2012年08月01日
_ [wine] Hospices de Nuits, Nuits St. Georges "Les Lavieres" 1970
流石に盛夏は暑いです。軽くクーラーのかかった所にいる事が多いので、別に夏バテと言う訳では無いのでしょうが、何かしんどい感じ、、こう言う日の夜はよく冷えたシャンパンって思った頃もありましたが、何故かそういう華やいだ気分でも無くワインを探しに行って開けたワインがこれです!。
購入は1998年、当時結構やっていたUSのオークションで買った物で、当然アメリカ経由。いやぁこれが、酸の効いたテイストで(状態の良い物とは言えないです)今のシチュエーションにばっちりです!。普通には「酸が回ったワイン」と言うのでしょうねぇ、ちゃんとしたワインバーでは出しません。開栓直後のグラスで酸が立っていても、その内刺激的な酸が消え、複雑さと仄かな甘みを醸し出し素晴らしいワインに変容するブルゴーニュも多いのですが、今回はそんな望みははなから持ちませんでした(はっきりした根拠は有りませんけど、勘ですね)。
でも古いワインは良いですね、私はタンニンが立った若い濃いワインより、酸がかなり目立つけどまだこういうワインの方が好きです。でも一人で一本飲んでいると、最後の方はちょっと辛い気もしましたが、、
2012年08月11日
_ [audio] Nakamichi 630 チューナー・プリアンプ
Nakamichiは魅力的な機器が多いですが、本職とも言えるカセット以外では、このチューナー&プリアンプの630がとりわけ素敵ですね。600シリーズは斜めパネルが特徴的なシリーズで、プリ、メイン、カセット共に入手しています(カセットは結構難あり品)。残ったこのチューナーは余り見かけた事が有りませんでしたが、最近やっと入手しました。照明関係だけですが、本日ちょっとメンテしてみましたので、自分の為の備忘録として日記にします。
届いた品は、動作には問題が無いものの、レタリングがかなり剥がれていて、判別不能の箇所もあり、ネット上で630の画像を見て確認しました。それと、チューナー部分の表示&照明が弱いです。この機種、ここのところの大きなダイアルへの緑の照明が、実に魅力的なのです。
本日、中を開けて確認したところ、ダイアル表示用の緑色のキャップをかぶせた2個のランプに内、一個が切れていますし、もう一個もかなり暗いです。測定したところDCの12Vで点灯しているようです。ここをLEDに変えるのは当然ですが、昼に具体的な対処を考えた後、緑LEDではなく白色LEDに使用していた緑のキャップを流用する事にしました。緑LEDでは、元のと色の感じがずいぶん変わってしまう為です。白色LEDでも元のランプとは幾らか違いますので、試しに電球色LEDを使ってみましたが、それも余り感じが良くないので高輝度白色LEDにしました。
このLEDは3.5V 20mAですので、電流制限抵抗が必要です。だいたいは計算で出ますが、実際の値は接続してみて決める要がありまして、計算より少し多めの330オームが丁度でした。抵抗を入れる場所も、色々考えたのですが、結局表示基盤にしました。その基盤のパターンをちょっとカットして、330オームの抵抗を間に入れます。所謂ムギ球の様なランプだけを、緑色のキャップと高さ調整のエンパイヤチューブ共そのまま流用して交換しました。画像の通り結果は満足すべき出来です。
あとは、所々剥がれてしまっているレタリングですね。修復は・・・難しいでしょうね、傷もありますし、いっそ全部剥がしてしまって塗装しなおして、レタリング無しののっぺらぼうが良いかも、と思って居ます。
追記: どうもプリ出力のRCAピンの接触が良くありません。この機種、背面のRCAピンの所はかなり特殊な事になっていて、右画像の様に、RCAピンパネルと基盤が一体となった物を取り付けています。こんなの初めて見ました。これですとピンだけの交換は事実上不可能です。おまけに、フォノ入力横には入力感度切り替えのSWまで付いています。
