2009年03月03日
_ [wine] Bourgogne Hauts-cotes de Nuits "Terres Blondes" 2006 (Domaine de la Douaix)
事前知識全くなく、某ショップからのオファーにて買ったワイン。与えられた知識では、大変なワイン愛好家のマルク・ムスティ氏が畑を購入し、その醸造を(最近では結構有名な)オリヴィエ・ジュアンに委託して出来たワインらしいです。(白ワインです)
「話題のワイン銘柄」って沢山出てきます。少しばかり試した事が有りますが、確かになかなか美味しかったりするんですが、よく考えると結局はそのお値段なりだったりします。このワインは、その中ではちょっと抜けてますか、価格(3千円半ば)からすると、かなり良いと言えます。
インポーターとかの解説では、ビオの作りみたいですが、それに特化したようなテイストとか香りはあまり感じないです。飲んで感じるのは、ブルゴーニュの白としての良い作り、それも素性のとても佳い、良い作りです。他のオーコートドニュイでも思いますが、温暖化が進んだ現在、オーコートドニュイは格付け級の素質が有るのではないでしょうか。
06で既に丁度飲み頃って所がすこし早い気がしますが、とても楽しめる白ワインです。昔のピュリニーとかシャサーニュのヴェルジェの1級クラスの白ワインを、何となく連想させます。そう言う意味でも、3千円台のワインとしてはお買い得かも。何にしても、飲んでいて「結局、お里が知れるよね、」的なワインでない事が、キチンとした栽培を経ている事が伺われまして良いですね。個人的には6千円クラスでしょうか。
2009年03月20日
_ [ski] アルプ・デュエズでのスキー
昨年は色々な役があたって暇が取れず、結局スキーには行けませんでしたが、「今年度はこそは行くぞ!」という事で、昨年秋から計画を立てて、3月7日から1週間、またまた毎度のアルプ・デュエズにスキーに行ってきました。
考えれば年が50歳なので、大学4年の頃から始めたスキーですから、スキー歴は20年以上、かなり長いと言う事になりますね。地元に帰ってからは北海道、その後時折海外に行くようになって、よく考えれば結構あっちこっち行きましたが、この所ヨーロッパはずっとアルプ・デュエズです。
数えてみれば、かれこれもう6度目になります。日本で有名なアルプスの他のスキーリゾートに比べると、少々田舎傾向で華やかなショップとか遊ぶ所も比較的少なめですが、その分、人の雰囲気が良いので気に入っています。元来田舎者の私には、丁度良いのかも知れません。ただスキー場の規模は他所にはひけはとりません。ここ数年でも少しずつ更に整備されています。
画像は頂上、ピック・ブランからのものです。下の方中央にリフトが見えます。この辺り、全部コースです。
ホテルは、食事の美味しい所を求めて何回か換わり、結局ヴィレッジで一番高級なホテルになってしまいました。実のところ、それでも、それほど見事だとは思わないのですが、仕方のない所です。おまけにここは近年改装し、それに伴い宿泊料が馬鹿高くなってしまいました。確かに高級っぽいですが、私にはあまり必要ないんですけどねぇ、東京でも1万円位の所しか泊まりません。
今年は、ヨーロッパ全体らしいですが、雪がとても沢山あって、とても良かったです。何時も大体3月のはじめの頃に行くのですが、下の方は雪がない事が多く、年によっては雪不足の為コースが閉鎖されて居る事も結構あったのですが、今年は下の方のコースまで雪が豊富、それに雪質もとても良かったです。初日は晴天、その後ドンと雪が降り、新雪も豊富でした。私の場合、時には無謀にも新雪に突っ込んで大破してしまう事も度々でしたが。でも今年は今までで一番良かったかも、、
