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2015年03月07日

_ [ski] 今年もまた、アルプデュエズでスキーです。

まぁ、懲りもせず、今年もまたアルプデュエズにスキーに来ました。数えてみると、2000年に初めてここに来てから、何ともう11回目です。我ながらよく来ているなぁ、と思わざるをえません。画像の説明

昔々、海外のスキー場に行く道で晴れていたりすると、何とか今日中に滑れないものかとそわそわしたり、昔ツアーで来ていた頃、帰り際もう1本滑れますと言って、出発の直前まで滑っていた頃が懐かしい思い出です。今では、ゆっくり9時半頃にゲレンデに出て、昼を過ぎると、もういつあがってシャンパン飲もうかと思う次第です。でも、その間は、全く休まずです。最初は昼食も食べていましたが、夕食がつらくなるとの理由で、数年前から昼は殆ど食べず、連続で滑る事にしています。

初日の7日、とりあえず手前辺りを一通り滑って、とりあえず2時過ぎにあがり、すぐ近くのスーパーでシャンパンとサンドイッチを買って、部屋で音楽聴きながらずっとシャンパン飲んでました。

同じホテルに4、5日滞在する事もあり、何時もネットラジオで聞いているクラッシック音楽の放送"France Musique"が、こちらでは地元のFMラジオで聴けるので、ラジオとアンプ付きのスピーカーを持って行って部屋ではずっと聴いています。

アルプデュエズ滞在中の4日間、天気はいずれも快晴。その前の週は、雨が降ったり、風が強くてリフトが全部止まったりと、結構荒天だったらしいですが、本当にラッキーでした。そしてこの後、帰国に日までずっと晴天でありました。画像の説明画像の説明

夕食時になってワインリストを見て、まぁびっくり。数年前からこういう傾向にはあったのですが、とにかく凄く若いワインしか無い。地域には関係なく、殆どが2011か2012、09とか08すら見当たりません!。10年程前、初めてこのホテルに来た頃は、結構古いワインの在庫も持っていて、そこそこ楽しめたのですが、もう在庫を持たずその年の物はその年に仕入れることにしたみたいです。なにせ10さえ無いのですから、何ともどうしようもありません。仕方が無いので、ニコラ・ロショニョールのプルミエクリュにしました。でも2011です。

料理に関してはだんだん良くなっている気がします。アルプデュエズでは何処に行ってもスペシャル的な美味しい物は期待薄なのですが、まだこのホテルはましかなって思います。

2日目の8日(日曜日)は、ヴァレリーと午後3時に待ち合わせて居ます。まずゴンドラで上がった後、ヴォジャニー方面に向かい一通り滑って1時半頃に帰って来ました。ヴァレリーはこの日はオフでお休み、3時にホテルのカフェで話をして、夕食も一緒に食べることにしました。夕方暗くなるまで、ホテル一階の広い居間で読書。

夜の食事では、ヴァレリーも一緒なので、ローラン・ペリエを開けました。ヴァレリーもあまり飲まない事もあって、2人で結局シャンパン1本も全部開けれませんでした。本当にあまり飲めなくなりました。

3日目の9日(月曜日)は、オーリスの方へ向かいまして、一通りコースを回ります。いずれの日も天気が良いので、滑りやすくとても気持ちが良いです。以前は、無理して上級者コースばっかり選んで行っていましたが、今年は控えることにしました。それに、ずっと晴れなので、整備してあるコース以外はバリバリに凍っていまして、凄く疲れます。この日も2時前に上がって、もう足がぱんぱんに張って痛いので、サウナとジャクジーに少し行っていました。

夕食時、超若いワインばかりであまり気が惹かれませんが、白を見ると、全く例外的にミクルスキの2007のムルソー・シャルムがありましたので、殆ど無条件でこれにしました。画像の説明