暫く考えた末、このサブパネルと入出力基盤を使用せず、リーマーで穴を広げてシャシーにRCAピンを取り付けて、そこから直接配線する方法しかないと言う結論になりました。Phonoの入力切替機能が基盤にはあるので、ここだけ切り取って残すこともできますが、まぁこの機種でPhonoを使う事は今後も無いでしょうから、そこは無効とするのが手間がかからないでしょう。
この改造には3種の2.5mmピッチのコネクタが必要です。こういう小さな細かい部品は実際に手に取ってみないと分からない事もあり、通販が難しいです。地方ではこういう小さなパーツ一個が一番入手に苦労します。日本橋や秋葉原に行ければ、簡単に手に入るのですがねぇ。
_ [wine] Brunello di Montalcino UGOLAIA 1990 (LISINI)
モンタルチーノの中でも好きなリジーニ(リシーニ?)の、それもウゴライア!、それも1990!、です。
「90?、ちょっと早いかも、10年ちょいだよね」と本気で思っていました。じっくり計算すると(じっくりじゃなくても普通は即答だど)22年経った物でした!。「90って、もう20年以上なんかい」と感慨ひとしきり、、です。
ワインは美味しいです、確かに飲み頃では有るでしょうが、健全そのもので古いワインと言う感じは全くありません。色はまだまだ結構濃いです、果実味も充分で、時間を経ただけ複雑さがましていますが、サンジョベーゼ特有の酸もかなり顕著に有りまして(ここら辺りが好みが分かれる所かもしれない)、好む人には更に長熟傾向です。
もう1本有りますので、可能ならばあと10年後に開けて、綺麗なブルゴーニュの様になった姿も見てみたいところです。(10年では無理かも知れない、、)
2012年08月17日
_ [wine] Nuits St. Georges "Clos des Argillieres" 1973 (Leroy)
ずいぶん昔に買った、ネゴシアン・ルロアのニュイ・サン・ジョルジュ1973です。記録によれば購入は1996年ですね。その少し前くらいから、ネゴシアン・ルロアの69とかの古いワインが数種ずいぶん出てまして、色々買って結構飲んだ記憶があります。ただこのNSGの73はあまり出なかったですし、それに73ってヴィンテージはとても珍しいので、73生まれの人が居るかも、と思い飲まないでおいたワインです。
夏なんで、古くて軽めのワイン、と言う事でこのワインを開けてみました。確かに結構軽いですが、痛んだところも全くなく、非常にすばらしいワインでした。ネゴシアン物なので、どっかのドメーヌでずっと保管されていた古いワインを見つけてきて、それを購入し自社のラベルをつけて売ったのかと思ったのですが(よくある話です)、驚いたことにコルクにルロアの名前が入っています。
リコルクの形跡はありませんから、ドメーヌ物では無いとしても、少なくても瓶詰めからルロアのワインとして作られた物であることがわかります。このヴィンテージにして、この見事で素敵なテイストはそれなりの経歴を持っていることで、いくらか理解できますね。
でも、このワインが6千円ほど、、当時、ルロアが出しているのでワイン自体は大丈夫だとは思っていましたが、ヴィンテージを考え合わせてあまり買わなかったのが残念です。
追記: 後でボトル後ろを見てみたら、裏ラベルがあって、「このワインはルロアによってセレクト、瓶詰め、熟成されたワインです」と枠で囲ってキチンと書いてありました。
_ [wine] Seyssel cuvee de l'Abbaye 2008 (Martine et Bernard MOLLEX)
ついでなので、つい先日飲んだワインで、今年3月にサヴォア地方のワインの作り手を訪問した際に買ってきたセイシェルのワインです。
この度のサヴォア訪問で、とりわけ印象に残ったのが、このセイシェルの町の佇まいです。谷間の静かな小さな綺麗な町で、こんな所で暫く過ごしてみたいと思いました。
