2009年11月06日
_ [music] Being Gidon Kremer (Bunkamura オーチャードホール)
検診の日の夜のコンサートです。検診中にもし生検とかあると、その日はアルコールダメとなるので、会食の予定を入れられません。それで、コンサートに行く予定にしました。「いついつの日に何かないかなぁ」と探すと、どっかで何かしらやっているのが、東京ですね。地方の人間には羨ましい限り。
「ビーング・ギドン・クレーメル」と題されたこのコンサートは、手兵のクメラータ・バルティカを率いた巨匠クレーメルが、優れたヴァイオリニストとピアニストである二人組の音楽コメディアン、「イグデスマン&ジュー」とコラボした演奏会(若しくはショー)です。パンフによれば、イグデスマン&ジューの舞台を見たクレーメルが、一緒にやりたいと申し出た由。
何が起こるか、何が出てくるか、非常に期待しての演奏会。もしかしたら、抱腹絶倒かしら、と思っていたのですが、そこまででは無かったですね。聞き終わっての全体的な印象としては、キメラ状態でチョイ雑多な進行です。
一応「クラシック音楽家の栄枯盛衰」と言う副題が付いています。なのでもしかしたら、その副題の下に進行したのかも知れませんが、そのストーリーは、一々深読みしないと普通に見てる分には良く分かりません。
進行に必然性や一体感が無く、ネタの組み合わせを出して行くだけ、って気もします。コメディとしての意図は分かるけれど、「これ、すべってるよなぁ」と思う場面も結構ありますね。
ステージは、(1)イグデスマン&ジュー主導のコメディ、(2)イグデスマン&ジューがクレーメルに茶々を入れるコメディ、(3)クレーメルと手兵のクメラータ・バルティカによる演奏、と3つぐらいに分類出来ます。(1)(2)もクメラータ・バルティカの団員が参加活躍しています。(1)はイグデスマン&ジューが何時もやっている舞台から持ってきたネタでしょう。クレーメルは出てきません。
(2)ですが、流石にクレーメルは舞台でコメディはやらないので、二人がクレーメルを「いじる」って形になっています。(3)は流石にそう長い曲はやりません。クメラータ・バルティカは出ずっぱりで、個々の団員(特にヴァイオリンのメンバー)も演奏に、コメディに、大活躍です。
(3)はもちろん、(2)でも曲は入りますが、双方共、選曲はとても凝っています。クレーメルの面目躍如って気がします。それで、その演奏が、また素晴らしく良いです。もっと聴きたいと思ったのは、私だけでは無いでしょう。
前半と後半の最初、そして最後にクレーメルの短い独白が入ります。クレーメルがしゃべるのはここだけで、きちんと字幕が入ります。(コメディの部分では殆ど字幕は入らない)まぁ、ここがクレーメルが言ってみたかった事なんでしょう。
イグデスマン&ジューの芸達者ぶりはたいした物で、彼らの舞台が大人気なのも分かります。でも今回、クメラータ・バルティカを加えてのコメディではドタバタしすぎな気もします。
しかし、今回活躍のクメラータ・バルティカの女性メンバーは、全員若くて(おばさんは一人もいない)、そろいも揃って本当に美人ですね。ステップを踏み踊りながらヴァイオリンを弾く美人ヴァイオリニスト達は、弦楽アンサンブル版BONDみたいです。これは凄いなぁ、と思っていました。で、翻って男性のメンバーは全く違っていて、個性派揃いって感じです。クレーメルさんの選択基準は、とても良く分かるなぁ。
素直に言うと、前半をイグデスマン&ジューの舞台、後半クレーメルとクメラータ・バルティカの演奏に分けちゃった方が楽しめた気がしますが、それを言ってはイケナイんでしょう。客席には空席が結構目立ちました。もしこの演奏会が、クレーメルとクメラータ・バルティカの演奏会、若しくは、クレーメルのソロリサイタルだったら、満席でしょうね。
でも、演奏会の最後など、本当に楽しそうに(演奏中は真剣で笑ったりはしないのですが)、ノリノリでヴァイオリンを弾いているクレーメルさんが印象的でした。やっぱ、こんなの、一度はやってみたかったんでしょう。
2009年11月08日
_ [wine] Musigny Blanc 1983 (Vogue)
週末、検診と仕事で東京に行っていました。知り合いのお店に持ち込んだのが、83のミュジニーブランと、89のラフルール・ド・ゲイです。
