2016年06月01日
_ [computer] マルチモニタ環境での不都合
先の日記の通りの4kモニタを中心としたマルチモニタ環境にしていますが、些細な問題が幾つかあります。
ビデオカードはGTX750で、DP,DualLink-DVIx2の出力端子があるので、正面の4kには当然DP、脇のWQXGA(縦)にはDVIで接続してあります。Win10の画面の設定で当然DPの4kをメインモニタにしていますが、ブート時にはDVIから立ち上がります。OSが立ち上がると問題は無いのですが、BIOS(UEFI)を操作したいときには、縦にしてあるDVIの方に出てしまうので、操作しづらくて困ります。
前はWQXGAの3面だったので、正面モニタをBIOSが出てしまうDVI端子にしていたのですが、それが出来ません。
どの出力端子が優先されるかは、要するにビデオカード自体の設定なので、どうにかならない物かと色々調べてみたのですが、変更の方法はなさそうです。当初は、DVI接続してあるモニタの電源を落して立ち上げれば、DPのモニタにBIOS画面が出はずと思っていたのですが、、これが出ません!。何故か、物理的にケーブルを引っこ抜かなければダメみたいです。結局BIOS(UEFI)の設定を変える時は、両脇モニタのDVIのケーブルを抜いてから立ち上げる、と言う面倒な事しか出来ない事となりました。
Win10の立ち上がっている時でも、暫くしてモニタの電源が落ちた後に、また問題が有ります。まずPhilipsの43インチ4kモニタで、「入力信号がありません」と「スリープに入ります」と言う表示が、繰り返しずっと出てしまいます。表示通りモニタがスリープ状態に成っても、何故か一定時間が過ぎるとまたアクティブになるみたいです。でも入力信号は無いので、その度ごとにまたスリープに入る、って事を延々繰り返しているみたいです。色々試した所、これはHDMI端子の方に接続してあるKVMスイッチに原因が有る様で、このKVMスイッチの電源を落とすと、この現象は無くなりました。
次に、何か操作してモニタの電源が復帰した時に、デスクトップに置いてあるアイコンや開いてあったブラウザなどが、勝手に移動してしまう事です。理由は恐らく、復帰にモニタ間で時間差が出来て、それによってOSにより勝手に移動されてしまうのではないかと思われます。でもこれには結構困ります。開いてあるアプリ等は仕方ないとしても、アイコンの場所の問題の対処法は、結局「デスクトップに物を置かない」って事となりました。ランチャーとして私は長々と(Win2kの時代からずっと)、確かアイオーデータの何かの品に付いてきたWinkitと言うソフト群のなかのFirstRunを愛用してきましたが、これも強制的に場所が変わってしまうので、ついにClaunchのみの使用に変更しました。Claunchは座標を指定出来るので、勝手に移動しないです。
さらに時折、4kモニタのみ復帰しない事がたまにあります。こうなると再起動するしか方法がないのですが、、
とりあえず、ドライバは最新のにしておきましたが、あまり変わらないみたいです。調べた所、最近では、DPx3のビデオカードも2万位で有る様なので、それに入れ替えて、モニタ全てをDP接続として、最初に起動画面が出る端子を正面モニタにすれは、まぁ解決となりそうです。
しかし、昨日Broadwell-Eも出たし、新CPUと新しいビデオカードで新たに1台作ってみたいな、とも思っています。
2016年06月08日
_ [computer] マザーボードだけが、、無い!
新しいCPU Broadwell-Eが発表され、すぐ売り出されましたが、「別に急いで作る必要はない」と重々了解はしているのですが、構成パーツをあれこれ考えている内についに我慢できなくなって、一昨日CPUからケースまで、必要なパーツを全てネットで注文してしまいました。Broadwell-Eについての情報では、10コアの高価な方から売れているらしいのですが、そんなのは買えないので、せめてクロックが幾らかでも高い6850Kです。売ってて在庫の有る所、安い所を選んだので、4ヶ所に発注です。
「これで2、3日の内に届いて、その日の内にできあがり、、」と思っていたのですが、X99でMicroATXのマザーボードを注文していたツクモから電話があって、注文の品はBIOSが古いのでBroadwell-Eに対応していないとの事。「え、BIOS上げればそれで大丈夫でしょ」と思ったのですが、対応CPUをまず乗せて動かさなければBIOSのヴァージョンアップが出来ない由。恥ずかしながら、それには今まで気がつきませんでした。
まぁ、Haswell-Eを乗せたパソコンを現在使っているので、やろうと思えばそのCPUを持ってきてBIOSアップすれば良いのですが、CPU載せ替えとなると殆ど全分解になるので、超メンドーですよねぇ、正直やりたかぁない!。従って、申し訳ないのだけど、注文はキャンセルしました。でも、ちゃんと連絡くれて、ツクモ、親切な対応だと思いました。ツクモには他のパーツも注文してありまので、そちらで勘弁してもらう事とします。
しかしながら、一般的に通販ではBroadwell-E対応か否かは判別出来ないので、秋葉原のショップに電話してみましたが、Broadwell-E対応のMicroATXのマザーは何処にも無い様で、これには、参りました。本日、発売が比較的最近のFatal1ty X99M Killer/3.1 を取り寄せで見つけて、「当然新CPUには対応済みだろう」と思い注文してみたのですが、確認した所、そこの所(新CPU対応か否か)は、物が来てみないと判らないとの事でしたので、またまた注文をキャンセルしました。
Broadwell-Eが発売されてもう1週間、現在X99のマザー買う人は殆どこのCPUを使うはずだと思うのですが、「普通に売っているマザーボードが、新発売CPUに対応しているかどうか不明」って、売る方として一体どうなってるんだ、と思いますけど、、