サヴォアで買ったワインは、同行した娘のスーツケースに入れてもらい持って帰りましたが、もう殆ど飲んでしまいました。(たぶん)一番良いと思われるマレステルを最後に残して、このセイシェルのワインを飲んでみました。確か、訪問したこの作り手のラインナップの中で、白ワインとしては一番高価なモノだと思うのですが、販売価格は何と5.7ユーロ600円弱です(その時写真に撮った価格表で確認しました)。
それで、このワインとても美味しかったです。3千円でも悪くないとおもいますし、千円以下のワインとしても破格に良いと思います。今まで飲んでしまった、持って帰ったワインの中で一番美味しかったです。
やはりセイシェル、もう一度行ってみたいですね。セルン(CERN)が本当にすぐ近くなので、そちらの見学も兼ねたいです。
2012年08月20日
_ [wine] Bonnes Mares 1999 (Druhin Laroze)
ボンヌ・マールって、私の印象の中ですが、なんか何時もガチガチな気がします。名前はなんだか優しそうななのですが、それで飲んでみると予想といつも違って、結構堅いワインだったりします。
このドルーアン・ラローズのボンヌマール99、2002年に2本買ったワインで1万円弱と結構安かったです。以来、10年間我が家で熟成、1本目を飲んだのは確か2年ほど前だと思いますが、単にかたいだけのワインだった記憶が有ります。ですから、今日もそれほど期待せずに開けたのですが、やはり熟成の結果か、特級の質を見せる出来でとても見事でした。これぐらいのテイストですと、色々お話が出来ます(まぁ、一人で飲んでいるので、自問自答、記憶を辿っての独り言、って所ですが)
開栓直後はやはり堅い感じでしたが、それでも一流の魅力が有りました。そして時間が経つほど少しずつほぐれてくる感じで、飲み終わり最後の今、開栓後2時間の今が、一番良いみたいです。ドルーアン・ラローズ、前回飲んだ時は、どうかなぁ?、と思ったのですが、やはりそれなりに良いですね。
2012年08月27日
_ [wine] Chateau Montus cuvee Prestige 1995
確かこの95のモンテュス・キュベ・プレスティージはパーカーポイントがとても高くて有名だったと思います。(私もそれで買ってみた訳ですが・・結構高かった)
何年か前に1本目を飲んだ事がありますが、記憶している印象としては、濃いのだろうけど若くて固くて何処が良いのかよく分からん、、って所です。まぁそれから何年か経っていますので、そろそろどうかしらと、開けてみました、、
ああ、若い!って感じではありませんがまだ濃くて元気ですね、タンニンはそれほど顕著ではないですが血のテイストがとても強いです。総じて強い味ですね、これがこのワインの葡萄、タナの特徴なのかも知れません。で、そのテイストのインパクト自体はあるけれど、ワインとしては概して粗雑です(ムチャクチャ荒いムートン、と言う感じもしますが、、)。酔ってはいないけど、半分飲むのがやっとでした。
また、あと10年ぐらい置いておいて、充分熟成したらどうなるか分かりませんが、少なくても今の段階は、洗練さとは対極のバーベキュー向ワインでしょうか。最近は全くトレースしていないので分かりませんが、ここらの時期に、パーカーさんが100点近い点を付けた比較的無名で安価なワインって幾つか有って、何種類か試した事が有りますが、大概はガッカリする出来(まぁ値段なり)だったと思います。今からじゃ遅いんですけど、、
後日:飲めずに半分ほど残してしまったワインをヴァキュヴァンで栓をして、2日後に飲んでしました。粗野なところが無くなり、なかなか良いです。やはりこういうワインを今飲むには、デカンタが必要ですか、、でも17年経っているのワインなんですが、、。この所、熟成を楽しみにして置いてあった95や96の白ワインが結構死にかけているのにショックを受けたり(プレモックスというやつらしいです)、飲み頃ってやっぱし難しいですね。