4日目の10日(火曜日)、最終日、天気も引き続き凄く良いし、他の方面は大体行ったので、今年初めて頂上ピック・ブランに登りました。毎年行っていた、超難関コース「トンネル」はもうパスです。上の方で暫く滑った後、最長コース「サレン」を、思いっきり休みを挟みながら、ゆっくり降りてきました。これで午後2時前、これにて今年のスキーも終わりました。でも55歳を過ぎると、スキーでまる4日間は結構しんどいです。本当は3日位にしたいところですが、何時も泊まるホテルは、基本1週間単位でしか駄目で、私はリピーターなので5泊でOKなのだそうです。4つ星でかなり高い割には、いい加減なところが多いホテルですが、スタッフも気がいい人ばかりだし、スキーの板も預かってもらっているしで、今のところ他のホテルに移る気はしません。しかし、来年は4泊で可能かどうか、なんとか旅行会社の人に交渉してもらおうと思って居ます。


2015年03月11日

_ [wine] シャンパーニュ地方とアルザス地方のワイン畑巡り(1日目、シャンパーニュ)

アルプ・デュエズで数日スキーをした後の、ワイン畑巡りも、ローヌ、サヴォア、ボジョレ&マコン、に引き続いて4回目です。ボルドーでワインの仕事をしている加藤さんに、何時もガイドをお願いしています。と言うか、加藤さんが案内をしてくれるからこそ、私のワイン畑巡りは可能になった、と言うべきです。

グルノーブル9時50分発のパリ・リヨン駅行きTGVにてパリに行き、そこで加藤さんと落ちあう予定です。前日、当日朝も確認したにも関わらず、時間にタクシーが来ない(ホテル側が手配)。フランス時間かも知れないけど、あまり遅れると流石にヤバいので、10分遅れた時点でホテルに問い合わせ、電話した後「大丈夫だ」との返事で、着たのはその10分後だ。まぁ、こういう事はこちらでは普通なので、もう少し時間的に余裕をみた出発時間設定にしてもらいたかった(旅行会社が時間を設定)。グルノーブルの駅では既に列車は来ていたので、トイレに行く間も無くTGVに乗る。グルノーブル近郊で何かあって、もし渋滞でもしていたら危なかった。

グルノーブルからリヨン辺りまでは、TGVとは思えないゆっくりとした車速で、本当に13時に着けるのか心配になったけど、グルノーブル=リヨン間の景色の美しさは格別だった。画像の説明

予定通り13時にパリ・リヨン駅で加藤さんと合流し、車でシャンパーニュ地方へと向かう。まずは、位置的には一番西の方、パリからみてシャンパーニュの入り口に当たる所で、マルヌ川沿いにもなりヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区と言われる地区の始まりにあるシャンパンの作り手、A.ROBERTを訪問。RMだけど生産量も結構多くて、品質もとても良いシャンパンの作り手だそうだ。現当主のアルベール・ロベールさんは、まじめで実直な良い方。シャンパーニュでは、試飲と言っても1本開けてしまうのだけど、3、4本開けてもらった。やっぱりプレステージのヴィンテージ物が美味しかった。

その後、マルヌ河に沿ってシャンパーニュの中心地エペルネに向かう。こここらずっとヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区だけど、グランクリュ地区は無い。シャンパーニュには、グランクリュ地域が大まかに4つ有って、モンターニュ・ド・ランス北側のヴェルズレイ&ヴェルジィ、南側のアンボネ&ブージィとエペルネの対岸になるアイ、それとエペルネから南のコトー・ド・ブラン地区となる。地勢からしてそれぞれかなり違うので、適する葡萄も、出来るシャンパンの特徴もやはり違うのだけど、ここに来るまで私はあまり理解していなかった。最も、大手メゾンは各地から葡萄を買うし、RMって言ったって、実際には他地区に畑を持っている場合も多いみたいだから、内情まで知った上で無いと個性分けは難しいかもしれない。

