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2014年10月02日

_ [computer] Windows(10) Technical Preview インストールしてみました。

Windows8.1の次は、9を飛ばして、何故かWindows10らしいですが、Technical Previewが早くも出たらしいので、早速ダウンロードしてインストールしてみました。

インストールの機種は、現在全く使っていない、lenovoのThinkCentre(Celeron 1.8G)。64bit版をインストールするために、手元にDDR2の2Gのメモリが余っていたのでこれを増設してインストール。元々のOSはXPで、ビデオ出力もVGAしかない、かなり古い機種なのですが、問題なくインストール出来ました。

インストールの手順も内容もWin8と殆ど同じで(違う所、有るのかな?)、OSの立ち上がりも同じ。バージョンの番号が1.9も上がる理由がよく分からないけど、そう言えば、"Windows Technical Preview"で、何処にもWindows"10"とは書いていない。デザイン等々は、これから変わるのでしょう。Buildは9841になっています。

ファーストインプレッションの記事が既に出ていますが、例のスタートボタンが復活しています。元々ClassicShellを常用していますので、あまり目新しくは有りません。復活しても今一使いづらいので、このWin10にもClassicShellをインストールしましたので、私の場合、そこらもWin8.1と同じにです。

その他、ちょっと触ってみての一番の違いは、ファイルエクスプローラーの枠(ボーダー)の幅が凄く細くなった(若しくは無くなった)事。Win8はやたら太くて、野暮ったくって嫌でした。ボーダーの幅の設定項目は無いので、、ボーダーを細くするアプリで細くしていました。これが元に戻るんじゃなくて、いきなり殆ど無くなってしまいました。ざっと操作してみて、ここが一番違う所ですね。後目に付くのは、スタートアップとシャットダウンの時の背景色がちょっと薄い青に変わったぐらいで、今のところ、あまり違いというのは分かりません。


2014年10月11日

_ [music] ワーグナー: パルシファル(新国立劇場)

木曜日から日曜日までの東京行きで、その予定が決まってから期間内のめぼしいコンサートを探しまして、一番に目に付くのが、このクプファー新演出の新国劇の「パルシファル」です。すぐチケットを取ろうとしましたが、さすがに人気らしく、二階席で1つだけ見つけてすぐ取りました。二階席でコンサートを見るのは久しぶり、新国劇では初めてかも、、

その注目の演出ですが、正直な意見としては、「あたしにゃぁ、すっげーくだらない演出」と言う所です。どんな舞台かは、既に探せば画像込みの情報が有るでしょうし、その内音楽雑誌で評論が載るでしょうかが、クプファーが狙ったのは「抽象化」なんでしょうかねぇ、分かりません。もっとも、有名だから名前は知っているものの、前衛と言われてきたクプファーの演出を、私は見た事が有りませんので、これがクプファーだと言う事なんでしょうか?

その舞台は最初から最後まで、全幕同じセット、あまりにお金が無くって仕方なくこうなったのなら理解もしますが、新国劇の舞台機能を使った時々大きく動く舞台で、この舞台セット自体、お金はずいぶんとかかってそうですし、有名演出家の起用なので、それはなさそう。

私は「パルシファル」の映像&演奏は、LDで一度見ただけで何度も見てませんし、実際の舞台なんて初めてで、こんなエラソーな事思ってはいけないのかも知れませんが、全部見終わって、後でよくよく思い返してみても、「つまんねー、くっだらない演出」としか感想としては出てきません。それよりも「ホントにこれ演出といえる物なのか?」と言いたいぐらいです。

先にも書きましたが、舞台は全編同じで変わらず。儀式を行う城内の場面では、前面と後ろに半透明の幕が下りて、建物内の雰囲気を出していまして、それは良い効果だったと思います。でもそれ以外は、本当に同じ、小道具も背景道具も殆ど出てきません。聖杯と槍はどうしても出さざるを得ないので、それだけは仕方なく出した感じで、槍は存在感と威圧感がない様に透明プラスチックになっています。思うに、演出家の意図する所は(すごく好意的に考えれば)、排除できる物は排除してシンプルにし、舞台自体を抽象化したかったのでは無いかと、あとで思い返して想像します。