ネットでの注文は、最近はどこのショップも対応がとても迅速で(プライムに入っていないせいか、アマゾンが一番遅い!)、本日昼には、マザーボード以外のすべてのパーツが揃いました。届いたパーツを眺めつつ、何時になったらマザーボードが入手できるのかと、思案している所です。
2016年06月10日
_ [wine] Brunello di Montalcino 1990 (Conti Costanti)
久しぶりのモンタルチーノです。以前イタリアはトスカナ地方に行ったときに、実際訪問した事があるモンタルチーノのコスタンティ1990です。
私にとって90って、「最近の割と良いヴィンテージ」って感じですが、良く計算してみますと、驚いた事にもう25年以上経つわけです(同年代の方の印象も同じみたいです)、ちょっと信じられません!!。
これから考えると90のモンタルチーノって、もしかしたら古酒とも言えるかも知れませんが、私の感覚通り、全然まだまだなワインです。この購入は1996年で、当方のセラーに丁度20年、古参の方ですね。たまたま上京の折に訪れた東京大丸でのワインフェア、そこで購入したと記憶しています。
丁度飲み頃、開けた最初はサンジョらしい酸味もありましたが、しばらく経つとバランスも良いし、実に見事で美味しいワイン。ただし古酒ではありません。サンジョベーゼ主体は分かりますが、多分メルロが結構入っている感じで、そこそこ酒体ヴォリュームがあり、ワインとして極めて良、十全です。
本日は、サッシカイアのオリーブオイルを主としてパンと共に飲みましたが、流石にとても相性が良かったです。
2016年06月15日
_ [wine] Chambertin Clos de Beze 1995 (Dom. Armand Rousseau)
良いです、開栓してすぐから、とても良いです。テイストに複雑さやふくよかさもあり、またアフターが凄く綺麗でいて、とてもとても長い。とても見事なクロ・ド・ベーズです。(本日、飲みながらのライブでの感想となります)
色から見るとそろそろもう飲み頃で、とても良い感じで熟成しているブルゴーニュです。ルソーの95は初めてかと思います。94は同じクロ・ド・ベーズを、2度ほど飲んでいると思います。94は流石に立派でありまがら少し痩せている印象もありましたが、この95はその上に豊かさと悦楽がありますね。
30分ほど経ちますと、ワインがシュンとまとまってきた感じで、ピュアさや、一本、こう、筋の通ったテイストも感じられて、ますます見事です。香りはかぐわしく甘く立ち、テイストも最初の頃の少しバラバラな所在から、一つの銀河を構成するが如くに変貌して見事、まるで壮麗な構築物を見るようです。
開栓後一時間、香りは引き続き十全ですが、テイストのフォルムの細部は少し崩れてきたかも知れません。でも、飲んで美味しい事には変わり有りません。
ワイン会などで複数人でワインを飲む場合、ここまで細やかな追随は出来無い事と思います。大概のワインでは、同様で済むのでしょうが、今日の様なワインでは、それでは少し可哀想な気がします。
2016年06月21日
_ [Traveler's diary] コマンドリー・ド・ボルドー世界大会参加
コマンドリー大阪支部に入会してかなりになりますが、「今年ボルドーで世界大会が有り、参加ツアーを企画ました。」と言うオファーが東京支部の方から有りました。
今年はフランスに行っていないし、大会プログラムを見ていると何だかパーティも有るので、今年が学生最後となる娘と参加するのもどうかな、と少し興味を持ちました。ボルドーと言えば、いつもワイナリー巡りに手伝ってもらっているウノコムの加藤さんの本拠地です。ある日の夜、ワインを飲んで酔った勢いで、ボルドーの加藤さんに電話してみたところ、このツアーのボルドー内でのガイドは実は加藤さんがする事になってるらしい、、だろうなぁ、加藤さんしか居ないし、と思いつつも、それじゃあ行ってみようかな、と言う気になりました。
一応娘に聞いたところ、海外に行く話は二つ返事でOK。時期も6月下旬と、私の仕事の方もそう影響ない時期なのもあるし、と参加を決めたのが、申込期限のギリギリでした。
その後、日本から全行程のツアーとしては人数が揃わなかったらしく、また、大会期間前後に自由行動したい人が多いため、現地での大会期間中のみツアーとして、後は個別手配となったようです。私は、大会前か後で加藤さんに、まだ行った事が無いロワールに案内してもらいたかったのですが、加藤さんに尋ねたところ、大会前はシャンパーニュで仕事、大会2日後の26日の夜には、バスクのサン・セバスチャンに行かなければいけない由。それでロワールは無理だけど、大会後すぐにバスクに連れて行ってもらえないかと言うことになり、結局大会後2日間バスクまでガイドをお願いしました。
出発と帰りの飛行機は当初の予定通り、羽田発着のJALです。羽田発着だと、行きは東京での前泊が必要ですが、帰りはそのまま乗り換えて徳島まですぐ帰ってこられるので、関空よりも楽です。国際便と一緒に国内便を取れるので、羽田往復の費用もそれほど負担になりません。帰りは、サン・セバスチャンからなのですが、JALの羽田行きの出発時間が夜遅めなので、ゆっくり出られます。何時ものように昼頃の出発ですと、場所によっては、かなり早朝に発たないといけない事が多いのですが。結局、サン・セバスチャン近くのビルバオ空港の昼過ぎの便でヒースロー行き、そこから羽田に向かう予定となりました。
羽田発のパリ行きは、朝出発で昼過ぎの3、4時に着くので、そのままボルドーまで飛行機乗り継ぎで、あまり遅くない時間に着いてしまいます。何時もだったら、夕方着いて、目的地には深夜着と言うことが多かったのですが、やはり便利ですね。
JALの国際線なんて、もしかしたら新婚旅行以来かもしれませんが、エコノミー席も前が少し広くて、結構楽でした。他の航空会社もこうしてくれれば良いのですが。