まずはアイ地区に入り、加藤さんがドン・ペリニヨンが居たという教会に案内してくれた。良くある欧州の比較的小さな町教会だけど、祭壇前に碑があって、その下に眠っているという。教会のすぐ周りの土地は住宅地や更地になっていたけど、昔はここらで葡萄を栽培していた事だろう。少し離れると、アイ地区でマルヌ河に向かっての斜面に葡萄畑が美しく広がる。(殆ど動画で撮りましたので、写真がありません)画像の説明

その後エペルネにむかいます。エペルネ市内の大通りには、聞いたことがある飲んだこともあるシャンパンの会社(城のような大邸宅)が、ずらりと並んでいます。誰でも写真で見たことがある、ドン・ペリニヨンさんの銅像は、現在修復中とかで、板に囲われて見ることが出来ませんでした。

エペルネ市内視察の後、今夜のホテル&レストラン「ラシエット・シャンプノワーズ(L'Assiette Champenoise) 」に向かいます。ランスの近くなので再びアイの畑の方に戻り、フィリポナの前を通り、すぐ隣の「クロ・ド・ゴワセ」の畑の斜面を左に見ながらランスに向かいます。

ラシエット・シャンプノワーズは、ランス郊外にある大変評判の良い、三つ星レストラン&ホテルで、本当に楽しみにしてました。部屋の予約はラージルームしか取れませんでしたが、都内の一流高級ホテルに泊まるのと同じくらいの価格、部屋の広さからするとリーズナブルです(もっとも、私には広い部屋は必要ないですが)。

夕食の時間、まずウェイティングのルームでメニューとワインを決めます。当然シャンパンを頼むのですが、種類が多すぎて時間がかかりますワインリストはiPadです。一見便利そうだけど、やっぱり紙の方が見やすいと思う。シャンパンの細かい銘柄はわからないので、セレクションは加藤さんに一任しまして、リーズナブルなフィリポナの”1522”2002にしました。赤はシャンプノワーズをリクエストしましたので、ヴェッセルのブージィ1995にしました。思い返せば、もうちょい古めのシャンパンにすれば良かったかな、とも思います。(沢山有ったらしいです)画像の説明

テーブルは入り口付近だったものの、料理、そしてサービスも「三つ星レストラン」の名に恥じない見事な物でした。料理の写真は、最近私は撮る習慣がないもので、有りません(ワインのラベルは必ず撮るんだけど)。ただ、何故か不思議と最後に出てきたデセールが、美味しくないのです(それも「とても」)。チョコレートケーキを頼みましたが、何というか、美味しくないと言うよりは、不味いのです。デセールにおいて普通あり得ないことで私自身愕然としました、ホントにどうしてなんでしょう?。単にパティシエが、超ダメダメな奴であっただけかも知れませんが。日本語だから誰も分かるまいと、結構悪口言ってましたが、後で思うと、言葉が分かる人が居たらちょっとまずかったかも、、


2015年03月12日

_ [wine] シャンパーニュ地方とアルザス地方のワイン畑巡り(2日目、シャンパーニュ地方からコルマールへ入る)

朝、折角ランスに来たのですから、ランスの大聖堂は是非見てゆかねばなりません。一通り見学した後、いよいよ2日目は、本格的にシャンパーニュ地方のグランクリュ畑を、ランスの方から南の方へ順に見てゆきます。

ますはヴェルズレイとヴェルジィ地区です。ここは位置的にランス南のモンターニュ・ド・ランスの、何と北側になる畑です。

その後、モンターニュ・ド・ランスを葡萄畑に沿ってぐるっと廻る感じで(ずっと一級畑が続く)、南側のアンボネとブージィの畑に向かいます、アンボネの町に入ってすぐに、エグリ・ウリエのドメーヌがあります。またアンボネにはクリュッグの「クロ・ダンボネ」という有名な畑がありますが、行ってみたのですが、石垣が2m程有りまして、手を伸ばしてもカメラで中を撮ることさえ出来ず、中が全く見えない状態です。こんな畑は初めてです。ただ、周囲の畑を見る限りには、「特別な場所に在る」って気はしません。