当然ながら著名な演出家の事です、時折出てくる3人の僧侶にも何かどっか意味があるんでしょうし(そこの仏教との関連の指摘については、先に読んだ雑誌の記事で、少し読みましたが、それでも尚、意味不明)、ギザギザライトアップ通路の舞台にも、その照明模様にも、舞台をゆっくり動き回るオベリスクの様な先のとがった支柱も、その動きにも、深遠な意味合いが有るのでしょう、、有るのでしょうが、フツーに見ていても、後で良っく考えても、やはり「意味不明」としか言いようが有りません。先に少し情報が有った僧侶についても同じです。兎に角、演出の殆どが、何のためにそうしているのか、普通の聴衆には「納得」できないまま、音楽だけ進んでゆきます。

舞台だけではなく、人物についても同じです。二幕のクンドリなど一部を除いて、誰も、衣装は簡易な質素なものでづーっと通していまして、衣装から与えられる物語が殆ど無いです。だから思うのです、「『演出』しているのか?」と。主役のパルシファル、登場時はあれでもまだ良いでしょうが、智を得て何を行うべきか知った目覚めたパルシファルも、放浪から帰還したパルシファルも、王に代わり儀式を執り行うパルシファルも、全く同じ情けない姿格好なのは、どーしてなのでしょう。二階席からですと、パルシファル役の歌手の禿げかけた頭がよく見えて、くたびれた格好と相まって、更に違和感が増します。パルシファルはこういう姿の人物で有ると言うのが、演出家の主張なのか?。出演者の動きにしても、印象として、半分ぐらいがゴロゴロ寝っ転がって、死にかけの体でのろのろ這いまわっています。苦悩を表すのかも知れませんが、何かを主張したり表現する態度も取りづらい、這いずりまわりの体は、私としては、「物語の登場人物の動きとして、とても奇妙」、としか思いようが有りませんでした。

オペラは物語です。その物語で状況を示すト書きの部分を再現しないのは、まだ解釈として良いのかも知れませんが、歌手が実際歌う歌詞の部分を全く無視して表現しないのは、演出家としてやるべき事をやっていないと言われても仕方ないのではないでしょうか。なにせ、登場人物が歌っているのに、実際の舞台の方では、その歌詞とは全く違うのですから。聴いていて見ていて、やっぱり変です。

視覚からは、殆ど意味ある物を受け取れない絶望的な状況で、最後まで退屈せずに座って居られたのは、やはり音楽の力でしょう。歌手の誰にも、全く不満を覚えませんでした。とても良い歌い手のスタッフだったと思います。オケも、以前此処で見たオペラの時の様に、うまいと唸る程ではなかったものの、長い演奏時間にもダレずに、最後まで良い出来だったと思います。今思えば、終始目をつぶってCDを聴く様にすればもっと楽しめたかも知れません。もっとも、舞台を見ながら、「何だよぉこれは、何なんだぁ、、」とずっと思い続けていたからこそ、最後まで寝ることなく覚醒状態で鑑賞できたとも言えます、演出家の狙いはこれだったのでしょうか。

追記:先日届いた雑誌に、早速このレビユーが出ていました。この演出をかくの如く不満に思うのは、もしかしたら私だけかも知れないと思っていましたが、やはりそうみたいです。更に、最後の項では編集長が、とても感動した旨(演出も)書かれていました。ちょっとは予想していましたが、やっぱりプロの人の意見はそうなんでしょうねぇ。上述した通り、私なんか経験も知識もないですし。でもまぁ、単に正直、私には理解できなかったと言う事です。