ラフルール・ド・ゲイ89は、開栓してすぐの香りから、一番に所謂「ブレット」(この言い方は、先に紹介した「ワインの科学」で知りました)、ブレタノミセス酵母の臭いがトップに来て、ちょっと気になりました。ブレタノミセスでも有る程度内ならば大丈夫なのですが、これはちょっと気になりました。
また最初「あれあれ」と思っていても、飲んでいる内にそれほど気にならなくなったりする事もあるのですが、これはちょっと大きかったかな?、でもかなり昔、同じワインを飲んだ時には何も気にならなかったので(凄く美味しいと思った)、飲む時期故でしょうか、ボトル差でしょうか。酵母による臭いでも、時間差やボトル差は有るのかなぁ、また近々飲んでみないと、、(まだ有ります)
ラフルール・ド・ゲイ89は、最初に来るブレットの臭いが気にならなければ、とても美味しいワインで有ると言えます。
まぁ、それよりも、その夜はミュジニーブラン83です。ミュジニーブランって、凄く割高なだけで美味しいの見た事無い、って人は結構いらっしゃるかも知れません。私は殆ど飲んでいないので、どうとも言えないのですが、このワインは素晴らしく良かったです。開栓後、時間が経てば経つほどどんどん良くなるのです。赤が出ても、その後でも、いよいよ素晴らしく、残ったこの白ワインを飲んでいました。
開けた最初は、テイストに少し砂糖を焦がした様な(古いソーテルヌの様な)、少し面白い味わいが有ったのですが、暫く飲んでいる内にそれほど感じなくなりました。古い白にありがちな、ちょっとひねた所は全くなく、かといって骨格とか特徴がはっきりとしたテイストとも違います。変な言い方ですが、ちょっと捉えどころが無い、此処だと言う目鼻が立った感じが無いテイストでして、しいて言えばとても端正。端正でいてワインはとても強く、時間が経つほど、香りを含めたその世界がとても広くて凄く素敵です。今までの中ではちょっと類型を思いつかないけど、印象に残る素晴らしい白ワインでした。
70年代から80年代半ばまでのこの時期は、ヴォギュエのあまり良くない時期と言われています。それから凄く良くなりました。私の少ない経験では、ミュジニーの86は既にとても良く、87も大変良かったです。値段が追いついたのが90年代でして、言っては何ですが、21世紀に入って、ミュジニーなどは、いまや「買って飲むワイン」では無くなっていますね。
それ以前のこの時期の赤は飲んだ事有りませんが、以前ヴォギュエのペパンさんにお会いした時、83を持っていると言うと、顔をしかめていました。どうやら83は早く飲まないとダメみたいですね。有り難い事に、実は83は持っていなくて(私の勘違い)、86でした。
そう言う年83のミュジニー・ブランですが、こんなに秀逸なワインとは思いませんでした。ラベルを見て分かるとおり、これはアメリカ向けのワインです。私も、随分前にアメリカから買いましたが、そこまでの保管状態が良かったと思われます。以前、ミュジニー・ブランの79を同じくアメリカから1ケース買った事が有りますが、美味しく飲めたのは1本か2本で、後は全滅だった事が有ります。完全に保管不良ですね、熱にかなりやられた呈でした。まぁ、ワインも一期一会です。
_ [wine] Pommard 1959 (Morin Pere et Fils)
前日、クレーメルのコンサート。コンサート終演後の食事となれば、行くのは知り合いの、ワインの品揃えの見事な隠れ家風の某レストランです。オペラがはねた後、以前高輪に有ったこの店に良く行きました。最近は銀座になってます。そこで飲んだワイン。
やはり古いブルゴーニュは良いですね。状態も素晴らしく健全で、色も大変美しい。つやつや、美しい盛りの美女であります。私と同じ50歳なんですがねぇ、、。
とても美しいですが、他方、その分ちょっとシンプルで、複雑さ精妙さには欠けるかも、、でもこのワイン、村名ポマールですからねぇ、ポマールらしいって言えば、全くその通りな気もします。
2009年11月16日
_ [computer] HP ThinClient t5135購入
先日、(買わなくてもよいのに)激安クライアントマシンを買いました。HPのThin Client t5135というファンレスのコンパクトマシンです。何と3千円です!。この値段なので、何も考えずに買ってしまいました。
