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2006年11月04日

_ [music] St.GIGA(WINJ)最後の日

先の日記で、「何時まで続くか、、」と書いたのですが、やはりWINJは11月1日より放送休止となりました。来年2月1日より再開の予定とのアナウンスですが、確かな事は何もなく、不安視する向きも多いようです。無事再開するにしても、今の様なセントギガ時代の音楽をそのまま流す様な事は無いかも知れませんので、とりあえずは10月31日は、セントギガ最後の放送という思いで聴きました。

昔々、セントギガの無料実験放送を聴いて感激した事、初期の頃の放送の思い出(これらは後日になっても再放送はされていないと思う)、等々、感慨深いものが有ります。

でも考えてみれば、セントギガが潰れた時点で聴けなくなってしまって当たり前の音楽が、いままでずっと(それもタダになって)聴けていたのは、結局の所、私たちはずいぶん幸せだったのかも知れません。

10月31日、夜10時からの最終番組は、何とこの日の為の新プログラム。当然プロのアナウンサーなんか頼めないから、上手じゃないけどいつもの告知アナウンスの人の語りも悪くはないですよね。最後は、(WINJとは一言も言わず)セントギガのステーションコールで終わりました。良い終わり方、、だったと、、私は、、おもいます。


2006年11月13日

_ [private] 人間ドックの夜

健康診断でなく、ちゃんとした人間ドックと言うのは、初めての体験だ。過去にこれといった病気になったことがない私は、その実、健康にはけっこう無頓着だったるする。持病の逆流性食道炎でも、それがすぐに生死にどうという病気ではないし、、。しかし、45の時に息子が生まれて、少なくても彼が一人前(最近では30ぐらいか)になるまでは、看てやる必要が出来、それまであまりに無頓着だった、生きなければいけない年月を考えたときに、やはり出来うる健康管理は必要と思うに至った。それと、一向に減少する気配がない、ワインの在庫も心配だ(一応、全部飲むつもり)

大体、「何歳まで死ねない、」などど言い出すと、逆にそうならない様な気もするのだけど、この際そんな事も言ってられない。まずは検査という事で、作田先生に推薦してもらった日赤の人間ドック(とりあえず一番詳しいコースにした)の本日はその1日目だった。朝8時半の集合だけど、なんのかんのですぐ夜になってしまった。糖尿傾向も、高いコレステロール等も、まぁ何時と同じだけど、血圧が高かったのと、心電図に問題が有ったらしいのが少し心配ではある。

6時に夕食(まずいうなぎ定食)を食べたあとは、とりあえず翌朝7時までは、全く暇だ。おまけに明日は内視鏡診断が連続であり、何も食べられない。9時まではOKらしいが、食べてもすぐ下剤で明日朝には皆出してしまわなければならないので、これはもうもったいないので、まず何か飲み食いする気にもならない。そのせいで、夜は外出して中上さんと食事するつもりだったけど、止めてあすの検査にそなえることにした。

午後9時に軟下剤を飲んで、後は寝るだけなので、まぁ暇だ。ずっと不調だったPinカードがなぜか繋がるのが幸いだ。明日は朝から下剤を飲みまくり、、で大腸の内視鏡もある。これがちょっと気持ち悪そうだ。下剤飲むのもいやだし、検査も痛そうだ。人間ドックは3時くらいには終わりそうで、何もなければ夜の小笠原伯爵亭の食事会には問題ない様だけど、もし腸内に何かあって切除すると、しばらくは食事制限になるみたいだからキャンセルしなければいけない、、まぁ、それだけは無いように祈っている。


2006年11月18日

_ [wine] Selene Merlot 1998

カルフォルニアワインだけど、これは本当に美味しい。開栓後の一杯目から、「これは美味しい」と喜んでしまったワイン。特徴は何と言っても、バックボーンのとてもエレガントな豊富な酸である。普通、最近流行のワインは、果実味重視、充分熟した重いテイストが顕著で、酸が低い事が多い。濃くて甘くてインパクトは強いが、杯を重ねると私などには嫌になってしまう事も多い。画像の説明