アンボネとブージィは比較的平らな地勢です。こちらは、ピノ・ノワールが多く植わっている様で、シャンパーニュ地方の赤ワイン、コトード・シャンプノワはここの産が多いそうです。

アイは昨日よく見ましたので、もう一度フィリポナの「クロ・ド・ゴワゼ」の畑の前を通るだけで更に南下、橋を渡って対岸に移動して、いよいよコート・ド・ブラン地区に入ってゆきます。

まず、クラマに入り、南下してアヴィーズに入ります。この町にジャック・セロスのドメーヌがあります。セロスがやっていると言う、ホテル・レストランや、作業所の外観を見ながら進み、更に綺麗な葡萄畑の中をオジェ、そしてメニル・シュール・オジェに行きます。「メニル」と言えば、私が好きだったアラン・ロベールのメニルです(今では、全く飲めませんので、過去形です)。加藤さんに聞いたところでは、アラン・ロベールは既に高齢で、もう殆どシャンパンは作っていない、との事とです。残念です。

あと、メニルと言えば、クリュッグのクロ・ド・メニルです。昔から僕らは「クロメニ」と言っていました。少し上の昔からの知り合いと話をすると、「昔は、よく飲んでいたのにねぇ、」と言う事になります。私はあまり飲んだ記憶がありませんが、昔は本当に結構安かったのでした。メニルに行ったからには、クロメニの畑を見たい!、と言う事で加藤さんにリクエストしてありました。

クリュッグのクロ・ド・メニルの畑は、意外と町の中でした。町の裏の山の方から畑が続くのですが、ここだけ、メニルの町に入り込んだところのです。石垣(クロ)で囲まれていますが、その外は既に住宅になっています。畑に入る小道を出て周りを見てみると、隣に"Hotel de Ville"(市役所)があります。ほぼ町の中心に有る感じです。

葡萄畑の中を山の上の方まで登り、もう一度メニル・シュール・オジェの畑をよく見てから、いよいよアルザス地方に向かいます。車で三時間半位かかったでしょうか、本日は、南北に長く延びたアルザス葡萄畑地区の、ほぼ真ん中にあるコルマールに泊まります。午後5時位にホテルに着きました。メニルからコルマールへの道筋は、途中に町が幾つか有るものの、広がる牧草地に風力発電の風車が数多く並んでいる、なかなか素敵なものでした。

アルザスと言うとストラスブールの街が有名ですが、コルマールも幾らか小規模ながら同様な綺麗な街並みです。夕食にでるタクシーの時間まで、市内を観光していました。画像の説明画像の説明

夕食は、昨日に引き続きミシュラン三つ星の、オーベルジュ・ド・リル(L'Auberge de L'ill)です。ここもホテル&レストランなのですが、ホテルの方は部屋数が少ないこともあり予約が取れませんでした。おかげでコルマールでゆっくり市内観光が出来たのでし、レストランまでコルマールからタクシーでそれほど時間がかからなかった(値段も50ユーロ弱でした)ので、コルマールからで良かったですね。

テーブルは昨日に引き続いて入り口付近だったけど、ここも、まぁ見事な三つ星レストランです。昨日も良かったけど、更に良かったです。メインは子羊にしましたが、最高の素材を見事に調理、本当に美味しかった。サービス、雰囲気、料理とも、何とも素晴らしいレストランです。ワインは当然アルザス、クロ・サン・テュヌの古いのを見つけたので、白は迷わずこれにしました。81か73、どちらにしようか迷ったのですが、73にしました。赤は、明日朝に訪問する。マルセル・ダイスの赤ワインにしました。


