていたのですが、間違えて普通のソフトの方のライセンスを購入してしまい、最初アクティベイト出来ないので、少し悩みました(3種類有るので、購入時は気をつけましょう)。ポータブル版が良いとは思うのですが、買ってしまったものは仕方ないので、普通のPCインストール版の方をインストールして使っています。
それから、先日Firefoxを3.6にヴァージョンアップした時あたりから、細かい所でトラブルが結構有りまして、最初はネット上の具合か操作ミスかな、と思って居たのですが、やはりブラウザが原因と判明しました。IEかChromeでも使っていようかなと思ったのですが、やはりちょっと違和感が有るので、旧バージョン(3.5.7)をインストールしました。こちらだと大丈夫みたいです。
2010年02月05日
_ [music] 地方音楽批評:戸田弥生、ヴァイオリン・リサイタル(平成22年2月3日、徳島)
昔の労音、徳島では「市民コンサート」の演奏会です。戸田さんは何度か徳島に来て頂いています。何時もとても良い演奏会だった印象が有りますが、今回は特別に印象的な演奏会でした。
まず、プログラムが大変意欲的です。
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
シューベルト:幻想曲 D.934
シューベルト:ロンド D.895
ショスタコーヴィッチ:ヴァイオリンソナタ Op.134
この市民コンサートの演奏会は、親しみやすいプログラムが並ぶ事が多いのですが、今回は、なかなかのプログラムです。演奏会中に戸田さんがお話されていましたが、当日のピアノ伴奏をされていた作曲家の林達也さんの意向がかなり反映されたものらしいです。
「亜麻色の髪の乙女」は単なる導入サービスでしょうが、あとは結構内容の濃い曲が並んでいますね。シューベルトのロンドは知っているかと思いましたが、実際聞いてみると、初めて聞く曲の様に思いました。ファンタジーも充実したとても良い演奏でした。何よりとにかく、ヴァイオリンの音が大変美しい。曲間にプログラムを良く読んでみると、使用楽器は上野製薬貸与のピエトロ・ガルネリらしいです。どーりで!!。
演奏会プログラムの白眉はショスタコーヴィッチです。実は、私にはあまり馴染みが無い曲でしたが、非常に感銘を受けました。前半のシューベルトの様に美しさに身を任せられる感じとは違い、とても緊張させられる曲と、そしてピンと張った演奏で、2楽章あたりから、胸をドキドキしながら曲を聴いていました。これはキチンと曲と対峙するとなると、かなりな緊張感と精神力が必要な曲で、寝るなんてとんでもない、目さえ閉じて聴く事が出来ない曲想と、その演奏でした。
正直言って、人にこんなに緊張感をもたらす曲を聴いて、幸せかどうか疑問だと思うのですが(だから、ショスタコって、何度もブームになりそうで、結局ブレイクしないんですねぇ、抜群に天才的な作曲家なんですけど)、素晴らしい演奏だったと思います。ホントに、息をするのが苦しいくらい、ドキドキしながら聴いていましたから。素晴らしいヴァイオリンの戸田さんと、林さんに感謝致します。
しかし!、しかぁぁし!!、、その入魂の演奏後の拍手は、パラ、パラ、、とても、嗚呼とても寂しい、、つまり曲を充分理解出来なかった人が多かった様ですけれど、今更ですが、それはもう仕方ないと思います。以前なら批判も、地方故の自虐批評もしたでしょうけど、今では普通のクラッシック音楽ファン層でしたら仕方ない反応だと思っています。
演奏側も、東京での高級な音楽愛好家が巣寄る演奏会とは違う事は、それは良く分かっている筈でしょう。しかしあえて、こういうプログラムの演奏をして頂いた事に関して、本当に感謝しています。申し訳ないと思うほどの少ない聴衆や、その反応などに懲りずに、また是非徳島に来て頂ければ、私、本当に嬉しく思います。有り難うございました。
2010年02月15日
_ [ski] ブーツ新調と、久しぶりの大山
