最新 追記

xiphioの備忘録【2025年までのアーカイブ版】

2026年よりシステムを変更しました。新サイトはこちらから

2009年08月01日

_ [general] 日記データ、テキストのみ復旧

毎日少しずつやっていた、データ(テキストのみ)の復旧ですが、今日一気にやってしまいました。あと、画像も付けて行かなければならないのですが、テキストよりも時間がかかりそう、、

HPの方の、CGIも書き直さないといけないのですが、、まだ未着手。


2009年08月12日

_ [general] 過去の日記の画像データ復帰

HDD損傷によるデータ消失の復帰も、一応、本日までの画像の再登録で一段落です。ただし、手元に元データが残っていないのも有りまして、一部の画像は失われたままですが、それは仕方ない所です。

価値は殆ど(と言うか全く無い)無いものですが、失われるとちょいと残念な気がしますね。今度からは、度々日記データもバックアップを取る事にしましょう。(って本当にやるかしら、私、面倒な事がきらいですし、、)

_ [wine] Pommard Rugiens 1999 (Thierry Violot-Guillemard)

在庫カードを見てまして、こんなの買っていたんだ、と思い開けたワインです。最近の、良く名前を聞くようになってからのラベルとは違いますね。だから気がつかなかったのでしょう。画像の説明

ラベルが変わったあたりから、このティエリー・ヴィオロ=ギマールのワインは、ビオ&新ワインの肩書きがつきまといますが(まだ飲んでないけど)、99のこのワインも最初は少しばかりビオっぽかったですが、すぐ気にならなくなります。それよりも、ワインとしてとても素晴らしいです。

とぉってもしっかりしている素性のよい本当に良いワインで、香りもテイストも、とにかく地に足がついている感じで、安定感と深みがあって或意味、ピノの優良模範的。そう言う意味では、(私の中のイメージの)ポマールっぽく無いかも知れない。ブラインドだとニュイの優良一級か特級だと思うでしょう。少々開栓後時間が経った後では、アフターが非常に長く複雑で、本当に見事、本物の特級ワインです。

ポマールでもこのリュジアンとエペノは特別に良い畑ですが、あまり良い物に出会えないのも実際かと思います。良くある「ポマール」の範疇に入るような、ある意味茫洋なワインが多いですね。きちんと作ればこんなワインになると言う事でしょうか。

情報によりますとこの後2000年初頭あたりから、ディエリー・ヴィオロ=ギマールはビオ系まっしぐらになるらしいのですが、このワインを今飲んでいる状況に於いて、「これで何で作りを変える必要が有るの?」と言うのが正直な所です。

このワインは2002年にほぼ7千円で買っていますが、なんだぁ、パカレの1万円近くする、ちょっと浮ついたポマールよりずっと良いです。


2009年08月14日

_ [wine] Ch. Cheval Blanc 1982

ボルドー大看板、リリース時より大変評判のシュバル・ブラン82であります。画像の説明

当初のパーカーさんの評価も確か100点ですが、そうでなくてもこのワインは一般的に大変評判は良く、82では一番高かったと思います。当時はボルドー1級と言えど1万円そこそこだった気がしますが、その中でもこの年のシュバルだけは2万円弱と特別だったですね。「高いなぁ」と思いながらも、評判につられて買った訳です。それで勿体なくてあまり飲まないで、ずっと置いてあったりするのです。

最近届いたワインスペクテータ(Issue183)の巻頭は、ボルドーのある意味記念碑的な優良年の82と90の飲み直しとなっていまして、少し読んでいますと昔と随分評価が違っているのに気がつきます。(これでええんかいな、とも少し思いますが、、)

その中で一番違っているのが、このシュバル82では無いでしょうか、なんと92点に下がっています。概略は、まぁ完全に落ちかけているから4年から6年のうちに飲んでしまうべき、とあります。ワインの方からすると「昔はあんなにもてはやしておいて、今更どうしてくれるの!」って感じですが、確かにこのワインは以前からとても美味しくて、先々どうなるか、何処まで美味しいか心配でもあったのですが、ちょっと早すぎないって気もします。それで機会もあったし、本日開けてみる事にしました。