カルフォルニアでも超一流のワインは、非常にバランスが良くて完成度が高く、そう突出した所がない見事なワインになるのだけど、これほど綺麗に酸を見る事はない。好みに合うせいだと思うけれど、CAのワインでこれほど美味しいと思った事はあまり無い。(CAのワインだから複雑さなどはあまり問わない)

このワイン、この頃は確か、ミア・クラインが作っていたと思うけどクラインの他のワインとは違う気もするので、Seleneが他のヴィンテージでもこうかどうかは、他のヴィンテージを飲んでいないので不明。

買ったのは2001年で98などもう手に入らないと思うけど、知っていればもう何本か買っておけば良かったと思うワイン。


2006年11月19日

_ [audio] やってしまった!、B−1不動に、、

歴代YAMAHAのアンプの中では、B−1と言うメインアンプは特別なアンプだと思う。V-FETと言う特別な素子が使われた機器でもあるし、それに非常に凝った(というか、設計者の思いがこもった)アンプである。

噂には聞いていたが実際B−1を手にしてみて、その通りと改めて思う次第だった。手元のB−1は修理来歴は幾らかあるらしいものの、それ以外はあまり手が入っていない個体で、私としてはとても好ましい物だった。でも、各基盤の電解コンデンサは見るからにもう寿命。

早く交換してあげなければ、と思っていたので、部品集めに時間をかけて、やっと本日作業にかかったのだけど、電源基盤を2つ直したところまではちゃんとプロテクトもはずれて音も出たのだけど、右のドライブ基盤のバイポーラの電解コンデンサを代えて戻して電源を入れたところ、プチッと変な音がしてプロテクトがはずれなくなり、以後ヒューズが飛んで電源が入らなくなった!!!。

ヒューズをいくら交換しても駄目、、でもコンデンサ交換はきちんと出来ているし、何処が悪かったのか良く解らない。こういう所が素人の情けなさ、もうお手上げだ。悩んだあげく、オークションでB−1関連の品を良く出品している人が、B−1の修理もやっていそうだから、修理依頼のmailを送る事にした。

修理といっても、もし終段のVFETが死んでいたら、交換品は無いので、もう、どうしようもないのだけど、、

もうこれ以上アンプなんて買うの止めよう、、(でも明日デドラが来るのだが)


2006年11月20日

_ [wine] Clos Vougeot 1996 (Louis Jadot)

何だか今年はボジョレー・ヌーボーをやたら宣伝していましたね。もう入っているみたいですが、どうなのでしょう?。確か空前の輸入量みたいですが、いったい全部売れるものなんでしょうか?。ちなみに、売れ残りの昨年のヌーボーをこの間近所のスーパーで半額で売っていましたが、、。で、そのスーパーでは今年もマルセル・ラピエールのヌーポー、3千円幾らで余所の作り手よりずいぶん高いけど、売ってました。都内のワイン屋で無く、一地方都市徳島の更に郡部のスーパーですよ、日本は大したものです。

気を取り直して今年はヌーボーは無視、でも最初から「今日はブルゴーニュ!」って感じでセラー入り、でもただ今、入り口では届いたばかりのワインが散乱している為、奥に踏み込めない状態なので、手前の棚から探すとこのワインが出て来ました。あまり買った覚えのないワインなので、若いけれどまぁ飲んでみる事にしました。今回面倒なので画像は有りませんが、ジャドーのワインにわざわざ画像は要らないですよね。