今シーズンから、スキーのブーツを新調致しました。長らく使ってきたライケル(既にメーカー名が無くなってしまいましたね)のF−oneも気に入っていたのですが、ミエ張って最上位のモデルを買ったせいか、この所、滑り初めの数時間、毎回足のふくらはぎ辺りが酷く痛むのです。別に強く締め付けている感じはなく、ブーツのせいでは無いとも思っていたのですが、もう10年くらいは使っているので、そろそろブーツも変え時かな、と思い今年はブーツを新しくする事にしました。
昨シーズンの終わりに、知り合いにブーツのお薦めを訊いてみると、イタリアのガルモントを教えて貰いました。知らないメーカーなので、昨年夏過ぎにスキー雑誌が書店に並ぶのを待って、立ち読みしてみましたら、日本にはごく最近入るようになったみたいですね(もしかしたら今シーズンから?)。山登りの靴では有名らしいです。同雑誌には、ガルモントのブーツの試用レポートも載っていまして、なかなか良い評価でした。
地元のスポーツ店で扱っている訳はなく、かといって試着もしないでブーツをインターネットで買うのは無茶なので、10月まで東京に出る機会を待って、神田の取扱店に買いに行きましたが、考えていたG1 130モデルは私のサイズは既に完売!、サイズ確認の為に、販売済みのを試しに履かせて貰いましたが良い感じでした。上位の競技用のモデルG1 150は有ったのですが、こちらはちょっとタイトなので(私の足は、幅広甲高)諦めました。後日、日本向けのモデルが11月に入荷するとの事でしたので、そちらを予約して帰りました。
ガルモントのブーツ、G2 110は昨年末に届きました。今シーズンは、3月下旬にいつものアルプデュエズに行く予定なのですが、それまでのスキーの予定はなく、いきなり海外で新しいブーツ、ってのも不安なので、足馴らしを兼ねて、2月に一度スキーに行く事にしました。例によって一人でのスキーツアー参加です。
仕事の関係もあり、13、14の週末しか無く、野沢行きのスキーツアーの予約を入れたのですが、人が集まらず催行中止。急いで他のツアーを探したのですが、私一人での参加なので、殆ど無く、やっと大山行きのツアーを見つけました。
大昔、本四連絡橋が無い時代は、四国からのスキーツアーと言えば、大山しか無かったので、当時何度も行きましたが、もう最近では信州方面が近いので大山には長らく行っていません。国立公園内と言う事もあるのでしょう、施設が古く、ゲレンデ間の連絡も悪く、奥のゲレンデに行くのも帰るのも、長々と連絡通路を歩いて往き来しないといけないので、それにとても疲れた記憶がありました。あれからかなり経っているので、もしかしたら改善されているかも、と思いましたが、あまり変わっていなかったですね。行きは少し楽になっていましたが、帰りはやはり長々と歩くか漕がないといけないので、スキー履いている者にはうんざりします。
今回のツアーは、早朝の出発で大山には10時過ぎ着です。夜行で行ってもあまり寝られないですよね、もう50ですし疲れます。深夜発の夜行で行っても、着いてから駐車場で車中で仮眠です。それを考えるとたとえ4時半起床でも、早朝出発が遙かに楽です。帰りは翌日の午後5時発なので、殆どまる2日滑れます。
週半ばまでは雪が少なかったらしいですが、私が行った先週末は新雪が積もっていてコンディションは上々。この所の国内スキー場の常で、人は多くなくリフト待ちもごく僅か。初日はこぶも殆どなく、かっ飛ばすばかりでした。ブーツの感じはまずまず良い感じなのですが、日本人特有の甲高のせいか、右足の甲の上辺りが当たる感じで痛くなり困りましたが、ずっと痛い訳では有りませんでした。慣れると無くなるでしょう。昨年まで悩まされていたふくらはぎの痛みは全くありません。やはりブーツの差は大きいです。
その代わりと言うか、今回は滑った翌日の足や太ももの筋肉痛が結構酷いです。以前は殆ど無かったのですが、、これもブーツを変えたせいでしょうか?。海外にスキーに行く前に、足慣らししておいて良かったです。
_ [wine] スキー場でワイン Puligny Montrachet Les Domoselles 1999 (Colin-Deleger)
昔と違って、朝から夕方まで一日中滑ってられないので、チャンスが有ればワインを持参して、ちょっと長いランチをとるのを楽しみにしています。こんな機会でもない限り、昼からワイン、なんて無理ですから。