下手で体力もなく、ちょっと滑るとすぐ疲れるので、度々ゲレンデ脇で休まないといけないのですが、それでも休憩場所に座り込むのも面倒だし、リフトを降りて斜面を見ると、とりあえずはすぐ滑り出すので、レストランに入ってお茶を飲んだりする、ちゃんとした休憩は取りません。ホテルの朝食が8時から(遅いよねぇ)で、パンとハムしか無いのですが結構食べるので、お腹も空かないので、昼食も取らなくなりました。実際午後一時過ぎに昼食を取ったりすると、夕食時にあまりお腹が空いていなくて結構辛いのです。
朝は9時半過ぎにホテルを出ますが、それからずっと、これと言った休息は取らずにずっとゲレンデに出ています。帰るまでずっと出っぱなしです、かといってもリフトに乗っている時間とか、ゲレンデ脇で休んでいる時間が結構長いですから大した事無いかも知れませんが、、。2日目、3日目は夕方になり天候が悪くなった事もあり、3時過ぎで上がりました。流石に4日目には結構疲れましたが、天気が良かったので4時頃まで出ていましたので、6時間くらい出っぱなしです。
今回の滞在では知り合いの方の紹介で、最後の2日はアルプ・デュエズから離れて、グルノーブル、そしてそこから南ローヌに向かい、そこのロータリークラブの方々とお会いしてきました。まぁ昔と違って、スキーも連続4日が丁度良い所でしょう。2日後には、チャリティの「トリュフの会」が有るとの事で、強烈に惹かれたのですが、残念ながら帰国の日です。毎年やっているとの事で、来年はそれに合わせてスキーに来いとの事ですので、是非そうしたいと思っています。泊まったのは、南ローヌの"Saint Pantaleon les vignes"と言う所です。農家が改装してやっているホテルの周りは、地名にある通り、一面葡萄畑でした。
_ [wine] アルプ・デュエズで飲んだワイン
滞在はヴィレッジで一番良いホテルなんですが、ワインはそれほど選択肢が有りません。おまけにもう3回も来ているので、毎年仕入れているみたいだけど、どうも毎度傾向が同じで、ちょっと飽きてきますね。それでも今年は、ホテル改装の成果か、ほんの少しワインが増えた様な気がするし、料理は随分改善されました。
それから驚いた事に、ホテルのレストランに日本人の若いソムリエさんが居ました。今年の5月までのこのシーズンのみと言う事ですが、だいたいゲレンデでも殆ど日本人を見かけないのに、レストランで見かけるなんて不思議なものです。彼はフランスに来て3年との事ですが、見たところ言葉には全く不自由しないみたいで、レストランのサービススタッフとして完全に馴染んでました。ちょっと羨ましかったりします。
初日は、
Beaune Greves 2004 (Drouhin)
流石に良かったです。グレーヴの畑は好きです。
2日目は、近隣サヴォアの白で、
Roussette 2007
です。首の所には何かのコンクールで賞をとった印のメダルのシールが貼ってありましたし、もう忘れちゃいましたが、裏のラベルにはやたら能書きが書いてあって、一生懸命作っているようです。確か、11度から13度の間で飲めとか書いてあったと思います。ここに来ると必ず1本はサヴォアの白を飲みますが、いつもなかなか美味しく、食事とならこれで充分と思ってしまいます。
3日目は、ちょっと高い
Hermitage La Chapelle 1999 (Jaboulet)
です。確かに美味しくて良いですが、際だってはいないです。ラ・シャペルで是でよいのか、とも思わないでもないのですが、、
4日目は、少々疲れ気味だったので、昨日の残りとガス入りのミネラルウォーターで、
5日目は外泊、
6日目は、毎回この旅行を手配してもらっている斉藤さんと一緒だったので赤白の2本注文、1本目はニュフ・デュ・パプの白ワインで
Chateauneuf du Pape Blanc 2007 (Chateau de La Gardine)
普段は飲む事がない南ローヌの白ですが、07で若いですが、これはとても美味しかった!。サヴォアのよりもやっぱり良かったなぁ。