2015年03月13日

_ [wine] シャンパーニュ地方とアルザス地方のワイン畑巡り(3日目、アルザス)

3日目はマルセル・ダイスへの訪問が一番の用件で、とても楽しみです。観光の日数が限られていますので、基本私は畑を見ることをまず優先して、作り手訪問はあまりいれません。まぁ、本当に行きたい所は、大概ヴィジットを受けていないので行けない、ってのもあります。

約束は10時なので、まず途中のリボーヴィルと言う町に行きました。ここは小さいなながら古い美しい町並みが残っている観光地だそうで、確かに素敵な場所です。歩いてみたかったのですが、時間が無いので車から見ただけでした。その後ベルグハイムに有るマルセルダイスに向かいます。

マルセル・ダイスのドメーヌは試飲とセミナーができる広いホールを備えていて、訪問する客に充分対応できるようになっています。今回は、加藤さんが特別に当主のジャン・ミッシェルに会えるように約束してくれています。まず対応してくれたのが、ここで醸造とかを仕切っている女性で、たぶんジャン・ミシェルの現在の奥さん(これは後々で解る事だけど)。ジャン・ミシェルは、畑を見に行っているが試飲している間には帰ってくる、との事。広く清潔な試飲室で、コンピュータを使った大画面のモニターに映し出された畑の概要を見ながら、次々に試飲してゆく。この解説ソフトもわかりやすくて非常に出来が良い。結構な数の試飲だったけど、後に行くほどキッチリ良くなって行くのには感心した。試飲の途中で、当主のジャン・ミッシェルがつなぎ姿でかえって来た。画像の説明

誰でも知る通り、このアルザス地方でテロワール主義を唱えて推進する先鋒なので、ちょっと怖い人かなとも思ったのだけど、どちらかと言えば少し小柄の、とても良い感じのおじさんだ。もっとも加藤さんとは以前から知り合いだから、ってのもあるだろう。しかし、ワインの話をする時はやはり真剣だ。ただ、まくし立てたりはしない。普通の試飲とかは、若いスタッフが結構居て、そちらがやるみたいで、私がジャン・ミシェルに会えたのは、ひとえに加藤さんのおかげだ。暫く話をした後、昼食を一緒にしようと言ってから、ジャン・ミシェルはまた畑を見に行った。

訪問は10時だったのだけど、最初暫く待ったこともあり、試飲も数が多く、間にジャン・ミシェルの話もあって、後で醸造所も見せてもらったら、既に12時半を回っていた。そのうちジャン・ミシェルが帰って来て自宅の方に案内され、加藤さんと私、家族と同じテーブルに座り昼食を戴いた。本当に有り難い事だ。ここではビデオは回しづらく写真だったので、撮ったのがこの写真。奥がジャン・ミシェル・ダイス、手前の女性が試飲と解説をしてくれた人で多分今の奥さん。写真ではちょっと顔が隠れているけど、間の小さい女の子は、お二人の子供の様だ。お客さんには結構慣れているらしく、ニコニコしていてとても可愛い。(ちなみに、この日は居なかったけど、前の奥さんとの間にマチユー・ダイスと言う成人しているイケメンの息子が居るらしい)

昼食まで戴き、ワインを買ってマルセル・ダイスを後にしたら、もう午後二時になっていました。当初は南北に長く点在するアルザス・グランクリュの畑を全部見るつもりでしたが、もう無理です。まずマルセル・ダイスのすぐ前にあるアルテンブルグの畑の方に上ってゆき、畑を一望したしたあと、これより南に向かいます。画像の説明

リボーヴィルの上のグランクリュ畑は朝見たので、次のユナヴィールのグランクリュ、ロッサーカーを見に行きます。ここは是非見に行きたいと思って居ました。アルザスで一番有名なトリンバックのクロ・サン・テュヌの畑が、このロッサーカーにあるからです。