買ってよく見ると安い理由は幾つも有ります。CPUがVIA Eden 400Mで、割とと言うか現在では非力(これは承知の上)。OSは64MのフラッシュにLinuxベースの専用クライアントソフトが乗っていて、これで運用する訳です。わずか64Mなので他の事はまず無理です。
メモリは128Mで、極小(昔は64Mでもスゲー、って言ってたのですが)。メモリは基盤直付なので、増設も交換も出来ません。メモリを増やす事が出来ないのが、最大の欠点です。それで投げ売りになったのでしょう。
それにしても、付属するキーボードとマウス、電源アダプタだけでも購入価格以上の値がしそうですけど、、まぁキーボードとマウスは今時珍しいPS/2専用だし、メンブレ安物のキーボードは使う気がしませんが。
利用するOSはメモリの少なさ、CPUの非力さからすると、軽いLinuxが順当でしょう。ソフト等の環境が整備出来れば、ファンレスなので仕事に使っているSQLサーバーに出来るかも知れません。
内部のIDEのコネクタは2.5インチ用の小さいもので、ケーブルを何とか用意できれば(普通には売ってなかった)、2.5インチのストレージなら内蔵できそうですが、HDDは熱的に問題有るし、SSDなら良いでしょうが、3千円のマシンに1万以上するSSDを繋げて意味があるのか、と言う事になります。
単に動かすだけなら、一番簡便なのは、BIOSがUSBからのブートに対応しているので、USBメモリですね。ただ前述の用途で使うとすれば、USB-HDD(RAID仕様)です。
OSは、まず試しに最近人気のUbuntuを入れてみましたが、これだけメモリが少ないと、これでさえ重いのでパス。もっと軽いOSを探してみますと、USB-HDDにも簡単にインストール出来そうと言う事もあり、Puppy Linuxにしました。
Puppy、そうだ「パピー」と言えば、あの「ピー・パピィ」ですよね。OSをインストールしながら、ついついYouTubeで見てしまいました。あのペンダント、持っていたような気がする。
これはとても軽くて、メモリ128でも結構動きます。それよりも、構造がシンプルで、「UNIXと言えば、昔のSUNOSが一番」と思っている私向きでしょうか。Puppyはいきなりrootで立ち上がるので(そんな直裁な所結構好きです)、元々はサーバー使用を意図していないのかも知れませんけど。
久しぶりのUnix or Linux、さわるたびにヴァージョンだけでなく使うOSも変わっているので、何時も試行錯誤。そうでなくても、各ソフトのインストールと設定は個々に色々あって、常にUNIXを使っている訳ではないのですぐ忘れてしまう。それで後々の為のメモ書きは欠かせない。今まではノートに書いていたが、見てみようと思った時には出てこないという事もあって、リアルタイムにブログに書くと言うのがよさそうです。
_ [computer] Puppy Linux その他ソフトインストール備忘録
Puppy Linux 日本語版 4.3.0JP、ダウンロードしCDに焼く。
t5135の内蔵フラッシュドライブの領域と混同しそうなので(特にスワップ領域)、インストール時は内蔵フラッシュははずしておく。
USB-CDドライブより、Puppy Linux立ち上げ。F10でBIOS画面にして、BIOSのブート設定でUSBブートを一応確認。
「セットアップ」「ユニバーサルインストーラー」よりUSB-HDDにインストール
メモリが128しか無いので、SWAPは必ず作る。先頭のインストール領域はext2、2番目にスワップ領域、残りをFAT32で取る。インストールはごく簡単。
リスタートしUSB-HDDより起動
「接続」アイコンより、インターネット設定し、ネット接続確認。サーバーにする予定なので、固定IP。
「セットアップ」「パッケージマネージャー」より(必要なら)パッケージをインストール。とりあえずDebianパッケージの為に、日本語マニュアルに記載のあるdilloとpb_debianinstallerを入れる。
開発環境はdevx_430.sfs、パピーリナックス日本のダウンロードサイトのsfs_modulesディレクトリから、ダウンロード
/mnt/homeに個々の設定のpup_save.2fsが入っているので、同じディレクトリに移しリスタート。
「SFSファイルのロードの設定」が自動起動するらしのだけど、しないので「設定」アイコンより、「パピーのブートアップ設定」「SFSファイルのロード」にて、devx_430.sfsをロード設定しリスタート。
