2008年01月01日
_ [wine] お正月は90のシャンパン。
前にもどこかに書きましたが、当方旅行か出張でも無い限り、休みとは言えども昼間から酒を飲むことはできません。唯一許されるのが、誰も来ないお正月、、と言うわけで、この数年お正月は「昼間ッからシャンパン」と決めております。それもこの所は、ずっとドンペリ90とグランダーム90を交代交代に飲んでいます。昨年はグランダム90だったので、今年はドンペリ90の順番でした。
1990はシャンパンにとってもビックヴィンテージ、更にその頃はシャンパンがとても安かった。90まではクリスタルだって、1万円以下で買えたのです。さすがにクリスタルはどこでもは売ってなかったけど、ドンペリなどは、こんな地方都市のスーパーでも8千円程で売っていました。田舎なのでそれでもあまり売れず、「90のドンペリ8千円」が長らくそのままで店頭に並んでしました。今日のは1998年に買っていますが、2000年ぐらいまでは、某スーパーの棚にあった気がします。それを見て、「今にして、これは世界一安いドンペリ90なのでは」と思ったものです。
その当時に何本か買っておいた為に飲めるわけですが、一昨年位からドンペリ90はとても美味しくなって(昔はそれほど良いとは思わなかった)、今年飲んだのも、とても美味しいです。ここに来てグランダム90と差が付いてきまして、昨年飲んだグランダムはそろそろ下り坂なのに比べて、ドンペリ90はまだまだ健全で美味しいです。でも出来としては96の方が良いと思いますが。
2008年01月03日
_ [wine] Ch. Grand-Puy-Lacoste 1970
お正月なので、とっておきのワインです。もちろん私にとって、と言う意味です。このワインを買ったのは、記録によると1988年。所蔵ワインの中でも最古の部類のワインです。確か、当時は結構立派だった池袋西武のワイン売場で、珍しく古いボルドーを見つけたので(当時は古いワインなんてあまり売ってなかった)、結構高かったけど買ったワインでした。
当方の手元に在ってほぼ20年です。しかも、私がセラーをしつらえたのが95年ですから、6、7年は温度管理の無い状態にあったわけです。どんな風になっているのか、とても心配でもあったのですが、開けてみるとコルクは非常にしっかりしており、開栓時に小さくですが、ふわっと良い香りが、、こういうワインは間違いなく素晴らしいので嬉しくなりました。
開けたばかりのテイストは、少々ドライ。でも私の知る限り、痛んだ所はどこも見あたらず、ボルドーの良い熟成の完成形です、素晴らしい!。これが何年も夏を越したワインでしょうか、その保管温度とかの通説は、全く、どーなっているんでしょう、不思議不思議、25年近くワインを買い、古いワインもそれなりに飲んでしますが、いよいよ分からなくなるばかりです。嗚呼、これだからワインって楽しい。
時間にして、開栓後20分ぐらい、当初、果実実が落ちてドライ、と思っていたテイストにほのかな甘みと複雑さがぐんぐん出てきて、またアフターテイストも魅力的で、全く素晴らしい。最近はブルゴーニュにちょっと傾いていたけれど、こういうワインを飲むと、複雑さエレガントさでは、綺麗に熟成したボルドーにとどめをさす。(官能さ、陶酔さでは、ブルゴーニュよね)
開栓後40分過ぎ(正月なので、今日はリアルタイムで書いてます)、アフターは更に開いて、テイストもフィネスを纏い、魅力的なことこの上なし、まるで良くできたラフィットの様、このワイン、66年あたりのラフィットって言っても疑わない。グラン・ピュイ・ラコストって、こんな素晴らしいワインだっけ??。無いのはパワフルさだけだけど、そんな物は、熟成したワインには必要ないよね。
開栓後50分ほど、ますます素晴らしい、しかし、どーなんでしょうか、アフターの複雑さとその見事さといい、テイストの気品さといい、全く1級の出来です(それ以上)。
開栓後1時間を少し過ぎ、広がったアフターはクート(少し短くなり)、テイストは少しバランスを崩してきたかな、、と言うところ。少しして、澱混じりの最後のグラス、開栓後1時間で急速に落ちてきた感じ、テイストもアフターも短くドライ、しかしながら、年頭の「美しくも儚き大輪」に感謝。
2008年01月05日
_ [wine] Ch. Cos D'Estournel 1983
まだ、お正月なので(今年は休みが多かった)、またまた自分にとって特別なワイン。コスの83です。まぁ、ボルドーのスーパーセカンドとしてはありがちなヴィンテージで、特に珍しくもないでしょうが、私がこのボトルを買ったのは1987年、先のグラン・ピュイ・ラコストよりまだ一年前です。