安物持っていっても仕方ないし、振って持って行くので逆に高価なのも勿体ないしで、今回はコランドレジェのドモワゼル99を持って行きました。本当言うと、シャンパンを飲みたい所ですが、シャンパンを揺って持って行くと、開けた時半分くらい泡になって吹いてしまいます。(大昔に経験有り)
グラスは現地調達が常ですが、普通のコップしか無いのがちょっと残念。これも次回からは持参を考えます。私が飲む99の白って、何故か時間の進みが少し早いような気がしています。でもまぁまぁ、美味しかったです。午後は酔っぱらいスキーですが。一人でスキーに来ているので、その位の楽しみは欲しいですよね。
2010年02月21日
_ [audio] Marantz Model 3300 メンテ完了
父親が持っていたマランツのプリアンプ、モデル3300ですが、VRのガリが酷いとの事で、私の方に下って来ました。まぁとりあえず内部でも、とケースを開けてみた所、その配線とその組み方の芸術的とも言える見事さに吃驚しました。いやぁ、流石に有名な機種だけの事は有ります。回路とか素子の事は良く分かりませんが、非常に手の込んでいて整然とした内部の作りに、クラフトマンシップの粋を見る気がします(これ、古い表現ですよねぇ)。
問題のVRのガリは、分解が出来そうなVRだったら分解洗浄しようかな、と思っていましたが、無理みたいなので脇から接点復活材をちょっと吹いてやりましたら、嘘みたいに直りました。あと見ていて気になる所は、電源基盤の電解コンデンサです。
とりあえずサービスマニュアルが手に入らないかと検索したところ、某会員制有料サイトで手に入りました(当然有料)。電源基盤の一部コンデンサが回路図より容量が少ない事もあり(680uの所に470uが付いている)、ここの基盤の電解コンデンサは交換する事にしました。
この部分は全部チューブラ型なので、売っている所を検索。立型なら入手もし易いし、オーディオ用のも有るとは言え、チューブラを立型に変える不格好さはかなりなものなので、同じチューブラ型で探します。大概は何とかなりますが、前述のコンデンサでチューブラ型680マイクロのだけは何処も売っていませんでした。しかし、たまたまオークションで出ていたのでこちらで入手しました。
もともと付いていたのは表示470マイクロですが、取り外して容量を測ってみるとどれも680位有るんですね。実質は設計通りという事でしょうか。
見たところ、内部各所の劣化も少なそうなので、部品交換は電源基盤だけにとどめておきます。電源のランプがちょっと暗いので、ここはLEDでしょう、と基盤に白色LEDと電流制限抵抗をのせたものへの交換を考えていましたが、昨日大阪に出た時に日本橋はデジットで、ランプと同じ形でLEDの物を発見。もうこんなの売って居るんですね。試しに買ってみましたが、そのまま交換出来ました。(とっても楽)
後は、フロントパネルと各ノブの洗浄と研磨です。これには少々時間をかけてゆっくりおこないます。お陰でとても綺麗になりました。あと、各所に防湿防錆のスプレーをして木枠も拭いて終わりです。
まぁ、メンテと言えるほどの事はしていませんが、綺麗になりました。音もとても良いです。この時代のマランツは本当に良いですね。使う予定が無いのがちょっと勿体ないです。
2010年02月24日
_ [misc] ローゼン・メイデン
たまたま見たサイトで、某所で見る事が出来るとの事だったので、アニメの方、今頃になって見てみました。
前々から凄く気になっていたコミック&アニメだったので、、
で、一気に4話見て、昨日また続きの4話ほどみましたが、原作読まないでアニメ見ただけで何なんですが、、、セーラームーンみたいな感じ
過度に期待しすぎた、と言うのもあります。時折見かけた絵とかからは、異端ゴシックロリータどっぷりの、深くミステリアスでおどろおどろしくもある怪奇譚の様なものを考えていたのですが、、背景やこれからの話の概略を調べてみた所では、設定やストーリーの安易さ浅さなどを含めて(また錬金術かよぉ)、割とわかりやすい、通常の少女漫画&アニメでした。もっともっと観念的な事柄の話かと、、でもそれでは受けないかぁ、、