gcc、gmake等のインストールを確認
httpのPETパッケージを探してきて、展開。httpdの起動確認。
postgresqlとrubyだけど、最新ヴァージョンでは動かない事も多いらしいので、共に、一つ前のヴァージョン8.3.8と1.8.7のソースを、本家の頁よりダウンロード。データーベース接続は、ruby-pg-0.8.0を落として来る。
postgresql8.3.8インストール、指示通りで問題なし。面倒なのでrootのまま初期化しようとしたが、rootではプログラムが動かない。ユーザーを作る。/homeディレクトリが無いので、adduserの為に先に作っておく。INSTALLの通り、初期化し、テスト用DBを作り、動作確認する。インストール場所は/usr/local/pgsql。rootで起動できないので、
su -c '/usr/local/pgsql/bin/postgres -D /usr/local/pgsql/data &' postgres
とかする。バックグランドでの起動が基本みたい。
rubyインストール、指示通りで問題なし。
ruby-pgインストール。extディレクトリに入り、ruby extconf.rbと実行しMakefileを作るが、ヴァージョンを知る為にpg_confを呼び出す。PATHに入っていないとエラーが出るので、/usr/local/pgsql/binをPATHに追加しておく。後はmake & make install
2009年11月20日
_ [computer] HP Thin Client t5135 + WindowsXP , NetBSD
僅か3千円でだったThin Client t5135、昨日市内に出たので、パソコンショップに寄って見た所、2.5インチHDDを2個接続出来るIDEケーブルを見つけました。この2つの2.5インチHDD接続コネクタ部分を使えば、t5135の内部ATAに2.5インチストレージが接続できます。それで買ってきました。千円です。(もちろんIDE接続コネクタ部分を使えば、3.5インチHDDも使えるでしょうが、それ筐体には入らないです。)
手元に使っていない2.5インチIDEのSSDが有ったので、まず試しにWindows2000をUSB-CDからインストールしようとしたのですが、駄目でした。それでWindowsXPで試してみまして、こちらはOKでした。
グラフィックとオーディオのドライバが必要だったので、探してみました。グラフィックはHPのスペック表には"VIA S3"としか、書いていないのでVIAのサイトから、S3の名前の入っているドライバを全部落として、入れてみました。どのタイトルが入ったのか憶えていませんが、パッケージは"VIA/S3G UniChrome Pro IGP"となっています。
オーディオは何なのか分からなかったのですが、SiS741GXというチップセットのらしいので、検索してオーディオドライバをダウンロード入れてみたらちゃんと入りました。
XPもSSDのお陰か、まずまず使えます。でもWindowsのインストールって時間がかかりますね。あまりに待ち時間が長いので、その間にNetBSD5.0.1を落としてCDに焼いておきました。
先ほどUSB-CDより起動して、2GのUSBメモリにインストールしてみましたが、ACPIを使わない設定にすれば、問題なく簡単にインストール終わりました。
ただ、Xを立ち上げると、一応画面は出るのですが、きちんと表示されません。設定を指定しなければいけないのでしょうが、Xの使い方、知りません。メモリ128だから、別にGUI使わなくてもコマンドラインで充分ですし。
でも、3千円でこれだけ遊べれば、佳いですね。
先日机の中を整理していたら、始めて手にしたUNIXマシン、SUN−SLCのHDDパーティション情報と、先の所有者が書いた「使用上の注意」が出てきました。Linuxはもうパーティションなんて殆ど気にしないですが、NetBSDは最新バージョンでも、結構昔の習慣通りですね。そう言う意味では馴染みやすいです。
驚くべきは、当時の購入価格(中古です)、HDD込みですが何と47万円です(そんな、高かったっけ?)。今や目の前のは、本体3千円+2GのUSBメモリ千円=4千円です。感慨深いものがあります。