地図を見ながら、ロッサーカーとおぼしき丘陵の上に行きますが、それらしきクロ(石垣)も見えません。ふと下方右町の外れに教会が見えます。クロ・サン・テュヌのラベルに描かれている教会と畑って、あそこでは無いかと言う事になり、教会の下まで行ってみました。昨晩飲んだクロ・サン・テュヌのラベルの写真を出してきて、目の前の風景と見比べます。まずここに間違いないでしょう。

ここは写真も撮りました。ラベルのイラスト通りの、教会を頂上とした斜面に葡萄畑が広がっています。写真右手の方は、これで葡萄畑は終わっていますが、左の方には更にずっと広がっています。ロケーションも素晴らしく、天気も良いので暫し眺めていました。

その後更に隣のリクヴィールに行き、ショーネンブルグの畑も見に行きました。マルセル・ダイスもここに畑を持っていて、訪問した帰りに買ったワインにここのショーネンブルグが含まれていることと、今回アルザスを訪れるにあたり参考にした、ワインアトラスには、この畑からの眺望の写真が載っています。聖地巡礼じゃ有りませんが、その写真のポイントも特定してきました。

もう夕方になってきました。本日宿泊のストラスブールまでは、ここから結構距離があるので、ゆっくりした葡萄畑見学はここらで打ち切って、ストラスブールに向かいます。結局コルマールより南の畑は見ることが出来ませんでしたが、主要な畑は訪れたので今回はこれで良しとします。画像の説明画像の説明

ホテルに着いたのは午後5時過ぎ、夕食は8時からなので、ストラスブールの市内観光に行きました。事次第は次の項目を参照。

夕食はホテルのすぐ近くの、ブリュイーゼル(Buerehiesel)と言うレストラン。現在は一つ星だけど、以前は三つ星をとっていたらしい。大きなオランジュリー公園のほぼ真ん中にあって、昼間は綺麗のだろうけど、夜はあまりわからない。ここもとても良かった。でも昨晩までの現役三つ星と比べると少しラフかも知れない、ランク付けは極めで妥当な所。

ワインは白は当然アルザスで、ソムリエ氏はいきなりクロ・サン・テュヌあるけど、とか言ってきたけど、昨日飲んだのでビオ系の良い作り手を、と言うリクエスト。そこでマルク・クライデンヴァイスのカステルベルグ・グランクリュを勧めてくれたので、それにした。赤は流石にそろそろシャンパンやアルザスには飽きたので、ブルゴーニュか何処かそこら、と言う事で加藤さんに見てもらったら、トラペのシャペル・シャンベルタン90が結構安い値段でリストに載っているのを発見。かなりお値打ちなので、見つけて迷わずその90のトラペにした。これが最後の1本だそうだ。

_ [misc] ストラスブールでの聖地巡礼

「ストラスブールと言えば、White Album2でしょう!」って、アルブデュエズに居る時にふと思いつきました。当然何も準備して居なかったのですが、ホテルでいきなり検索してみると、、おお!、出てくるではありませんか、聖地巡礼の為のマップが。先人たちの偉業に感謝です。画像の説明画像の説明画像の説明画像の説明画像の説明画像の説明画像の説明

旅行は葡萄畑見学をメインに、って言ってても、折角ストラスブールに一泊するのですから、噂に聞く美しい旧市街を見てみたいし、それだったらWhite Album2の聖地にも訪れてみたい訳です。

午後五時過ぎにホテルに入り、夕食に出かけるまでの間、聖地巡礼を兼ねた市内観光に行ってきました。ホテルが少し離れていたので、まず大聖堂付近まで加藤さんに送ってもらいました。その大聖堂を見て、それから資料と記憶を頼りにこの近くから巡礼です。その成果がこの写真。