着いた日は夏至、この日はフランス全土で、「音楽祭り」の日だったらしく、ボルドーでも人出が多数。遅くまで明るいので、感覚が狂いますね。ただ、私は、ホテルに入ると、シャワーを浴びてから、そのまますぐ寝てしまいました。
2016年06月22日
_ [Traveler's diary] コマンドリー・ド・ボルドー世界大会参加1日目(前夜のガラ・ディナー)
コマンドリー・ド・ボルドー世界大会は、この日の夜の、シャトー・パヴィでのガラ・ディナーからはじまります。ですから朝から昼過ぎまでは、今回のツアーを企画したツアー会社の「ボルドーシャトー訪問のプログラム」が組まれています。ガイドはウノコムの加藤さんです。
朝8時半に、日本人参加者の多くが滞在するホテルのロビーに集合後手配したバスにて、定番ですがChベイシュベルとChラグランジェを訪問します。ラグランジェの椎名さんとは、以前東京のどっかの会でお会いしてお話ししたことがあったので、会うのが楽しみでも有りました。
最初はベイシュベルです。行って話を聞いて初めて、ここは半分サントリーが持っていると知りました。現在セラーと醸造設備は改装中で見る事が出来ないとの事で、綺麗なお城と庭を拝見した後、ワインを試飲させて貰いました。
その後、ラグランジェへ向かいます。サントリーがラグランジェを買って以来、前任の鈴田さんが20年間たった一人で支配人を務めて、その後任が椎名さんです。サントリーは基本的にはシャトー運営は地元フランスの人たちでする方針でして、現地での日本人は支配人だけのずっと一人だけなのですが、椎名さんに後で聞いたところ、もう少ししたら日本人の秘書の様な方(だったと思う)が、来てくれるらしいです。
流石に椎名さんの案内なので、試飲の種類も多くて、割と貴重な白も、ファーストとセカンドの2種類出してくれました。で、この白が双方ともなかなか美味しかったです。
その後、ラグランジェの近くの加藤さんおすすめのレストランで昼食ですが、ここはとても美味しかったです。
この日のボルドーは昨日に続いて晴天。天気が良いのはとても良い事ですが、気温は30度以上、日本と違って日陰は過ごしやすいですが、日差しが強く、日が当たるところではとても暑いです。その後、ホテルに帰ったら、だいたい3時ぐらいでした。
ところで、他の諸々の会でも、事、世界大会ともなりますと、参加するメンバー向けに「世界大会セット」なるものが配られるのが常です。私の場合、今回のそれは滞在ホテルの部屋に置いてありまして、中身は、大会プログラム冊子、名札、ガラ・ディナーとガーデンパーティへの招待状、それとボルドーのガイドと地図とトラムの1日券、そしてお土産グッツが幾つか、、そういう所まで、ロータリーとかの世界大会とよく似ていますね。
ただまぁ、私は直接はタッチしていませんが、実際の運営方面はかなりいい加減だったらしく、少し聞いた話では事前の問い合わせ等々にも殆ど返事が無かったらしいです。実際、この「大会参加セット」を手にしていない人も結構居た様です。それでも、中の名札とか招待状とか無くても、ガラ・ディナーの時に受付に名前を告げたのが唯一の申告で(それすら実際は、そうしないと中には入れないと言う事は無い)、だいたい何処でもそれらしい顔をしていれば普通にスルーだし、結局何の提示も求められずで、何を忘れても別に何も困らない所が、まさにフランスではありますね(まぁ便利です)。
ディナーやパーティなどの大会期間中のイベントに参加する為には、バスの乗り場に集合する必要があります。当初、集合場所はCIVBの隣か向かいのホテルの隣でした。でも実は、あまり一定していなくて、CIVB本部辺りに行って、ぐるっと見渡してバスを探して乗り込む感じですね。この日の夜のパヴィでのガラ・ディナーも同様ですが、ホテルからバスの出発場所まで結構あるので、加藤さんが自分の車で何度かに分けて送って行ってくれて、それに時間がかかって出発に間に合わない可能性が出た事と、娘がかなり気張った服装(ドレスなんて、彼女これが初めて!)をしていたので、乗り合いバスではちょっと、と思ってくれたらしく、結局加藤さんが車で直接パヴィまで送ってくれました。
到着したパヴィは、最近醸造施設を最近新しくした様で、大きな綺麗な建物があります。入り口で名前を告げて入りますと、醸造施設の見学が出来ます。最近出来た施設らしく、見事で綺麗です。その上に階に上りますと、大広間と、結構居広いテラスがあります。高級ホテルの宴会場かと思うくらいの広間の用意が出来るまで、テラスでクレマン・ド・ボルドーが振る舞われました。でも何時も、シャンパンの方がやっぱし美味しいなよなぁ、って何時も思います。時間的には、もう結構夜なのですが、流石に高緯度で夏至の時期、昼間と思うぐらい明るく、日が差すところはとても暑いです。
暫くガーデンで歓談の後、ホールに案内されて、ガラ・ディナーが始まります。日本人はおおよそ、幾つかのテーブルにかためられていた模様。料理は当然ケータリングですが、教えて貰った所、何処かの星付きのシェフ監修だそうですが、「あれ、これ魚肉ソーセージ?!、次のお皿は、焼き鳥?」って印象でした。この大会中、各所で出される料理はずっと同じケータリング会社を使っていた様ですが、はっきり言って大したことなかったです。昼に行った地元レストランの方が、ずっと素晴らしかったと思えます。
ワインは、当然パヴィが出るよなぁ、と楽しみにしていましたが、前座が2種出た後は、パヴィ2004の一種類だけでした。その後の最後のワインは、リストには、「この中の、どれになるかは判らない」とか書いてありました。でも、そんなものは宴会進行まっただ中、先に言った物勝ちで、最初は変なのがテーブルにポンと置かれたのですが、「そこのコンセイアントをください」とサービスの人に直接リクエスト!、結局この日はこれが一番美味しかったです。