2009年11月22日
_ [audio] Chario Academy2 ツイータ断線
今日、デスクサイドのシステムの、アンプを少し入れかえました。入れ替えて電源を入れると、いきなり「ブー」と言う大きな音。慌てて電源を切りました。原因を色々探ってきた所、RCAピンケーブルがはずれかかっている事が判明しました。
良かった良かった、と再び音を出すと、音がこもってます!。やってしまいました、ツイータが切れているのです。デスクサイドは購入したアンプのテストもやってたりしますので、入れかえが激しく、それにもまして私がバカなんでしょうが、今までに2度、過入力により接続SPのツイーターを切りました。
最初は比較的安価なミニSPで、そろそろ交換を考えていたので廃棄。次は有名なエラックの310、高価なこのツイータをやったのか、と心配しましたが中を開けてみると、流石ドイツ製、ツイータにはヒューズが入っていまして、これが切れているみたいでした。ヒューズと言っても特殊なもので、代理店で交換とチェックして貰いました。その間の代打としてチャリオを持ってきたのですが、結局こちらが居座ってしまった訳です。
このチャリオ・アカデミー2は寄せ木作りのエンクロージャが綺麗で、音も弦が凄く良いです(さすがにイタリア製)。サイズ的にもその作りも、ソナスのミニマとよく似ていますが、ミニマよりこちらが良いと思います。既に梱包済の為、画像は同型番の他個体の画像です(他所から持ってきました)。
気に入っていたSPなので、ちょっとショックです。
最初、日本でチャリオなんて扱っている所は無いかと思いましたら、和光テクニカルという所が、主に販売している事が判明(やっぱりネットは便利)。休み明けに電話をすると、ツイータのコイルやユニット交換で修理可能とのことでしたので、早速送りました。
代わりのSPはこれも昔買っておいた、アコースティックラボの小型のブックシェルフ。確かボレロの1世代前のSPだと思います。これも悪くはないです。
_ [wine] Beaujolais Villages Nouveau 2001 (Georges Duboeuf)
先日木曜日はヌーボーの解禁日でしたね。今年は景気の事もあり、売れ行きよりも、元々の入荷が少なめだそうで、午後に酒屋さんに行ってみたら、ラピエールなどの注目生産者のヌーボーは既に無かったです。少し前までの、近所のスーパーでラピエールやパカレのヌーボーが(高いので)売れ残ってて、翌年初夏に千円で投げ売りするのを待っていた頃は、もしかしたら幸せだったかも、、
そんで、たいへんあまのじゃくな私は、今日、2001のヌーボーを開けてみました。ボジョレ・ヌーボーをセラー保管している人はあまり居ないと思いますが、なんで置いてあったかといいますと、、、、
私の知り合いに、随分前ですが「古いボジョレ・ヌーボーを飲む会」と言うのをやった人が居まして、私は参加していませんが、飲んだ人に感想を聞いた所「結構飲めた」らしいです。「今の作りでは、無理だろう」ともきいているのですが、世紀が変わるの機会の1999&2000を緒として、03位まで「一応買ったけど、そんな若いのをすぐ飲む気がしない」との理由で、結局今までセラーで寝てた訳です。
そう言う訳で今まで置いてあったこのワインですが、開けての最初のテイストから、少し細身だけどフレッシュで綺麗な果実実とチャーミングな香りで、これはまごうと事なきボージョレーヌーボーのテイストです。でもこれって2001、8年前のヌーボーです。私も有る程度「覚悟」して開けたのですが、その本人自身が一瞬、「え、うそ?」と思ってしまいました。
ほんの少し冷やして飲んでいます。開栓後30分位しても、概ね最初の印象と変わらず、まぁ美味しくて素敵な「ヌーボー」です。おまけにそのチャーミングな香りが、アフターとして長く引くのです、、=>「トッテモ、オイシイ!」。
その理由としては、まず第一に「作りたてのワインをすぐ空輸して、11月のこの時期に通関して、時間を於かず、すぐ買ってセラーに入庫」と言う、ワインとしてダメージを受けるむ隙が殆どなかったのが良かったのでしょう。それにしても、おいしいわぁ。
ヌーボーはすぐ飲むより、絶対少し置いておいた方が良いと思います(生産者に依るでしょうが)。この時期の今宵、「今、私は誰よりも美味しいヌーボーを飲んでいる!」と言う自負が有りますねぇ。凄いぞボージョレー・ヌーボー!