PCゲームのWhite Album2をやった事が無い人には分からないと思うけど、うーん、なかなか感慨深い物があります。場所を探しながら歩きますと、まあだいたい中心地を一周しますので、それだけで観光にもなります。ホテルまで結構遠かったのですが、帰りは歩いて帰りました。最初から巡礼する気でいたなら、写真にもあります、春木が泊まったホテルに宿泊したのですけどねぇ、、そうすれば完璧でした。

最後のストラスブール駅だけは、ホテルの反対側になり少し遠くなるので、翌日朝、空港に行く途中で寄ってもらいました。一応各写真、アングルも気にして撮ったのですが、ここだけは記憶違いで、ゲームのシーンとは撮る方向が逆になってしまっています。


2015年03月21日

_ [wine] 最近飲んだワイン、Frederic Emile 2007, Clos de Tart 2002, La Mission Haut Brion 1982

旅行中に、ワイナートを出している美術出版社が民事再生法を申請した由、聞きました。でも雑誌は出ているだろうと、先日ワイナートの四月号(3月5日発売のはず)を買いに、何時も取り扱っている少し遠い大きな本屋さんに行きましたが、ワイナートはおろか、ワイナート関連の出版物まで見当たらないので、吃驚。帰ってからネットで検索しますと、アマゾンその他では普通に発売されていたので、アマゾンで買っておきました。次号からはどうなるんでしょうか?。

今週は、スキーとシャンパーニュ&アルザス行きの記録で忙しく、旅行の反動で飲んだワインの事を全く書いていませんでした。飲んだワインのなかで、印象に残った物を写真を撮りましたので、UPします。画像の説明

トリンバックのキュベ・フレデリック・エミールは、アルザス行きの準備をしていた時に見つけて買ったので、割と最近入庫のもの。最近読んでいる「マット・クレーマーワインを語る」と言う本の中で、トリンバックはクロ・サン・テュヌが有名だけど、キュベ・フレデリック・エミールはそれに肉薄する見事な品質でとてもお買い得、と有ったのもその理由。

そのキュベ・フレデリック・エミールの2007ですが、クロ・サン・テュヌよりは熟成も早いらしいけど、それでもまだガチガチ。そのマット・クレーマーの本には、1990のが現在飲み頃と記載があるけど、これは2006年初出の記事なので、今だと2000の頃のがやっと飲み頃なのかも知れない。
画像の説明

久しぶりにブルゴーニュのとっておきを、と言うことで開けたのが、ちょっと早いかな、とも思ったけどクロ・ド・タールの2002。複数本買いましたが、これは一本目。2003は暑すぎて買うのをパス、そうするうちに、2005からブルゴーニュのこの様なワインは全く買えなくなってしまった(もちろん価格的に、と言う意味も含む)。

80年代後半から90位までは結構飲んだけど、作りがずいぶん違います。2002に至っては、殆どビオの作り手ではないかと思うほど。でもテイストに中心がキチンとあって、やはりとても良いです。もう少し、時間のおいて飲んでも良いのですが、よく考えると10年後は自分もどうなっているか分からないので、悩ましいところ。
画像の説明

引き続いて、とっておきのボルドー、と言う事で、好きなミッションの、ミッションらしい最後の年1982(83からはオー・ブリオンと同じスタッフによる醸造、でも83も美味しいです)。82は評判が良すぎたせいもあって、あまり飲んだ事がありませんでした。

開栓後テイスティングして、芯が硬そうなのでデカンタしました。流石にもう30年経っているので、熟成はしていて香りもグラーブ、ミッションのものですが、本当言うとまだまだって気はします。過去に結構飲んだ60年代のミッションの域には、まだ道程長そうです。

でも、15年や20年前にも60年代のワインを飲んで居たのですから、今だったら80年代のこのワインでも好みの飲み頃でも良いはずなのですが、、買ってからずっとセラー保管なので、状態が良すぎるのでしょうか。どちらにしろ後10年位でどうにかなってもらわないと、あまりお酒が飲めなくなる年齢になってしまいます。最近こういう事、思う事が多くなりました。