まぁ料理自体は大した事無かったですが、そうであってもパーティですから、それはそれで楽しかったです。テロワールとしては誰が見ても素晴らしいのだけど、以前は少し地味目だったパヴィですが、今は花形シャトーです。この新しい施設も大した物ですが、元々斜面の美しいヴィンヤードを、日が落ちてからは、これまた見事にライトアップしています。深夜やっと日が落ちて暗くなり、この回り、とても雰囲気が良くて綺麗です。観光地としても最良です、高価な宿坊も作れば更に儲かります。

こういう場合の宴会は、料理が終わっても、更に日付が変わって暫く経たない限り絶対にお開きになりません。娘は結構手の込んだ格好をしているので、そういう所気を遣って頂いて、遠藤さんと一緒に加藤さんの車で先にホテルまで帰りました。(ちゃんとお礼はしました)
2016年06月23日
_ [Traveler's diary] コマンドリー・ド・ボルドー世界大会参加2日目
昨晩がガラ・ディナーで、本日から世界大会のはじまりです。またこの日は、ボルドーワインフェスティバルの始まる日でもありました(これは実は知らなかった)。
本日の大会プログラムでは、朝、5つのバスに分乗して出発し、「1級相当のシャトーを訪問後、各ワイン地区を訪問し、そこで昼食」らしいです。参加者が結構多いので、全員が一つのシャトーに行く事が出来ない、と言う事と、その他のワイン地区に分散して行ってもらいたい、と言う思惑が有る様です。
行き場所が事前に明らかにされていないのは、参加者の個々の要望を訊く事は不可能だからでしょう。どうしても希望の集まりやすいコースって、有るでしょうから。
私の「世界大会キット」には、「2号車に乗れ」と案内が入っていました。朝聞いた所、同じホテルの日本からの参加者は皆2号車の様でした。実は昨日夜に「2号車はムートンに行ってから、船で右岸に渡る」と、情報が入っていました。
ボルドー市内の移動は、普通トラムを使うのですが、ホテルからトラムの乗り場まで結構距離があるので(歩いて10分くらい)、バスの乗り場となっているCIVB本部前まで、私と娘は他の方とタクシーで行きました。出発時間の15分くらい前に着いたと思いますが、そろそろバスが集まり始めている所でした。行ってみて、バスのフロントグラスを見てみましたが、当然「コマンドリー世界大会ご一行様」とか書いてないし、どれが何号車なのかも、何も表記がありません。まぁこちらも、そんなもんだと思って居ましたので、前にいた人に「2号車どれ?」って訊いて乗りました。出発時間を約20分ほど過ぎた頃(意外とあまり遅れなかった)に出発です。
ボルドー市中心からメドック方面の道は、既に何度か、更にこの後も何度か通りましたが、少し中心を離れると、あちらこちらで区画整備や建築工事が行われています。以前来たときも思いましたが、ボルドーは結構活気ある街です。加藤さんの話では、市長がなかなかのやり手だそうで人気もあり、大統領も狙える位だそうです。
昨日朝とほぼ同じルートで、今日はシャトー・ムートンに訪問です。ムートンと言えば、フィリピーヌさんには、遠目でも良いので一度お会いしたかったですね。頭の良さそうな美人の広報担当の方(少し大きな所は、何処も皆さん美人で聡明そうな方が案内してくれます)が出てきて案内してくれます。噂に訊く、見事な醸造設備を見学させて貰いました。いきなりエレベーターで上階に行くのには驚きましたが、聞いたところフィリピーヌさんのこだわり一杯で、ここが出来て結構経つ筈なのですが、まだ新築みたいに綺麗に管理されています。やはり、結構楽しかったです。
見学の後、テイスティングルームで試飲させて貰いました。普段ムートンに訪問するとどんなワインを試飲させてくれるか知らないのですが、今回下位のクラスのは全く無くて1種類だけ、「昨日樽から詰めてきた、2015のムートン」を試飲させてくれました。ラベルも絵の無いラベルで、下に手書きで瓶詰めの日(試飲日の前日)が書かれています。いやぁ流石に美味しかったです。
ムートンを出てその後、川沿いに出て、小さなフェリーでジロンド川を渡り、対岸に渡ります。暑いぐらいに天気が良く、川はそれほど綺麗じゃなかったけど、気持ちは良かったです。船でボルドー右岸のブライ・コート・ド・ボルドーに入り、川沿いの細い道を南下してコート・ド・ブールに向かいました。もっと広い道もあるらしいのですが、川沿いで景色が良いので、この道を選んだみたいです。そこでお昼です。
私は「コート・ド・ブライ」「コート・ド・ブール」と思って居たのですが、ブライの方は、同じコートを名乗るフランやカスティヨンやと同じ様に、暫く前に「ブライ・コート・ド・ボルドー」となったみたいです。しかしブールはその枠組みには入らず、「コート・ド・ブール」のままだそうです。ちなみに、聞いた話ですが、この隣り合った2地区、実はとても仲が悪いらしいです。
昼食は川が見渡せる、レストラン兼ワインセンターみたいな所でした。出来たばっかりみたいで、ちょっと地味な右岸コート地区にしては、なかなか綺麗です。入り口の所で、地元の(なんて言ったら正確なのか判らないのですが)ワイン組合の人が、マントを着て出迎えてくれました。恐らくこの衣装も地区々々で違っているはずです。
料理はあまり記憶に残らないものでしたが、ワインは流石に、白が3種、赤が4種出ました。全て、ブライ・コート・ド・ボルドーとコート・ド・ブールのワインでした。晴天の暑い日だったのですが、何故か最初に出た白がほぼ常温でした。2本目の白は少し冷えていて、3本目は普通に白の適温でした。
帰りはバスで橋を渡ってボルドー市内に帰って来て、そこで一旦解散です。大会プログラムでは、夕方から始まる、ボルドーワイン祭(フェット・ル・ヴァン)の開会式の行進とセレモニーに参加、、なんですが、殆どの人は、夜のプログラムまでホテルで休むなり、各自観光だった様です。娘は観光に出ましたが、私はフェット・ル・ヴァンの開会式に少し参加です。