2009年11月26日
_ [computer] HP Thin Client t5135 NetBSD 5.0.1 その他ソフトインストール備忘録(1)
t5135には、当初軽量Linuxをのせるつもりで、PuppyやDSLなどをインストールしてみましたが、NetBSDを試しにインストールした所、GUIでないコマンドラインインタープリタは楽しいです。古い人間なので、裏で何やってるのか分からないようなのは、何となく気持ちが悪いんですよね、、
私にはやっぱしBSD系が馴染むので、そのままNetBSDをインストールしてサーバーとすることにしました。データベースを抱えたWebアプリは、所謂LAMP(Linux+Apache+MySQL+PHP or Perl or Python)で作る事が多いみたいですが、私の場合は昔からBAPR(NetBSD+Apache+Postgres+Ruby)です。
理由は、BSDは最初にさわったのがSunOSなので、Apacheはこれ以外使った事無いし、データベースは昔フリーのデータベースを決める時に単にPostgresが本が沢山出ていたから(今はMySQLの本ばかりです)、PerlやPHPは嫌いで("$"文字が沢山出てきて、コーディングが汚く見える、と言う理由)日本語がキチンと処理出来るから(今はどの処理系でも問題ないでしょうが)Rubyにしました。Javaでも良かったかも知れません。
NetBSDは最近のLinuxみたいにごちゃごちゃしてなくて、手で設定してもとても簡単。以前はやり方を知るのに(思い出すのに)大変だったけど、今やネットですぐ検索できますから本当に便利。でも一応以下に備忘録。
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インストール最初のブートセレクトでは、ACPI無しを選ばないと、途中で止まる。
後のインストールは簡単。USBでは、CD−ROMが優先されてブートされる様。USBフラッシュメモリもUSBハードディスクも、同列にSCSIディスク扱いになる。従って、CD以外は、USBを挿す場所でブートするデバイスが決まる。ブート出来ないデバイスをスキップしないので、USBに2つ接続する場合は、挿す場所を選ぶ事。(ここまでは、t5135のBIOSの事柄)
ACPIが無い設定にしにしないとブート出来ないので、インストール後、デフォルトのブートを、ACPI無しに変える。
/boot.cfg のファイルでデフォルトを3番にする。
default=3
ネットワーク設定はまず
$ ifconfig -a
でデバイス名を見る、"vr0"だった。何でvrなんだろう??
/etc/rc.conf に以下の設定を記入。(ついでにsshdとftpdも起動しておく)
hostname=t5135
ifconfig_vr0="inet 192.x.x.x netmask 255.255.255.0"
defaultroute=192.x.x.x
sshd=YES
ftpd=YES
rtclocaltime=YES
リゾルバファイルを作り、ネームサーバー設定(インターネットに繋がっていない環境で使用予定の為、本来なら、リゾルバと上記のデフォルトルートは必要ない)
$ echo 'nameserver 192.x.x.x' >>/etc/resolv.conf
/etc/hosts も編集しておく。
たったこれだけ、GUIでの設定より、ずっと簡単(だとおもう)。
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ワークディレクトリに入り、ftpでソフトのソースをWindowsマシンより取ってくる。以前はパッケージをインストールしてたけど、ソースからコンパイルしてインストールした方が10倍くらい気持ちが良い。昔はMakefikeを手で編集してたけど、最近は自動的にMakefileを作ってくれるので、手間はパッケージと殆ど変わらず、いや、パッケージインストールのツールの使い方を憶えなくて良い分、楽かも、、
FTPでまとめて取って来るには、mgetが便利、、こんなコマンド最近まで知らなかった。
ftp>prompt
ftp>mget *.gz
コマンドpromptにて、確認を求めないモードにしてからmgetで落とす。promptやglobはトグルなので、statusで一応現在の設定を見た方がよいかな。
必要なソースは、インストール順に、
apache 2.2.14
gnu make 3.81 (postgresに必要)
gnu m4 1.4.9 (bisonに必要)
gnu baison 2.4 (postgresに必要)
postgresql 8.3.8
perl 5.10.1 (perlは嫌いなので使わないけどrubyのチェックに使う、無くても大丈夫)
ruby 1.8.7 (最新の1.9はruby-postgresが使えないみたい)
ruby-postgres 0.7.9 (ruby-pgはまだ不備が多かったので、こちらに戻しました)
nkf 2.1.0
あとは、日本郵便のHPより、郵便番号データ
KEN_ALL.CSV
それと、自作のフィルタ、
csv2pg.c
_ [computer] RAID可能な、HDDケース色々
t5135に導入するOSはNetBSDで決まりで、その他ソフトのインストールも簡単なのですが、肝心のHDDの構成がなかなか決まりませんでした。
最初、試験的に手近の古いUSB接続のHDD(IDE接続のHDD内蔵)でやってきましたが、データ保護の観点から、RAID-1構成のUSB接続HDDにするつもりでした。目処が立ったので、これも以前買っていた鎌蔵をUSBで繋げて、今までと同じようにやったのですが、インストールまでは上手く行くのですが、そのHDDからの立ち上げの途中で止まってしまうのです。