2014年10月13日

_ [private] 久しぶりに東京行き

10月9日より12日まで、久しぶりに東京に行ってきました。台風19号が来ているので、帰れるか心配でしたが、進行が当初の予測より遅かったので予定通りでした。

目的は年に一度の人間ドック、結果概略は検診後すぐ説明してくれるので私の様な地方からの検診者には有難いです。同じところでもう5、6年受けていますが、何だか最近人気の様で、午後からの検診も始めたらしいです。それでも10月はこの日しか空きがありませんでした。直後の概略説明では、体重が増えた以外は概ね昨年と同じで、これと言って問題はなし。但し、コレステロールの様に悪い所も昨年と同様なので、改善されていないともいえます。でもおかげで、その日の夜、娘と、銀座の奥田で食事できました。

「奥田」はミシュラン三つ星の「小十」の奥田さんのお店、場所も「小十」のビルのB1で、値段も内容も三つ星より少しだけカジュアル、と言う所。でも予約が「小十」より少しだけ取りやすいのが一番のメリットです。この日検診が終わって、すぐ電話を入れましたら何とか予約が取れました。昼を含めて何度か行っていますが、改めて素晴らしいです。夜は安い方で18Kですが、素材、手の入れ方、共に非常に素晴らしく、上の三つ星とは量の差ぐらいでなかろうかと思います。席数もカンターが8席、あとテーブル席が1つ2つ位だったと思いますから、税金やサービス料が上乗せされますが、ワインでも飲んでもらわないと、この価格ではあまり儲かんないかも知れません。

翌金曜日の昼は、買い物であちらこちら奔走。少々疲れましたが、早めにホテルに帰って、夜は7時半からスイスシャレーでワイン会。それについては、下記の別項目で。

土曜日から日曜日午後まで在京出来るのですが、東京では午前中は大概の所は何もやっていないです。以前10時過ぎに秋葉原に行ったら、何処もやっていなくて、ゆく所に困りました。それなので、最近は朝ホテルを出ると上野に行きます。美術館や博物館は結構早めから開いているからです。土曜日に上野に行くと、何と「ウフィッツィ美術館展」をやっていました。ウフィッツィは私が世界で一番好きな美術館です。日曜日の朝は、六本木の美術館に行ってみましたら、此処では「オルセー美術館展」をやっていました。うーん、東京って凄い所ですね。

昔から、美術館に行くととても疲れるのですが、今回は年のせいか二日間続けたせいか、特に疲れた気がしました。腰や足が動かないと言うのではないのですが、日曜日の午後になると疲労感がひどく、秋葉原に行ったのですが、秋葉原探訪も充分に出来ず、漫画喫茶に入って休んでいました。何だか年齢を感じます。

_ [wine] ルロアのグランエシェゾー59と、リッシュブール88

BBRのNさんが数日前BBRを退職したので、丁度私も東京で出るので、10日の土曜日にNさんを囲んでのワイン会を、スイスシャレーで開く事にしました。

徳島から持ってゆくワインは、そのBBRから買ったラギッシュのモンラッシェ2003と、赤はえらく久しぶりにルロアのグランエシェゾー1959を持って行くつもりでしたので、高島屋でルロア担当の名取さんをお呼びしました。昔、一時期出回った59のグランエシェゾーですが、こんな古いルロアは今となっては超貴重でしょう。よく見ると、(59だから当然なのだけど)ドメーヌ物ではありません。折角名取さんも来てくれるし、ドメーヌ物も必要かな、と思い、ドメーヌ・ルロアのりリッシュブール1988も持ってゆきました。

懐かしやこの1959にグランエシェゾーは、1994年にシンガーさん所(当時は「ヴィンテージ」)から買ったワインです。もう20年前ですね。その当時結構出回ったワインで、流石にスイスシャレーのマダムはルロアの59と言うと即座に分かった様でした。