記録を見ると、このワイン99年の秋に小田急ハルクで結構良い値で買っています。ワインは開栓後すぐは結構寡黙だったけれど、次第に開いてきて香りも今は見事!(といっても現在開栓後もう2時間近いのですが)。これで実のテイストに、もう少し幅と複雑さが有れば本当に素晴らしいのですが、それはこれからの熟成待ちかも知れません。経験上の根拠はあまり無いのですが、真にクラッシックな特級のブルゴーニュワインと言う気がします(充分な熟成後が楽しみです)。

90年代では90を除けば一番良い年かも知れない96で、品質の不安定なクロ・ヴジョだけれど流石にジャドはとても堅実な素晴らしい作りですね。本当のところはまだまだロングランなワインの様で、ワインバーとか、またワイン会なんかで、もしこのワインを開けてから30分以内で飲んでしまったら、それはとても悲しい事かも知れません。

で、ここまでの文章を書いた今に至って、一応パーカーさんの評論を読んでみますと、何とこのワインを大絶賛していますね(RP93−95+)。さすがと言うか、またまた、「パーカーもなかなか良くわかってんじゃん」と言うべきか、、、


2006年11月24日

_ [wine] Ch. Ducru-Beaucaillou 1981

今時82でなく81を飲んでる人も珍しかも知れませんが、81もまぁまぁ良い年だと思います。(82は良い年なのでまだ飲んでないワインも結構有って、今の段階では私は多分79や81の方を沢山飲んでいます)画像の説明

このワインのこのボトルは特別で、1992年春にエノテカで買った物で、当方所蔵ワインの中でもかなり古い方です。3年は温度管理されていない蔵で夏を過ごし、その後セラー入りしたワインとなりますが、香りのまだ立っていない最初のテイストからでは、保管には全く問題ない見事なテイストでした。熱に当たったワインを飲んだ経験は何度も有りまして(特にアメリカ経由のオークション物)、それと比して、家の蔵に何年かおいてあったワインを何度か飲む事柄から、ボルドーは若い内は20度を結構超えても割と大丈夫だと、思っています(あくまで私感)。

さてこのワインが素晴らしいと思ったのは最初の一口だけで、2口目から香りが変だなと思い始め、グラス2杯目で、「香りだけおかしいな、開いてないからかな」と思っていたのですが、その最後には、軽いブショネであると結論づけました。(でも、テイストはとても良いのですよ)

経験上ブショネ判定(若しくは許容量)にはかなり個人差が有りまして、私はまぁ中ぐらいでしょうか。何時も最初は「あれ、どうかな?」、って感じですが、暫くすると気になってとても耐えられなくなります。一緒に飲んでいて、私よりも前に、これは駄目、と言う人もいれば、私がこれは駄目、と言い出しても平気な人も居るようですから、個人差はかなりあると思います。(ただ、人には敏感なスペクトルに偏りがあるもので、仮にブショネに大変敏感であっても、実際のところあまり自慢にする様なものでは無いと思います。また、かりにブショネが良く判らなくても、それはワインの味を楽しむ事とは全く無縁だと、少なくても私は思います。(と、言うか、その方がより幸せであります。)

こんな事を書いている人は今まで見かけませんが、私にとっては「ブショネはあくまで香りだけ」、なので、注意深く意識して飲めば、本来のテイストは何とか判別できます(あまり酷いブショネは駄目かも知れませんが)。でも実際は、「香りも味のうち」なので、影響が無いとはいいませんが、ブショネは異質なので、結構分離可能です。(私だけかも、、)

で、何のかんの言いながらも、軽いブショネのワインを半分飲んでしまいました(普段は1本飲んでしまうのですが、これは香りが気になってこれ以上は駄目)。ブショネはとても残念な事ですが、大昔に買ったこのワインが、結構健全に熟成してきていた事に感謝しています。

ワインで大切なのは、「そのワインに対する想い」なのかも知れません。東京のどっかのクラブなどで節操も無く開けられている若いクリュグやエノテーク、はたまたロマコンなんかよりも、ちょいブショネだったとはいえ、このワインの方がずっと尊いワインであったと、少なくても私には思えます。