で、ワインは大変美味しかったです。既に力強さは有りませんが、しなやかで優美でエレガント、血統の良い本物の1級ワインですね。エッジは少し薄くなっていまして、10年や20年は大丈夫とは言えませんが、丁度飲み頃、まぁまだ少しは大丈夫です。

スペクテータの件の記事を良く読んでみますと、90は昨年12月に、82は本年の3月と4月に、朝ダブルデカンタしてから試飲した様です。別にパーカーさんの試飲スタイルに文句をつける気は有りませんが、82をダブルデカンタしたら、やっぱりこういう評価になるかもねぇ、って気がします。

数多くの種類を一気に試飲するには、この方法になるのかも知れませんが、82や90の貴重なワインです、我々が飲む場合には、デカンタするにしても、そっと丁寧にやって、ゆっくり時間をかけて飲んであげたいですね。ちなみに私はデカンタしないで、2時間少々かけて1本のみました。そう考えると、自分のセラーから大切な82や90を取り出して、一気に試飲評価してしまうパーカーさんの職業意識には敬服してしまいます。(モッタイナク、ナイノカナ)


2009年08月16日

_ [wine] Charmes Chambertin 1994 (Bernard Dugat-Py)

94のデュガ=ピイのシャルムです。考えると私、結構ブルゴーニュの94飲んでいます。それもルソーとかリニエとか著名ドメーヌ物のグランクリュです。でも94なので人とは飲めず、結局一人で飲むので、幾つかはこちらの日記にも書いたと思います。画像の説明

94のブルゴーニュを結構持っていた理由はひどく単純で、ここらあたりまではブルゴーニュの有名ワインでも割と安かったからです(このワインも8千円で買ってます)。評価の良い93あたりで少し高くなって、94はそこそこのヴィンテージだったので少し落ち着いたけど、95で更に高くなって後はずっとまず一本調子で価格上昇、、って感じの90年代そして2000年代ですね。

それでいろいろ94を飲んでどうかというと、(飲んだのはグランクリュが殆どなので流石に)悪くはないけれど、92ほどで無いが、素直に良いワインと言うには少し歯切れが悪くなる感じですね。結局94は早くの飲まなければいけないという事で、本日は1本しか無いデュガ=ピイを開けてみたのですが、開栓直後からチャーミングで凄く素敵な美味しいワインです。最初はあまり保たないかも、とも思いましたが、なんの暫く時間が経ってもチャーミングさは変わらず、深みも少し出てきて、ますます綺麗で素敵なワインで嬉しく思っています。

今まで飲んだ94ブルゴーニュでは最良です。綺麗さと素敵さを持ち合わせたピノの美質の化身みたいなワインで、ひたすら美しい。こういったワインって、もしかしたらもう飲めないかも、って今、少し思っています。最近の主流であるビオ系のワインは、確かに正しい選択でしょうし、事実そのワインは美味しいけれど、こんなワイン飲んでしまうと、何だかギリギリな所で出来ている感じで、ある意味少し窮屈な感じさえしてしまいます。

濃いだけの単純なワインでもなく、ビオまっしぐらのキツキツワインでなく、優美さ美しさの芳醇たる悦楽のワイン、ベルナールさんもおそらく別にそれを意図して作った訳ではないのでしょう、たまたまこのヴィンテージのこのボトルがこうなった、と言う事かも知れません。返す返すもワインは不思議だ、、不思議で素敵、だなぁ、、


2009年08月27日

_ [audio] 電気工作のワークベンチほぼ完成

例えば一つ半田付けをするにも、今までは場所が無くて、夜中になってからまず小さな折りたたみテーブルを取り出して、照明を取り付けて、半田用具箱を押し入れから取り出し、また他の工具は別々の場所から持ってきて、、とまぁ準備も大変ですが、後かたづけもとても大変でした。

それに途中でも、あれも必要、あ、これも必要と、いちいち探しに行かなければなりません。なんとか、すぐ半田鏝なんかがすぐ使える状態にある環境を作りたいと、かねがね思っておりました。画像の説明