何度も書きますが、晴天で日向はとても暑いので、カフェで加藤さんとビールを飲みながら開会式を待ちます。行進は暑いし大変なので、開会式セレモニーにだけ参加すべく向かいましたが、何だか色々なマントを着たりそれなりの格好をした人がごちゃごちゃしています。加藤さんの話では、どうやら開会式なのだけど、開会宣言をするボルドー市長待ちだそう。東京から参加の(確か)吉澤さんが、一人タキシード姿でJaponの看板を持っていたので、換わって持つ事にしました。皆、暑い中、ずっと待っていたので大変そう、特に暑苦しいマントを羽織っている人は。まもなく市長が来て、状況を察して、とても短い開会宣言をして解散となりました。
夜は、大会プログラムとしては音楽とワインの夜会があるらしいのですが、東京から参加の方たちは、知り合いの方の紹介のワインバーみたいなところに行く予定らしいです。それで、私も大会プログラムを離れてどっかに行こうかと加藤さんに相談したところ、ちょうど知り合いのレストラン経営している人に用があるので、そこについて行く事にしました。それでもまだ暫く時間があるので、、結局、加藤さんの知り合いの店に寄って、シャンパンを二人で1本開けてしまいました。確か、ドラピエだったと思うけど、暑い日だったし、久しぶりのシャンパンだったのでとても美味しかったです。
夜行ったレストランは、、すいません名前忘れました、経営もソムリエさんも日本人でしたが、特に日本人向けと言う訳では無く地元に根ざした店として繁盛しているみたいです。この日も地元の方で満席でした。でもまぁ、私はずっと飲み続けだったので、最後は少し疲れたかも、、何を食べたかあまり良く憶えていません。店でタクシーを呼んでもらい30分ほど待って、ホテルに帰りましたが、加藤さんは夜中までオーナーさんと話をしていたらしいです。
2016年06月24日
_ [Traveler's diary] コマンドリー・ド・ボルドー世界大会参加3日目
世界大会最終日、この日のプログラムは、午前中はメンバーによる会議で、立食による簡単なランチの後、最近オープンした、ワイン専門の施設「シテ・デュ・ヴァン」の見学となっています。夜は、シャトー・ダルザックにて、ガーデンパーティです。
午前中は、メンバーによる会議なので、随行者の為の「ボルドー観光プログラム」も組まれている様ですが、娘は独自に観光。言葉にあまり不自由しないというのは、うらやましいです。
どの世界大会でも会議に出る人はそれほど多くない訳で、ましてフランスなので参加するメンバーも多くなかったので、タクシーで会議場に向かいました。時間通りで無くて良いだろうと、遅れて着きましたが、すでに始まっていました。やはり参加者はそれほど多くなく、席もまばらです。どっかの国際会議みたいに同時通訳が入っていまして、ヘッドフォンをして英語に合わせると、同時通訳で翻訳してくれています。椅子も革張りの、かなり高級な物です。「英語なら解る」って事は決して無いのですが、まだフランス語よりは幾らか理解できますか、、
暫くして、エコール・デュ・ヴァンの先生の講演や、ボルドー大学の教授の講演が続きました。パワーポイントの画像が一緒に出るし、英語に翻訳してくれているので、ある程度話は追えるので、楽しかったです。でも、ボルドー大学の教授の話の時は、殆ど寝ていました。
会議が終わりますともうお昼で、その建物の1Fで立食によるランチです。例によって、あまり大したワインは出ないって感じです。
午後2時から、「シテ・デュ・ヴァン」の見学となっていますが、なんだか後は自力で行くみたいです。最初に貰った「世界大会参加キット」にトラムの1日券が入っていて、その時は、「観光の時にこれ使ってね」って事かなと思って居たのですが、どうやら、この日のシテ・デュ・ヴァンに行く時の交通手段として配布された物の様です。私は他の方に付いていったので問題なかったですが。
これが、今年出来たばかりの、ワインの為のミュージアム、「シテ・デュ・ヴァン」です。変な形していますが、デカンターの形を模したとか、誰かが言っていました。入って解りますが、実際にホールとして使っているのは、2Fまでの広い低階の部分です(でも、内部もフラットじゃない)。タワーの部位は、とりあえず一般の人は入れないみたいです。(何か、有るのかな?)
既にボルドーの名所ですから、一般の見学者も随分来ていますが、何だか入場も凄くいい加減で、並んでいるメンバーらしき人が居たので後ろに付いていたら、同行の方が何処かで入場券を貰ってきてくれて手渡されました。「シテ・デュ・ヴァン見学」と言っても、メンバーへの案内プログラムが有る訳では無く、単に入場券をくれるだけみたいです。ちなみに、朝から観光していた娘は、我々の入場からかなり遅れてシテ・デュ・ヴァンに来たのですが、どう言ったか知りませんが、ちゃんと入れてくれたみたいです。一応私は、大会の名札を付けていましたが、娘は何も着けていないのですが。

展示場入場時に、スマートフォンの様な音声ガイド端末を手渡されます。各国言語に対応していて、日本語を希望すると、日本語表記で日本語解説のモードにしてくれます。この端末を使って、展示物のマークの所に近づけると、その言語で解説が始まるという仕組みです。
最初は、結構感心したのですが、これが最初全く使えない!、案内ガイド通りにやっても全然上手く行かない、「なんやこれ、壊れてんのちゃうか」と思って暫く(いや、かなり)悩んだのですが、誰かが、端末の頭の部分をマークにくっつけるようにしていたのを目にして、その通りやったら、やっと上手く行きました。その他、教えてくれなきゃ解らないような、操作方法に明らかに難がある展示物も幾つか有るのですが、何の案内も説明も無いです。やっぱりフランスだな、と思う事。