購入店は、懐かしき赤坂のカーヴ・ド・ヴァン。齢22、3で、初めて此処を訪れた時の衝撃は未だに忘れません(今でも有るんでしょうか?)。価格も記録してありまして吃驚しました、1万8千円です!。高いですねぇ!、多分かなり思い切って買ったのでしょう。この時期のは、日本でまだワインが安くなる前の価格です。これ以降ワインは内外価格差が無くなり、どんどん安くなります。でも最近はどうなんでしょう、コスでもこの位するのかな?、でも昔とは違いますね。
手元に保管すること20年以上、内、7、8年は温度管理無し、と言うワインで、やはり少し心配しながらの開栓ですが、先のワインと同じく、香りにもテイストにも、熱に当たったなどという印象は微塵も無し。名前とヴィンテージから推測されるイメージ通りの、非常にまっとうなコス83で、とても美味しい。
その7、8年の間は、一応温度変化の少なさそうな、蔵の1階に置いてあったのですが、だからと言って真夏に外が34度になっている状況で、地下でもないので、中が20数度って事は無かったでしょう。我々の聞いたりする通説って、本当にどうなっているのでしょうか?、また、時折経験する、如何にも熱に当たった風のボルドーは、一体どの位の温度になったのやら、、
少し時間が経つと、香りもアフターも更に高く、ストラクチャーも深いし果実味も気品あり、これは本当に素晴らしいワインです。特に熟成が早いとも考えられず、どう考えても非常に良い状態で保管された、本物のコス83です。何年飲んでもそうですが、やっぱり、ワインって良く分からない。(だから楽しいのですが)
2008年01月21日
_ [audio] UREI 813BX
止めればよいのに、またオークションでスピーカーを買ってしまいました。前々からデスクサイドSPとして使っているアブソリュートも、安かった割にはなかなか良くて他のに変えられないし、またこの前買ったウエストレイクがとても気に入ったので、この頃スタジオモニタに傾いている訳なのですが、そこで聞いてみたかったのがウーレイ(UREI)です。
ウーレイのSPも時折出品されてはいるのですが、今までは落札できずにいました。今回は入札者1名で落札しました。で、驚いたことに、落札してからWEBでちょっと調べたり、今回落札した物をよくよく見てみると、この個体は、1年半ほど前に、その少し前に亡くなった有名なジャズピアニストS氏の愛用品としてオークションに出品された物である事が判明しました(その時、私も入札した)。S氏とは世良譲氏であります。写真は、その世良さん愛用SPとして紹介されているページに載っているのものです。(私が落札した物と、木目までも同じです。同じ個体と思って良いでしょう。)
その時のオークションは良く覚えていまして、終了日は、何とチェチーリア・バルトリの東京公演の当日で、終了時間はどう考えても公演中。仕方なく開演直前に入札しましたが、案の定、確か私の入札の1つ上で落札されていました。ヤフーオークションも長らくやっていて色々入札もしていますが、たとえ落札できなくても時間が経つと大概は、「あぁ、買わなくて良かったぁ」とか思うものなのですが、これだけは「当日がバルトリのコンサートで無ければ、、」と後々まで残念に思っていたものです。
今回の出品者は、IDは違うものの、その時に私の入札のちょい上で落札した人と、同じ人の様です。(複数のIDを持ってる人は結構居ますね)1年半前の出品の物は、確かサブウーハーのエッジが寿命だった旨書かれていましたが、それは今回の出品者が交換してくれています。良く分かりませんが、オーディオ機器の取り扱いに関しては、プロかセミプロみたいでして、本当はちょっと心配したのですが、上手く交換してくれています。
当然、今回の私の落札価格は、前回の落札価格よりかなり高め。要するに今回の出品者は、安く落札して、1年半所有して、エッジを交換して、少し高めに私に売ったわけです。差額はエッジ交換料としてはちょい高かったかも知れませんが、、一度は後悔し諦めた物が、偶然(同じ物と気が付いたのは落札後)手元に来るなんて、奇遇であってある意味面白いです。
そのウーレイ813BXは一昨日届きました。サイズは事前に確かめていましたが、目の前にすると、確かに大きいです。こんな大きなスピーカー最近は見かけませんね。最初は、動作チェックの後すぐ倉行き、と言うのも考えたのですが、まずその倉にも空きスペースがないし、流石にこれは暫く聴きたいので、ボレロ+ボレログランデ、ガルネリオマージュとウエストレイクのスタンド代わりにしている古い山水のSPをどけて、設置することしました。このウーレイの上にウェストレイクです。ちなみにその外側のスカイライン2000はそのままです。
早速つないで音を聞きますと、ホーンの良さは良く分かりますが、どうも高域があまり伸びてないですね(当然か)。なんか、音が下の方でよどんでいる感じで、ふんづまりっぽいです。まぁどんなSPも、ポンと置いて良い音が出ることはまず無いので、まず足回りを固めて、キチンと設置をしないといけないですね。それと、やっぱりスーパーツイータは欲しい気がします。