まぁそれが故に、とても一般受けしやすく、結構と言うか、とても面白いです。この漫画には、現代のマニア受けやすい因子が沢山有りますね。私も人形さん、好きですし(この間、天野可淡の作品の本を買いました、良かったです!)。そうであっても、設定やお話を含めて、一般構造的には、昔から綿々と続く少女系不思議冒険活劇からどれだけも離れていません。そう言う意味で一等わかりやすく言えばセーラームーン的であります。
しかし何ですね、引き籠もりになった経験がないので、そういう人の精神状態をトレース&ケアして貰っても、その点においては私には共感はあまりないですね、でもエヴァンゲリオンほど酷くはないですが。エヴァはそれはそれで面白いのですが、主要メンバーの多くが精神に異常を持っているって、普通の私から見ればそこで既に変過ぎるし、そんな精神異常者に沿って話を進めてもらっても、お話や結末には共感は抱けない、、って言うのが本音です。
2月27日追記:
ローゼンメイデンのアニメ、一期と二期それとOVA、アニメの方は全部見てしまいました。前述の通り、お話自体は、私の勝手な最初の予想とは随分違ったけど、それはそれでとても面白いアニメでした。人気だったのが良く分かります。それに、アニメ版の監督が優秀なのでしょう、出来もとても良いです。
本日、ちょっとマンガ喫茶に寄って、棚にあったコミックも(新シリーズの方でした)を読んでしまいました。初期のコミックは読めていませんが、やっぱり、初めの頃の印象通り、このマンガって、結局セーラームーンなんだなぁ、と思ってしまいました。
また、コレ系のマンガでは良くある事だけど、どうも都合がよい進行場面転換が多すぎるように思います。Wikiのラプラスの魔の項に「デウス・エクス・マキナとしての役割を果たした」と書かれていましたが(上手く表現したものですね)、ラプラスだけでなく複数の「機械仕掛けの神」が、また何度も登場してその力を発揮しすぎで、時折、これってどーなの?、とも思ってしまいます。まぁマンガなんだし、そんな細かい事より、結局面白くて魅力的なので、面と向かって文句をつけるものではないですね。
「人形が動く」って話は、考えれば何だか沢山ありまして、少女マンガに限っても、まず、私の好きな内田善美の「草迷宮」「草空間」を思い出します。こちらは市松人形だったかな、名前は「ねこ」だったと思います。ついでに「ねこ」つながりで、大島弓子の「綿の国星」を思い出しました、人形とは違うけど、似てますね(雛苺あたりと)。
本当言うと、実のところちょっとばかし「お人形」が好きな私としては、それが泣いたり笑ったりしてる時点で、既に「人形」では無いと思うのですが、、。まして、飲み食いしているだなんて、それはもはや子供かペットの範疇に近い認識になってると思うのですが、如何でしょう。
2010年02月25日
_ [audio] TRIO 700M 修理依頼
今のケンウッドがトリオ(TRIO)時代の古いメインアンプ、700Mが有るのですが、この間音を出してみた所、音が時々途切れます。プリのVR上げると突然音が出るようになったりするので、SPリレーの接触不良と分かります。
時々音がとぎれながらも聴いていますと、これがなかなか品の良いいい音で少し見直しました。なんだかアキュフェーズに通じる音といいますか、、。これから気温が上がった時のデスクサイドのアンプに使ってみようかなと思い、メンテについて少し調べてみた所、ケンウッドのサービスは大変評判が良く、こんな凄く古いアンプでもメンテナンスしてくれるらしいです。(あと、その他素晴らしいと思うのは、経験上ではスタックスとラックスです)
早速ケンウッドのサービスに電話をかけた所、とても親切かつ的確に対応してくれました。四国なので最寄りのサービスセンターを紹介してくれたのですが、古い物なのでこの機種の扱いに慣れたサービスマンの居るらしい関東の方でお願いしたい、と申し出ると、暫く待って、大阪で扱える人が居るからそちらを紹介します、と言う事でした。早速、大阪のサービスステーションにこれまでの状況を電話して、「多分SPリレーだと思います。その他各部調整もお願いします。」と言って、アンプを送りました。