それでも、内容は流石に盛りだくさんで、良くできているのもあり、凄く楽しいです。なんのかんの言っても、日本語で全ての解説や話が聞けるのは有り難いですし、展示も多岐にわたり半日は充分居られます。難を言えば、1つの展示で一人しか対応しないのが結構あるし、それ以外でもせいぜい数人しか同時に見られないので、大勢人が居た場合には、充分楽しめないと言えます。展示の一つ、アプリケーションが落ちてOS画面になっているのを発見しました。Windows7でした。ご丁寧に、Win10へのアップグレードを促す田マークも出ています。タッチで操作できたので、勝手にWin10にしてやろうか、とも思いましたが、騒動になったら困るので止めておきました。しかし、その前訪問したボルドーのシャトーでもOSはWin7だったし、Win10への拒否反応、フランスでも多いのかなぁ?。
シテ・デュ・ヴァンの展示をつぶさに見ていたら、だいぶ時間が経ったみたいで、一緒に来た方は既に誰も居ない様でした。人も大分すいてきましたので、それまで試す事が出来なかったアトラクションも試して、それから後から来た娘と一緒にシテ・デュ・ヴァンを出て、トラムで中心街に帰りました。今日の夜は、シャトー・ダルザック(Ch. d'Arsac)にて、ガーデンパーティです。昨日までと違って、この日は少し雨模様で、天気が心配です。出発は、例によってCIVB前のバスで、午後6時半出発です。出発まで少し時間が有ったので、近くのカフェでまたビール飲んでました。
何度も通ったメドックへの道をたどり、シャトー・ダルザックに到着です。マルゴーでも少し内陸で、敷地、とても広いです。級付けシャトーではありませんが、クリュ・ブルジョワ・シューペリエールに成っている様です。畑の中に所々、現代アートの展示物があったりします。なんか、カルフォルニアのワイナリーにもそういうの、有りましたね。シャトーに行ってから知ったのですが、例の「ザ・ワインメーカーズ・コレクション」と言う、ワインメーカーの写真がラベルになったワインを作ったのが此処だったんですね。
兎に角敷地が広いので、此処でバーベキューなどのガーデンパーティをする予定だった様ですが、最初少し雨模様だったので、着席でのちゃんとした食事は、醸造設備がある中に移動した様です。我々が着いたときには、ほぼ雨も上がっていたので、最初は外で音楽演奏や軽食などが振る舞われました。
その後、別の棟で、例のワインメーカーズ・コレクションのテイスティングが有ると言うので行ってきましたが、とても全部試飲出来ないので、私でも知っている有名どころのを試飲していました。でも、やはり、ロランのはロランの味がしますね。良かったです。
暫くして、やっと暗くなって、バーベキューも始まった頃、着席しての食事になりました。本来なら外でやる予定だったらしいですが、最初雨模様だったので、セッティングを醸造施設内に移しての会食でした。先にも書きましたが、大会中の食事は、同じケータリング会社が全て引き受けていた様ですが、最後まであまり感心はしませんでした。さすがにワインは色々有ったみたいですが、グリュオ03とナイペルグさんのクロ・ド・ロラトワール07とかが一番良さそうだったので、それだけ飲んでました。
この日もバスでの帰りは遅くなりそうだったので、外で軽食が振る舞われていたときに、加藤さんに「此処にタクシー呼べないかな?」って訊いて居ました。結局、ボルドーで花火が11時半から有るので、それを見る為に遠藤さんらと一緒にタクシーで早めに出る事にしました。加藤さんに花火の見学ポイントを教えてもらって、カフェに入って、遠藤さんはビール、私はシャンパンを頼みました。リュイナールをオーダーしたのですが、「今無いけど、でもハーフのなら有る」と言う事だったので、リストには載っていないハーフのリュイナールにしましたが、これがコルクの状態からも、テイストからも、結構な年代物。人に依りけりでしょうが、古いシャンパンが好きな私には、ラッキーでした。
昨晩は、ホテルで寝かかった頃に「ポン!・ポン!」とやられたので、こんな夜遅くに花火やるなんて安眠妨害だなぁ、と思って居たのですが、見る側になってみると、実際この位の時間にならないと暗くならないんですね。噂では、日本人の花火師が来てやっているとの事で、確かに日本の花火とほぼ同じでなかなか見事な物でした。
2016年06月25日
_ [Traveler's diary] フランス領バスクへ(サン・ジャン・ピエ・ド・ポー 〜 ACイルレギー 〜 オーベルジュ・オスタペ)
昨日夜のガーデンパーティで、一応コマンドリー・ド・ボルドー世界大会のプログラムは終わり、本日からウノコムの加藤さんのガイドで、バスクへ向かいます。
朝ボルドーを出てバスク方面へ、昼に、サン・ジャン・ピエ・ド・ポーと言うコンポステーラの巡礼路で、フランス側の拠点として有名な町に到着しました。午後3時にこの近くのワイナリー訪問をセットしてくれているので、ここで暫く観光です。巡礼のホタテ貝のマークをつけた人たちが(多くは自転車です)結構居ます。
綺麗な小さな町ですが、丘の上に古いお城の様なのが有ります。この城へ向かう口に、外の道までスパイスの香りが強力に匂う店が有りました。入ってみると、各種多様なスパイス、塩、砂糖、そして茶まで、「こんな所にこんな店」って感じです。"Les Recoltes du Monde"と言う店で、HPが有りますね。(http://www.lesrecoltesdumonde.com/)砂糖も各種置いてあるので、娘が乾燥果物とか買ったついでに名刺を渡してきました。
細い坂道を上り、昔の城跡の様なところに上りますと、思いの外大きな建物が有りました。ただ、今は中には入れないようです。本日は、当初はお昼は食べないで良いかな、って話していたのですが、城に向かう上り坂にはレストランも結構あって、お城の見学も早々に終わったのし、良さそうなレストランも有ったので、そこに入ってみました。"IRATZE"と言う店です。恐らくバスク語なので、読み方も良く分かりませんね。でも入った感じも良く、料理も美味しかったです。ワインは地元のイルレギーの白にしましたが、これまた結構美味しかったです。