丁度工場の2階にスペースが空いたので、事務用品の倉庫兼、色々な電気工作のワークベンチにしてみようと思い立ち数ヶ月、実際7月ぐらいには大体使える形になりました。

テーブルは最初使用していない古い学習机を利用したのですが、あまりに小さすぎるのでリサイクルショップで古い事務机を買いました。測定器等を周りに配置する為に、近所のホームセンターで売っている3千円少々の激安スチール棚を4台、テーブルの周りに配しました。

テーブルの上にはアンプ等を転がしても傷が付かないように、クッション材と安物のカーペット、そしてさらに必要ないと思うけど、段ボールまで敷いています。

最初、オシロ1台、低周波発振器1台とその他テスター2台程しか無かった測定器ですが、ふとオークションを見ると最近すごく安くなっています。不況で工場閉鎖とかが多いせいでしょうか、昔はとても買えなかったオーディオアナライザも数万円です。置く場所はあるので、ついつい色々買ってしまいましたら、すぐ棚が埋まってしまいました。こんなに使わないのですけど、、

正面奥にはコンピュータのモニタです。工作台+測定台と言えども、最近はコンピュータも手元に有った方が何かと便利です。

また、今まで色々買ったのだけど、結局使わなかったり余ってしまったりして、あちらこちらに分散していた各種電子部品も、パーツボックスを買って頑張って整理してみました。ことあるごとに買っていた、工具の類も分類してまとめてみました。いままで決まった置き場所が無く、分散してしまい所在がはっきりしない物が多かったのですが、おかげで随分気分がよくなりました。

これで、アンプ修理とかその他電気工作とかバリバリ出来ればたいした物なのですが、もともとそれほど知識を持ち合わせて居ない方なので、少しずつと言う所ですが、何にもしなくても座っているだけで何だか結構気分がよいものです。

_ [computer] 建物間無線LAN接続の設置

上述の電気工作台ですが、当然音楽も必要なので、以前マランツの小さなスピーカーを幅広のゴムで巻いて吊り下げ仕様にしたのを持ってきまして、モニタの隣に吊り下げてあります。使っていないアンプとCDプレーヤとチューナを並べて音も出るようになりました。このマランツのSPはなかなか良い音です。

さてこうなると音源が少ないのが気になります。スクランブルなどの関係でCS−PCMとかUSENは無理でも、ネットラジオぐらいは聴きたいものです、それに家庭サーバー上の音楽データも再生できると、こちらは高音質なので良いですね。それにはインターネットの接続環境です。

こちらの建物は家から少し離れていまして、有線で引っ張るのは無理です。それで、無線LANによる建物間のアクセスポイント接続になります。最近は無線LAN機器もとても安くなりましたので、安く設置できそうなので調べてみました。画像の説明

バッファローからは、ビル間通信用の専用機材がでていますが、普通に売っているのと同じ様な仕様なのに、何故かかなり高い。それにやっと規格が固まった11nのがないので、バッファローに問い合わせてみましたら、11nではアクセスポイント間通信の製品は無いようです。

考えてみれば11nは複数のアンテナをつかってのMIMO技術なので、外部アンテナを使う事が多いアクセスポイント間通信ではあまり使えないですね。使用状況を話すと、WHR-HP-Gを薦めてくれました。最近とても安くて、2台で1万円ほどです。

後は外部アンテナです。バッファローの専用のは高いし、要するに2.4Gのアンテナだったら何でもOKなので安いのも有るだろう、と探してみましたが意外と見つかりません。

中古でも、、とオークションで調べますと、こちらには新品で色々ありましてその中で7千円程の安いのにしました。WHR-HP-Gのアンテナ接続は、オスメス逆でコネクタが少し特殊なのですが、同じ出品者から、接続用のケーブルも両端コネクタ付きで購入できました。