このホテルのワインリストでは、ブルゴーニュの2/3がフェブレイの90年代後半なのです。フェブレイのこの辺りは非常に評判が悪いので、今までずっと避けていたけど、今日は2人で飲むと言う事で、2本目は少し怖い物見たさで、フェブレイのジュブレイシャンベルタンの1級畑の1999年をオーダーしてみました。
しかし開けたワインは、案の定と言うか、見事なブショネ、凄いなぁ、私でも一瞬で判るブショネです。換えてもらったボトルはまぁまぁ美味しかったです。最近のヴィンテージは判らないけど、この辺りは積極的にフェブレイを選ぶ理由は無いですねぇ。
昔みたいに、国際線の機内にワインを持ち込みできるなら、里帰りにはなりますが、6本くらいは家から持って行きたい所です。何だか不便になりました。
2009年03月29日
_ [wine] Bnnes Mares 1987 (Herve Roumier)
これままた87年という、数えてみれば20年以上前のワイン。最近は、この位だと既に古酒と言うのでしょうか?。87のブルゴーニュがどんなのか、ってイメージがある人あまり居ないと思います。私も幾らかは飲んだと思いますが、普通は85か88にしてしまうので、それらに比べると飲んだ事は少ないです。86と比べますと、昔は一般的には86だった気がしますが、87が良いかも、と思ってしまう事が多かった様に思います。
購入は1992年12月、三美より買っています。「三美」ってもう知らない人も多いでしょうが、昔は、ブルゴーニュの優秀ドメーヌを沢山持っていて、まぁ、ブルゴーニュと言えば「三美」であった訳です。懐かしい昔話をもう少ししてしまいますが、当時三美は店舗として、銀座に確か2店舗有りまして、セラーを抱えているのは銀座八丁目店でありました。東京に出た時、初めて三美銀座八丁目店を訪れた時の事は良く憶えています。一階の店舗で「セラーに行きたいのですが」と言うと、「O階です、はいこれ鍵です。」っていきなり入り口の鍵を渡されました。それでそのビルの何階かにあるセラー(確か一フロアの部屋全体を空調してセラーにしてた)に勝手に入って、欲しいワインを持ってくる仕組みでした。「え、それで良いの?」とも思いましたが、当時はそれが普通だったんですね。
私がそれまで店頭で見た事もなかった、ル・ミュジニー(それもヴォギュエ)を始めて見つけて、思い切って買ったのもここです。86でした、2万円少々しまして、当時の感覚としましてもとてもに高かったですねぇ、本当に抱くようにして徳島に持って帰りました(未だに飲んでいません)。しかし、最近のヴォギュエのミュジニーは6万円でも買えませんので、それでも安かったのかも知れませんが。
このワインのラベルがすこし赤く汚れているのは、三美から送ってもらった時に、どのワインだか忘れましたが、一本のワインが割れてしまったからです。その頃は、発送時にお店にお願いして、木箱で送ってもらっていたのです。確かロマネ・コンティの木箱(DRCのアソートで無く、ロマネ・コンティと書いてあった)も一度来た事が有りましたが、置いておいた場所が悪く虫に食われて傷んだので捨ててしまいました。今考えたら勿体なかったですね。ワインも結構買っていますが、輸送中に割れたのはこの時だけです。
開栓、非常にしっかりしたコルクです、実際開栓前から液面も殆ど下がってい無かったので、状態の良さを予想出来るほどでした。最初グラスに注いだ時には、色が結構薄くなっている事がすこし印象的でしたが、テイスト、香りとも、最初から最後まで、状態として傷んだ兆候は全くなく、古いワインとしてはとても健全。最初から結構チャーミングで、この時期の濫造ブルゴーニュに良くある平板さ単調さが無くて、すこし嬉しくなりました。かといって、複雑でストラクチャーがあるかと言うほどでもなく、やはりヴィンテージなりと言う事かも知れませんが、大切に保管していたワイン、若い時に飲んだ方がより楽しかったかも知れませんが、DRC辺りを除けば、87のブルゴーニュとしては最良の姿を見せてくれていると思います。