その後、3時ちょうどに、そのイルレギー(Irouleguy)の作り手Arretxea(アレチェア)につきました。本日は土曜日で、普通だったらドメーヌは受け入れしない事が多いのですが、無理言って開けた貰った様です。この辺り、ワインでは南西地方と呼ばれていて、カオール、マディランそして、割と最近ACになった、このイルレギーが有るようです。実は今回バスクに来るまで、ACイルレギーと言うのが有るとは知りませんでした。
訪問して挨拶してから家に入り、この回りの葡萄畑のの土壌の話から始まりました。かなりいりくんでいる地形で、土壌も場所によってかなり違うので、専門の調査機関に委託して、土壌組成の詳細な調査をした様です。分厚い調査結果レポートを見せてくれましたが、ここまで徹底して調べる事も珍しいと思います。その後、一緒に車で畑を見に行きました。直ぐ裏の、小高い丘の上の小さな墓地と教会跡の有る所に上り、周辺の畑の説明をしてくれます。
それからまた、近くの醸造設備に行きました。ボルドーとは違い、。フランスの田舎の古い建物ですが、綺麗に整理整頓が出来ています。優れた作り手の醸造現場は、設備の立派さとはまた別に、概ねとてもキレイです。一番奥に入ると、驚いた事に、焼き物の醸造釜が有ります。所謂アンフォラですが、形が丸いです。(奥に一つだけよく見るアンフォラがありますが)現在アンフォラ醸造のワインの銘柄が有る訳では無くて、「これで色々試している」のだそうです。この丸い形は、葡萄の粒の形を模したらしく、近くの窯焼きの所で特別に焼いて貰った物だそうです。葡萄栽培も、当然ピオです。
それから家に帰って試飲させて頂きました。昼に飲んだイルレギーの白は結構美味しかったのですが、此処のもとても良いです。その後、土壌の違う畑ごとに、3種の特別な白を作っていると言う事で、3種の白を試飲しましたが、これはそれぞれ確かに味わいが違うものの、どれもかなり素晴らしかったです。あと、赤も飲んだ筈なのですが、印象に残りませんでした。
昔と違い、機内持ち込みが出来ず持って帰るのが大変なので、ワインは極力買わないようにしているのですが、ここでこの3種の土壌違いの白を買ってしまいました。私はお土産等は全く買わないので、楽勝でスーツケースに入りましたが、1本は娘に取られました。
午後5時くらいに、本日の宿、オーベルジュ・オスタペに到着しました。
話には聞いていましたが、門を開けてもらって入ったすぐの所に駐車場があって、まずはそこに車を止めます。サービスマンが直ぐ来て、荷物をゴルフ場で使う電動カートの様な物に載せ替えて、部屋(と言うか建物)までこのカートに乗って移動します。オスタペは山間のかなり広いエリアで、そこに建物がぽつぽつと建っていまして、見た感じおよそ1つの建物に2室程が振り分けられています。広いので移動が大変で、電動カートで移動する訳です。
2階の窓からは、オスタペの全景がよく見えます。少し休憩したあと、夕食まではまだ時間が合ったので、カートに乗って施設内を一周してみました。外国で車を運転する事は有りませんが、オスタペ内のカートも同じで、右左が逆なので対向する時、とっさについつい左に寄ってしまい、結構焦りました。
夕食は8時からにしました。ホテルフロントとレストランを兼ねた建物にカートを運転して向かいます。加藤さんの話では、当初このレストランは、どこかの(忘れた)フランスの三星シェフがプロデュースしたものらしいのですが、地元のからはバスクから出て行けとの反対があり、変わったらしいです。ただ料理はバスク料理なのかもしれませんが、非常に洗練された物で、どっか街中の星付きレストランの様です。ただワインは地元の物以外は案外種類が少なく、白は当然イルレギーですが、赤はブルゴーニュにしたかったのですが、村名ジュブレイ・シャンベルタンしか有りませんでした。
2016年06月26日
_ [Traveler's diary] スペイン・バスク(サン・セバスチャン 〜 ゲタリア)
本日は、オスタペからスパイン・バスクへ向かいます。私や加藤さんはあまり朝食をとりませんが、娘は朝レストランに行った様ですが、「17ユーロもするのでやめた」らしいです。
オスタペを出てから、谷沿いの道を進みました。道は細いですが渓谷の景色はとても良いです。この道も結構由緒ある歴史街道らしいです。(後で地図で調べたら、「パ・ド・ロラン道路」と有りました)暫く行って、海沿いのとても風光明媚な街に出ました。ここも結構有名な所らしいですが、残念ながら街の名前を覚えていません。(ここも、後で調べると、おそらく「サン・ジャン・ド・リュズ」です)時間もあるので、海沿いに車を止めて、暫し散策。前日は曇りがちでしたが、この日はまずまずの天気で、気持ちが良いです。
その後、サン・セバスチャンに向かいます。加藤さんが取ってくれたホテルは、山の上のサン・セバスチャンの街が一望できる所なのですが、街中からは少し離れていますし、チェックインにはまだ早いです。昼食はここから少し離れた、ゲタリアと言う所のレストランなんですが、(スペインなので)昼食が1時半からしか受けてくれないので、まだ時間があります。
それで、まずサン・セバスチャンの地下駐車場に車を止めて、娘の希望だった、生ハムを買いに行きます。この日は日曜日なので、目当ての所は閉まっていた様ですが、他の店で幾つか購入。彼女はフランス語よりスペイン語の方が得意らしいです。
でもまだ少し早いので、まだ12時前ですが、バルに入って少し飲み食いすることにしました。何時も凄く混んでいると言う、何とか言う有名なバルに入り、何品か注文。お酒は当然チャコリです。右画像のコップ酒、飲み残しのチューハイではありません、これが出されたばかりのチャコリです。噂にきいていた注ぎ方も、あのままですね。まだ11時半なので、何とか座れましたが、普通なら凄く混んでいるらしいです。