元の方のアンテナ設置は、すぐ上のFMアンテナ用のステーに取り付ければ良いので簡単ですが、離れの方のアンテナの設置場所に悩みました。何とか適当に取り付けたとしても、結局ケーブル引き込みの為にどこかに穴を開けなければいけません。

造作をあまりやりたく無かったので、窓の内側にテープでひっつけてみました。平板型のアンテナだったので可能な事です。窓枠に寄せると感度が極端に悪くなるので、段ボール箱で台を作り、窓の内側の中心あたりにアンテナをひっつけてあります。えらく適当なやっつけ仕事ですが、何も造作をしていないので撤去もかんたんですし、まぁ良い方法では無いかと思います。その窓は開けられい、と言う欠点はありますが。

機材が良いのか、アンテナが良いのか、随分離れている(その間に、木造の建物が1つある)割には結構早くて、動画も楽勝で見る事が出来ます。ケーブルの引き回し等、その他にも色々手順はかかりましたが、ネットに繋がると便利なものです。


2009年08月28日

_ [audio] クオードESL、再登場

田舎で建物が古いと、ことある事にあちらこちら修繕の要が出てくるのですが、納屋の物置代わりにしていた部屋を改修する事になりました。中には古い衣類とかが多いのですが、その他どんな品物を入れてあるのか、私も良く分からない状況で、床にはネズミの糞も多数。画像の説明

改修の為に、いったん中の物を全て外に出しました。その大半の品は、既に不要なので処分しました。最近は捨てるにも手間がかかるので、なかなか大変です。

残った物のなかで、久しぶりにお目にかかったのが、クオードの静電型のスピーカーESLです。このESLと言うのは、私の学生時代はあこがれのSPでありましたが、まずお金が無かったのでダメでしたし、狭いアパートでは、置く場所自体無かったのでした。その後暫くしてESLは販売終了になりました。

実家に帰ってきて、置くスペースも出来た事もあり、雑誌巻末の売買のコーナーでESLを売っている人を見つけ、購入してしまいました。確か15万円ぐらいだったと思います。1年程居間に置いて聴いていたのですが、家で法事を行う折、知らないうちに親に片づけられて仕舞いました。その行き先が今回改修の物置です。

設置場所が悪かったのか、実は音はそれほど気に入っていなかったので、その物置からまた運んで来る気にもならず、ESLはそのまま埃をかぶるばかりだったのです(ビニールでカバーはしてくれていました)。

今回久しぶりに引っ張り出したのを機に(20年ぶり位です)、音を聴きいてみたくなり、そのワークベンチ部屋の隅に置いてみました。確かに音を聴きたかった事もありますが、出した荷物のうち、私の物、数台のスピーカやアンプなどなどは、元の部屋にはもう戻すなと、命令が出てしまいましたのが、大きいですかねぇ。

金色の衝立状の綺麗なスピーカーESL、時折オークションでも見かけますが、かなり古い製品の為、まともに動作しているのはまず見かけません。運び出す時、私が不在で人がやった為、荒々しく扱われ横に重ねられてしまい、フロントグリルにちょっとひっこんだ所が少々出来たのが残念です。

恐る恐るバイアス電源を加え、アンプのVRをあげて、両方からきちんと音が出た時には、本当に安心しました。で、肝心の音の方なんだけど、これがあまりぱっとしない。どうも全般的に鈍い感じ、高域も出てない。

このSPを買った人から、先にバイアス電源を30分ぐらい入れておく、と聞いていたので、暫くしてから聴いたけど、やはり大差なし。やっぱし経年変化もあるかなぁ、と思いつつも貴重なSPなので、BGM的に数日使っていたのですが、そのうち気がつくとなかなか良くなっているではないですか。

もしかしたら私の耳が慣れただけかも知れないけど、電源を入れておくだけではなく、どうやら実際に1時間ほど音を出しておくと良いみたいです。それとこのSPは平面波なので、頭を少し動かすだけで音像や定位がころころ変わります。ホームオーディオ的でなく、スピーカーに対峙して音楽を聴くぞって場合には、ちょっと気むずかしいですね。それを解消して擬似的に球面波にしたのが後継のESL63です。