じゃあ、ブートはUSBフラッシュでして、後からこのHDDをマウントしようと、と思ったのですが、それも駄目。どうやら、BSD用にフォーマットした領域をチェックに行った所で何故かハングするみたいです。
仕方ないので、HDDケースを他の物に交換する事に、、RAID-1が使えて安い、玄蔵をインターネットで注文して(地元のショップでは売ってなかった)到着を待って、繋げてみましたが、、この玄蔵をUSBで繋げると、CDからのブートも出来なくなりました。どうらら搭載するコントローラーにより、ブート出来なかったり、認識の途中で上手く行かないみたいですね。
半ばやけで、地元のパソコンショップで「裸族の二世帯住宅」(この機種は評判良いですね)を買ってきました。地元の店と言っても近くは無いので、これも作動しなかった時の為にと、隣にあったRAIDの無い単なるHDDケース、AOTECHのエコモード付きのHDD_STANDも買いました。何度も書きますが、本体のt5135は三千円で買ってます、こんなに何台もHDDケース買うのなら、eSATAの付いた小型パソコン買った方が良かった気がしますが、まぁ成り行きです。
結果として、どちらとも接続、ブートともOKでした。「裸族の二世帯住宅」は少し高めですが、評判が良いだけの事はあります。しかしやはりt5135には勿体ないので、近々リプレースを予定しているメインのパソコンに使う事にして、HDD_STANDを使う事にしました。RAIDは諦めましたが、USBフラッシュメモリに定期的にバックアップすることでデータ保護することにしました。
しかし回りに、とりあえず使い道のないRAID仕様のHDDケースが幾つもあります。店でSiliconPowerのコンパクトSSD、"eSATA/USB SSD"を見つけたので、SSD構成にしようかと、買った事もありました。この機種も、USB接続すると、玄蔵と同じくブート出来なくなりまして、今の所使い道無しです。所謂「トホホ」の部類ですかねぇ、、
2009年11月28日
_ [computer] HP Thin Client t5135 NetBSD 5.0.1 その他ソフトインストール備忘録(2)
コンパイル&インストール編
apache
$ ./configure --prefix=/usr/local/apache
$ make (18分くらい)
$ make install
gnu make
$ ./configure
$ make
$ make check (しなくても良い)
$ make install
gnu m4
$ ./configure
$ make
$ make check (しなくても良い)
$ make install
gnu bison
$ ./configure
$ make
$ make check (時間がかかるので、しない方が良い)
$ make install
postgresql
$ ./configure
$ make (30分弱)
$ make install
perl
$ sh Configure -de
$ make
$ make test (時間がかかるので、しない方が良い)
$ make install
ruby
$ ./configure
$ make (10分くらい)
$ make test
$ make install
ruby-postgres(pg_confを呼び出すので、/usr/local/pgsql/binにpathを通しておく)
$ cd ext
$ ruby extconf.rb
$ make
$ make install
nkf
$ make
$ make test
$ make install
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設定編
[1]apache
/usr/local/apache/conf/httpd.conf で設定
ServerName:コメントを取りServerNameの設定をする。
ServerName t5135
AddHandler:コメントを取り、".rb"のサフィックスを追加
AddHandler cgi-script .cgi .rb
「Directory "/usr/local/apache/cgi-bin"」OptionsをExecCGIにする。
Options ExecCGI
ScriptAliasにて、設定を確認。
設定を有効にする為に、リスタート。
[2]postgres
postgresユーザー作成
$ useradd postgres
データディレクトリを作り、ユーザpostgresで初期化と起動
$ mkdir /usr/local/pgsql/data
$ chown postgres /use/local/pgsql/data
$ su - postgres
$ /usr/local/pgsql/bin/initdb -D /usr/local/pgsql/data
$ /usr/local/pgsql/bin/postgres -D /usr/local/pgsql/data &
起動を確認してOK
[3]デーモンのスタートは、/etc/rc.localに追加する。
postgresqlはユーザpostgresでないと起動しないので、
$ su postgres -c '/usr/local/pgsql/bin/postgres -D /usr/local/pgsql/data &'
とする。suのオプション-cは、よそで記載の構文と順序が違うけど、この順で無いと駄目。