この後、少し街中を歩いてから車に戻り、ゲタリアに向かいます。昼食は「カイア・カイペ(Kaia Kaipe)」と言うお店です。サン・セバスチャンの周辺には三つ星レストランが幾つも有るらしいのですが、そこでなく、何故加藤さんが少し離れたこのお店にしたかと言うと、料理が美味しいのは当然ですが、「ワインが異常に安い」からだそうです。ゲタリアもサン・セバスチャンと同じく、海沿いの風光明媚な湾の街です。車を止めてから、お店に向かいますと、一階はカフェで、きちんとした食事は二階になっています。加藤さんがカフェの方で働いていたオーナーに声をかけてから、建物の脇をぐるっと裏まで回りながら階段を登り、裏の道に面した入り口から入ります(細いですが、こちらが本通りですね、多分)。
中は結構広いレストランですが、まだ午後2時少し前なので誰も来ていません。(ちなみに、我々が帰る頃には満席になっていました)料理を選ぶのは娘に任せて、ワインリストをもらい見ましたが、確かに安い。概ね、幸運にして購入出来た場合の一番安い市価と同じ位です。でも値段を書いてないのも時々あって、こういうのはワイン好きなオーナーさんに直接きかないといけないのだそうです。
まずは、白はルロアに目が行きました、でも値段書いてない。赤は、ラヤスが安いし、DRCのコルトンも気になりました。加藤さんがワインを頼むためにオーナーを呼んでもらって、暫くして来たオーナーさんに聞いてみましたが、ルロアは無い、ラヤスも全部無い、と言われました。残念だけど、まぁそりゃそうだわなー、と思いつつ、更にきいてみたラブノーのレ・クロも売り切れらしいので、最後、DRCのコルトン12と言ってみた所、探してみる、と言う事で、セラーに行ったみたいでした。
その後、12は無かったけど、13だったら有る、と言う事で飲んだのが、このDRCのコルトン13。私、DRCのコルトンは初めて飲みます。それで、多分今後もう飲む事は出来ないでしょうね。「若いよな、多分」と思ったのですが、全然違います。薄いけれど滋味にあふれた複雑なワイン。なんか過去に飲んだ事があるDRCとは全然違う感じなのだけど、そんな事を忘れて本当に美味しい!。(ちなみに後で聞いたのですが、DRCのコルトン、2013は日本ではまだ出ていないらしいです)
この店のワインリストは、半分以上がスペインワインで、そのヴィンテージ物のストックが凄くて壮観です。50年代60年代からのスペインワインが沢山有ります。本来ならそちらから選ぶべきなのでしょうが、次いつ来る事が出来るか判らない状況では、やはりこういったワインを注文してしまいます。
料理の方でメインはヒラメにしました。焼いて軽く味付けしただけの料理ですが、これもとても美味しい。このお魚はお店の一階カフェの隣、一応屋根は有るけど殆ど野外のオープンな場所で、写真の様な感じで炭火を使って焼いています。全く同じ様にして、肉も焼くのだそうです。カフェの前を通って2階に行く人にはこれは厭でも目に付くので、「あ、絶対これ食うぞ」と最初に思うはずです。私もそうでした。
大満足のゲタリアからの帰りは、山道を直接ホテルに向かいました。ホテルは、サン・セバスチャンの湾の端の高い山の頂上に有ります。街からは少しかかりますが、なにせ眺望がとても素晴らしい。おまけに午後から更に天気が良くなって、昼に寄ったときは曇りで少しさえなかった海の色が、晴れて日が差して真っ青になっています。写真を撮った時は既に午後5時は過ぎていたと思いますが、頃は夏至のあたり、この時間でもまだまだ日中と言う感じです。
ホテルにチェックインして暫く休息した後、娘はサン・セバスチャンの街でバルのはしごをするべく、加藤さんと出かけましたが、私はゲタリアの昼食でもう充分だったので、街にはもう出ない事にしました。このホテルの周辺、実は遊園地になっていまして、そこに行ってみました。
それがまた味のある遊園地で、日本ではもう見る事が出来ない、射的とかホラーハウスとかやってます。しょぼい短いジェットコースターが有ったので、試しに乗ってみましたが、まず座るだけでシートベルトなど無いし、前に掴まるバーも無い。コースの一部がかなり海の方にせり出していて、設備もかなり老朽化してそうだし、別の意味でかななりスリルを味わいました。いやなかなか楽しかったです。
外はまだまだ明るいのですが、部屋に帰り、明日の帰りの飛行機のWEBチェックインとかして、その後日記でも書こうかなと思って居た所で、娘からmail。バルでボルドーで一緒だった人と合流してるけど来ない?、と連絡が来ましたが、ここは街からちょっと遠いし、もう止めておきました。お腹も全く空かないので、夕食無しでそのまま就寝しました。
2016年06月27日
_ [Traveler's diary] 帰国の日(ビルバオ 〜 ヒースロー 〜 羽田)
帰りのルートは、まずビルバオ空港まで行き昼くらいの便でヒースロー空港へ、ヒースローから夜の便で羽田へ向かう予定です。羽田着が午後3時くらいで、そのまま夜の国内線で徳島まで帰ってきます。
朝、空港に行く前に、前日が日曜日で閉まっていたサン・セバスチャンの市場に行き、娘が生ハムを購入。少し早かったので、まだ開いていない店も少し有ったけど、ハモン・イベリコ・ベジョータの生ハムを切ってもらって真空パックして貰っていました。
その後1時間弱でビルバオ空港に到着。昨日の夕方から何も食べていないので結構お腹が空いた事もあり、イギリスで何か食べるより良いだろうと、ビルバオ空港内で軽く食事。なかなか美味しかったです。昼頃の便で、ロンドンはヒースロー空港へ着きました。
イギリスは、丁度数日前にユーロ離脱が決まったばかり。ポンドがかなり下落していまして、おまけにまずい事に羽田発まで充分時間があるので、土産物を強く要請されました。
仕方なく買い物を済ませてもまだ時間があるので、娘と回転寿司の店に入ってみました。娘の話では、ヨーロッパでは時折見かける回転寿司のチェーン店らしいですが、「これ、やはりなんか違う」。それでもまぁ、そこそこ美味しかったし、久しぶりの日本食は楽しかったです。でも結構高かった。