暫くしてから、サービスマンから電話が有りました。「SP接続リレーの接触と動き自体も悪いみたいで、交換しないといけない」との事、交換は必要なのは私でも分かり切っていた事ですが、更に「部品の在庫が無いので、修理出来ない。」と言ってきました。件のリレーの詳細を聞くと、オムロンの24DCのリレーとの事。「探せば有るでしょう?」とは思いましたが、「修理出来ない」と言うのですから、「仕方ない、自分で交換するか」と思い、リレー交換は諦めました。
それで、「その他のバイアスとかの各部の調整も見てもらえますか」と言った所、「そんなの必要ない」と言います。「古いので、ずれている事もあるのでは、、」と続けますと、「部品とか交換すれば必要だが、交換していないのだから調整は必要ない!」と言い張ります。心中、「そんな馬鹿な!」と思いつつも、こんなのに任せても駄目そうなので、向こうの言い分通り「修理不可」で返して貰う事にしました。ついでだったので、回路図と、出来ればサービスマニュアルもコピー貰えないかと頼んだ所、「サービスマニュアルに、分解の仕方とか回路図も入っている」という事だったので、有償でコピーして貰う事になりました。
アンプはすぐ返送されました。流石にプロです、キチンと梱包されています。今回「修理不可」という事なので、返送送料だけで修理代自体は無料でした(そこはとても良心的です)。中を見た所、回路図のコピーが1枚入っているだけでした。電話での約束とは全然違うのですが、サービスマニュアルは普通には譲ってくれないのだな、と納得してそちらは諦めました。
その後、試しに先日マランツの3300のマニュアルを買ったサイトで探してみたら、何と700Mのサービスマニュアルも有ったので、こちらで買いました(国外仕様なので英文です)。ただ回路図はケンウッドでもらった国内用と微妙に違っていまして、回路図だけでもコピーしてもらえた意味はありました。
さて、早速中を開けてSPリレーを見てみますと、、これがごくごく普通の、非常によく見るタイプのオムロンのリレーです(LY2と言うやつ)。ヤマハのB−2などでも同じタイプのリレーですが、そちらは基盤直付け用の足が細いタイプなので、普通のパーツショップではあまり見つかりません。でも、700Mはよくよく見てみると、ごく普通に見かけるプラグインタイプの物を基盤に差し込んでハンダ付けしてあります。「これのどこが、無い部品なんじゃい!、何処でも売ってるぞぉ!!」と頭に来ました。このリレー、当然のように何処ででも売っていまして、他に必要な物もあったので、すぐRSで注文しました。
品物はすぐ届きまして、本日SPリレーを交換しました。広い足にベタにハンダ付けしてあるので、古いリレーを取り外すのが、なかなか面倒です。何とか取り外しまして、あとは簡単に交換完了です。どう考えても、単に交換するのが面倒なので、修理を断ったとしか思えません。
ついでに、インターネットで手に入れたマニュアルを見ながら、バイアスの再調整もしました。L側が幾らかずれていました。折角ここまでやったので、この後時間がある時に、フロントパネルとつまみの洗浄、部品が手に入ればランプをLEDランプに交換、とそこらまではしてみようかと思います。更に気力があれば電解コンデンサの交換もしましょうか。
結局自分で全部やった訳ですが、本当言うとこの位ケンウッドでやってもらいたかったですね。ケンウッド自体は良く対応してくれたのですが、今回私がたまたま当たった、大阪サービスセンターが、結構酷かった、と言う事です。余所の記述では、この700M、現在入手難の終段が飛んでも、代替品に交換して良ければ何とか修理してくれるらしいですし(普通はメーカーがそこまではしてくれない)、自分で確保しておけばそれで修理してくれるらしいです。私もそう言う所のサービスセンターにお願いしたかったです。一応、最初にその様にお願いしたんですけどねぇ。とにかく、この様な機器の修理の場合、たとえ大阪在住であっても、ケンウッドの大阪サービスセンターには頼まない方が良いかと思います。