ルロアがドメーヌ物を出すのは1988かららしく、一緒に持って行ったリッシュブール88は初リリースだったのですね。当時パーカーさんの評価がものすごく高く、確か「このワインをセラーに仕舞い込めは人は幸せ」とか何とか書いて有ったので、ちょっと頑張って買ったワインです。それでも今と昔では全然値段が違います。10年程前に一度開けた事が有りましたが、まだまだ堅かった記憶があります。

まずはラギッシュのモンラッシェ2003です。6本単位とは言え、このワインが複数本買えたのはBBRのおかげでしょう(当然、それなりに高いけど)。2003は凄く暑い年で、赤はまだしも、白は酸不足が懸念されますが(だから、これ以外の03の白は買っていない)、これは凄く美味しかったです。02とかだとまだ少し早いのかも知れませんが、03は今が一番良い感じですね。

話題の59のグランエシェゾーは、以前からのワイン好きは、当時一度は飲んだ事が有るようですし、私も昔に何回か飲んでいますので、少し飲んだだけで周りの人に飲んでもらいました。何だか凄く評判が良かったです。

おかげでリッシュブール88は殆ど話題に上らなかった気がしますが、私としては、やっと開いてきてチェリーの香りヴィヴィットで、なかなか素敵だったと思うのですが。

この日は、たまたま近くのテーブルに、以前高島屋でルロア担当されていた菅原さん(すごく有名な方)もいらっしゃっていたりして、話も弾み本当に楽しかったです。そのせいで、ワインの写真も全く撮っていませんが、それぞれ有名なワインですから特には必要ないでしょう。


2014年10月24日

_ [wine] Burunello di Montalcino 1990 (Conti Costanti)

1996年(もう18年前になる!)に結構安く複数本買ったワインで、直前では2010年の1月に開けていますね。この日記にも、その時簡単な感想を書いています。(ラベル画像は、そちらを参照)

あれから4年たって、以前の時の感想とは違い、今では開栓時より、「ワイン」として、ほぼ十全の状態と言えます。とても綺麗に熟成していて、美味しくて美しいです。「つぃー」って伸びた、辺のとても長いテイストとアフターで、もうまぁ見事と言うしかありません(久しぶりに、ライブ評論です)。


2014年10月27日

_ [wine] Echezeaux 2005 (Domaine des Perdrix)

2005を中心にして、その辺りのヴィンテージだけ結構出回っていたワイン、と言う印象があります。それまでも、ドメーヌ・デ・ペルドリなんで知りませんでしたし、それ以降も殆ど見かけません。ちょっと検索してみましたら、90年代後半から有ったみたいですね。この後も09までは有った様なのですが、最近のはどうも全く入っていないみたいです。画像の説明

この2005は、ほぼ2万円で買っています。エシェゾーとしては、やっぱりちょっと高いからでしょうか、あまり売れなかったみたいで、それ以後もう少し安く売りに出ていたのを結構見かけましたので、追加で幾らか買っています。私としては、一度も飲んだ事のないドメーヌでもありましたし、ずーっと気になっていました。まだ05なんて飲む時期ではないとは思うのですが、それでれもそろそろ10年経ちますし、複数本有るので、本日初めて開けてみる事にしました。

開栓したボトルの裏ラベルを読んでみると、ここはアントナン・ロデの所有と書いて有りました。ラベルが結構格好良いので、「これ良さそう!」と感と印象だけでちょっと高めだけど買ったのですが(例によって、メルマガの押しも結構あったと思います)、ロデの傘下だと知っていれば、買わなかったかも知れません。

飲んでみた印象としては、一般的なロデのイメージと違い、なかなか良かったです。ヴィンテージも05と良いですが、エシェゾーとしてはかなり良い方ではないかと思います。詳細は知りませんが、多分畑自体が良い気がします。1/3位飲んだくらいから、香りも複雑さがぐんと増して、地力が有る感じで更に魅力的です。もう少し熟成させても大丈夫ですね。