2015年03月23日

_ [music] ラジオ・フランス、何とストライキ

この所、ネットラジオはラジオフランスのクラッシック番組、フランス・ムジークを聞いていますが、今日は何だか変。あれ?、楽しみにしていたライブ番組も無く、クラッシック音楽を短い曲名紹介と共に流すばかり。画像の説明

機器トラブルかな、と思ってHPをよくよく見てみると(翻訳サイトで、翻訳してもらいました)、、どうやらストライキみたいです!。放送局でもストライキするんですね、さすがフランス。でも、結構長らくフランス・ムジーク聴いていますが、こんなのは初めて。

フランス・ムジークの方の告知では、「19日からちゃんと放送できないかも知れない」とありますが、ついに番組が無くなってしまいました。流石に、無音放送はしないみたいだし、主要番組などはきっとその内オンデマンドで聞けるようになるでしょう(希望)。

普段、お喋りばかりで音楽が少ししか流れない番組が結構多いので、今のところの音楽垂れ流しも、BGM的に聴くにはなかなか良いのですが(流石に選曲は悪くない)、まぁ、早く元に戻ってもらいたいものです。

P.S. 今回のストライキの簡単な事次第は、日本の方が此処のブログ(http://ameblo.jp/kokubo-communication/entry-12003836209.html)に書かれています。


2015年03月29日

_ [wine] Ermitage Le Pavillon 1992

私は在庫ワインの管理はカードでしていまして、飲むワインを選定する時は大概、昔の図書カードよろしくカードをめくって探すのですが、本日は例外的にセラーに行ってワインを引き出して選んでみました。画像の説明

もっとも、最近しつらえたセラー2は、ワインはオリコンのプラスチック箱に入っているので、そういうのが出来るのはラック式のセラー1だけですし、実はそちらも奥行きが2本になっているので、前面の方のワインだけが対象となります。

そこで暫く探して選んだのが、この92のパヴィヨン。実はシラーはそれほど好みでは無い事もあり、パヴィヨンはまだ飲んだ事がありません。強いワインは好みではありませんが、確かローヌでは弱い年だった1992なら面白いのでは無いかと思い選びました。これを買った時も、ヴィンテージも悪いのでパヴィヨンにしては安かったのが理由だった記憶があります(それでも15kほどするんだけど)。

予想通り、熟成も進んで結構軽くなっています。ヴィンテージの影響が大きいと思いますが、評価の高かった前年91の同じ北ローヌのギガルのワインを結構飲んだ経験から(トゥルクとか)、ここら意外と熟成は早いと言うイメージは有ります。

それもあって、有る種の特別感こそ無いものの、流石に時間を於いたあとでは芳香も素晴らしく結構楽しめたワインでした。


2015年03月30日

_ [wine] Musigny 1995 (Dom. Jacques Prieur)

気温も少し上がってきて、セラーの温度は15度で定温、室温は20度弱でワインを飲むには最良の時期です。この時を逃さず、90年代のブルゴーニュとしてはとっておきだった、95のプリウールのミュジニーを開けました。画像の説明

開栓時、ふわっと良い香りがして期待がもてました。グラスに注いでみると、色がかなり薄い、そして色調もかなり進んだ感じ、香りは色調なりだけど悪くはない。まだ95なので、これはかなり意外でした(と言ってもほぼ20年だけど)。

ブラインドで出されると、若く観ても83、85位、普通ならそれ以前のワインと思うでしょう。時折東京の某ワインバーで、70年代や80年代のブルゴーニュ(村名クラスだけど状態は良好)を好んで飲んでいますが、まさにそんな感じのワイン。95のミュジニーとしては違和感が無いではないけど、綺麗に熟成して、香りも素晴らしい美味しいブルゴーニュとして、全く好みのワインでして、実際何の文句もない。この所、一人で1本開けることは無くなったけど、このワインは全部飲んでしまった。